2017年11月19日日曜日

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眩い人たちに囲まれて。
好きなことをする。しごく単純なことを続けている人たち。
簡単なことがなかなかどうしてできないと嘆く人が多いことにもようやく気づきはじめてきて。
あれ、あの人もこの人もどうやらただ者ではないということか。
一緒にいると愉しくて。面白くて。予測不能すぎて。先が読めないから物語に夢中になるように。
ぼくにはできないことをできる人がいたら、ぼくは嬉しくてたまらないから、ついていく。
楽しそうな人がぼくは好きだ。
はて、ぼくはその人たちにとってどう映るのだろう。くすぶってみえるのだろうか。はたまた、同じく、楽しげに見えるのか。

普通の顔で店に立っていると、おじさんが嬉しそうに「楽しいだろう、にーちゃん」とニタリ顔。
ん?しごく真面目な顔をしていただけなのに何故?
しかしまあ事実を否定することもせず、素直に答える。

「ええ、楽しいですよ。‥一緒に働きますか?」

そんな一日。
生きている限りは笑っていたい。



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