2017年11月27日月曜日

「私だけの時間なの」

一日は24時間。


その時間すべてを自分のためだけに使える人はそういない。
24時間のうちの15分間。
閑散期の静かな温泉街の小さなカフェでコーヒーを飲む。
その人は、やさしい顔をしながら目の前の景色を、にんじんケーキを、過去でも未来でもなく「今」というこの時間を慈しんでいた。
「(‥かくかくしかじか‥)私だけの時間なのっ」

一杯のコーヒーは一人の女性を少女に戻す。‥こともある。

物語はいつ水から生まれるわけだ。

「贅沢」というのは、財布を膨らませる紙があれば得られるわけではない。

久しぶりに、良い夕方を店より眺める。

お隣『ペンネンノルデ』さんの、冬マフィン‥ココア&ラムクランベリー&クリームチーズマフィン、完成度高すぎです。

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