2017年12月11日月曜日

welcome、焙煎


夢中になると、本当にまわりが見えなくなる。
釣りの世界は足を踏み入れたらヤバそうだから、距離を保っている。

自分の癖は分かっているつもりだ。
焙煎も足を踏み入れたらヤバそうだから目をつぶってきた。

しかし、ついに、禁断の果実に手を伸ばしてしまった。


自分で焙煎したコーヒーを先日初めて飲んだ。
専門的にどうたらとかどうでもよく、感動的体験だった。

いつもなら、コーヒー豆を挽くところから始まる工程。
一手間足したら、面倒くさそう?

否。文字どおり「手ごたえ」を手の内に取り戻した喜びったらない。

時間を省くために回る世界は立ち行かないことは今の世界を見ていれば明らか。
後追い自殺などしたくないからぼくは時間をかけていきたい。

小難しいことをいったら手が出ない。
とりあえずやってみよう。

誰でもない自分が焙煎した豆を挽いて淹れる。豆を買い付けて仕入れるという行為以外はすべてぼくの手の内。
「淹れる」だけでは味わえない新しい味。
これは、なんてspecialな経験だろう。
コーヒー。やっぱり最高の嗜好品。



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