2017年11月26日日曜日

初除雪と「暮らし」


支笏にもようやっと来ました、白いベチャ雪。


生まれたわけでも育ったわけでもないところで越冬するには強いfor‥が必要。

白い季節は様々、「覚悟」を試すわけです。
生きること。働くこと。遊ぶこと。愛すること。
すべてを集約した言葉を「暮らし」と云いまして。
「今まで」と「今」の思考が生む、最大なる自己表現です。

言葉は真実をいつだって語るとは悲しいかな言えません。
ぼくは言葉に救われたクチなのでそのチカラを完全に信じたいのですが、皆がそうでもないようです。使う人次第で言葉は軽薄にもなり得ます。ぼくは言葉をもてあそぶ嘘つきは大嫌いです。
言葉の使い方に納得いかず、失望することも多かったので、‥言葉のままに期待するぼくが馬鹿なのでしょうが。
勿論、『この人は言動一致、嘘をつかない信頼に値する人だ』と説得力の塊のような人に出会えたことは幸運です。その人がいなければぼくは今ここにいません。

「暮らし」は真実だけを語ります。説得力は言葉以上、その人以上です。

まあ、だんだんと「言葉」よりそちらー「暮らし」から真実を推敲するようになりました。
言葉はときに、残酷です。言葉の使い方を知らない人もいます。
「暮らし」を見ればそれだけで等身大のその人が見えるという訳です。

語らずに「暮らし」に全てを語ってもらえるのが理想。ぼくは言葉のチカラを信じたいけれど、同時に言葉から解放されたいとも願っています。
いつか訪れるであろう夢のような日まで、ぼくはあほみたいにこうして言葉をつないでいくのです。

説得力のある「暮らし」。
ギャップを埋めていくためには足し算ではなく引き算。
どんどん、捨てていくことなんだと感じる初冬なのでした。

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