2018年2月14日水曜日

おもてなしもやっぱりカヌー

早朝。ピンと張りつめた空気の中へ。


感謝を伝えるには、やっぱり、これしかないもんで。


二冬目の助っ人に、「おかえりなさい」と、なおきさんが迎えた。


氷の造形美を愛でる日々もそろそろ終わり、か。
長いようで短い冬。群れる夏、単独行動の冬。
今年はカフェを回すのは、もはやできて当たり前となり、カヌーツアーも回すようになった。
どちらも面白がる人はあまりいないよなと二つの間を行き来する度思う。
こうなるともう、どちらかだけでは物足りなくなる。
欲しいものはぜんぶ手を伸ばしていこう、うん。そのために手離すこともその時々でね。
ぼくは面白ければ、楽しければ、そのためのツール、ジャンルなんて何でもいいのかもしれない。
できることが増える。世界の新しい見方を獲得する。これはぼくにとって至上の喜びだ。


水以上氷未満の薄氷が奏でる音楽。
何もないようで、色んな音がある水の上。


8時を過ぎると、荘厳な空気感は一気にまろやかになる。
「早朝」と「朝」の境界は、「旅」と「暮らし」の境界に似ているような気がした。

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