2017年4月11日火曜日

二冬目のカフェ、ありがとうとさらば

2016年11月17日から再開した二冬目のカフェかのあ。
2017年4月9日をもちまして、めでたく夏眠に入りました。
ありがとうございます。

今年もまた、去年以上に濃厚でした。
飲食の何が素敵って、間口の広さだよなあ、と。無差別で人を巻き込めるというか、ここ数年山に魅力を感じているのも同じことかもしれません。
カヌーは何にしてもハードルが高いのは否めません。マイノリティ。それが悪いわけでは決してないし、誰でもやらないからぼくは続いているのだろうし。

店ができてからは、北極と南極を体内に取り込んでいるみたいな。静と動。外と中。太陽と月。表と裏。光と闇。どうしたってぶつかりますよね、和平を探りますけど。
まあ、季節の変わり目は悩ましいんです。良い意味で。


春の屈斜路湖とSOMOKUYAのキャンパー16。

カフェ業務は本業ではなく、また店を開こうという気概でもってぼく個人が始めた訳でもなく、勿論元々好奇心の全く動かない分野では決してなく、元々あれこれに執着する癖が活かせる分野でもあり、しかし、誤解とか軽んじられたり、勘違いをされている風もありありと感じる季節でもあります。どうでもよかったことが段々気になっていくのですね。意外や意外。自己認識と他者認識とのギャップ。

誰とも共有できない立ち位置ではありまして、
ここにいるのはカヌーがあるからという大前提があるにも関わらず、冬の最中はカヌーガイドであることをぼくは忘れるんですよね。現場を踏まないガイドはガイドを名乗る資格はないとも思いますし。中途半端にどちらもやりたくないのです。店は開店したなら開くのです。
忘れないとのめり込めない、どんな分野だろうとやりがいがぼくには必要です。
でも、季節が動いたら、いつの間にか全てが変わる。

ひとりのときも、手伝いにぱくちゃんがきてくれていたときも、最後は狭い厨房でなんやかんやみんなで働いて、いやはや、楽しんだ。

ということで、
店の休みはぼくの休み、ぼくの休みは店の休みという呪縛(いや、もう少し良い、違う言葉があるはずなのだが)から解き放たれ、カヌーガイドスイッチを探しに久々東の空気を取り込みながら動いています。


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