2017年2月28日火曜日

オジロ天国 千歳川

のんびり起きた休日の朝。今日は執筆活動に勤しみたい。自分の中のまつりにサヨナラを告げるため。引きずり太郎に引導を。

‥だのに、何でだろう。うずうずうず。神さまってやつはやっぱり信じない。むずむずむず。いるならオレだ。何来て漕ごうかな。でなければ、たかこだ。まさとしだ。

何が悪いって太陽。春の太陽のまばゆさったら。やわらかさったら。
二枚重ねのカーテン風の布たちよ、早くそこをおどき。
やる気なく16時には就寝していた太陽さん。充電完了したんだね。朝から全開やないかい。待ってました!いよっ!!!

太陽の誘いを断っては男が廃るってなもんだぜーい。


漕ぐ+αの楽しみを追加。


この道の先はどうなっているんだろう。
場所や使う道具が変われど、好奇心の向かう先は変わらない。
ずっと気になっていたけれど、夏はササだらけで億劫だった。

‥そんなときこそ、道なき道を歩けるスノーシューの出番。
カヌーもスノーシューも、一見道とは思えぬ場所を進める点は共通。物質が水か雪かの違い。traditionalタイプの曲線美形も共通。
なんだろう、縁がある。北国の道具。カヌーのメインは夏。スノーシューは冬。


千歳の地図がまた少し拡がった。


頭上は今までで一番のオジロワシ天国。
カワセミも今季初お目見え。ここで越冬しているヤツがいるのかなあ。
氷濤中、朝の通勤中、オジロワシを探すのがぱくちゃんとの日課だった。道路からでもカッコ良いけれど、やっぱりカヌーだと近い。カッコ良すぎる。めちゃくちゃ近い。大きい。掴まえられそう。水の中を見る暇がなかった。

さらに定かではないがオオワシも間近に見たような…。近距離だったこともあり、羽ばたいたときのサイジングがオジロとは明らかに違うような。何より濃い黄色のくちばしが脳裏に鮮明に刻まれているのだよなあ。油断した。


ゴール。雪の上は引きずって、家まで少し担ぐ。


カヌーで漕いでスノーシューで歩いて、最後はスタート地点の愛車までランニング。コンクリより春雪は楽しく走れる。
カヌーだけでなくまるごと楽しめるのが千歳川。

【ファイントラック】「ニュウモラップフーディ」はしなやかでランニング時にもムレずに快適。ビミョーな気温のときに何を着るか悩みが減った。
何にでも使い回せる道具が好き。

2017年2月27日月曜日

安定感


久々登場。
店なき頃と、店ができた苦しみも共に味わった唯一の同志、ほりにい。


何が良いって安定感。この人と話すと、一般論を取り込める。疼き続ける知的好奇心に素直に足をリンクさせられる軽快さ。未知との遭遇を求め、楽しめる人。
安心してまともにコミュニケーションがとれる人って意外とこの頃少なかったりする。
年も性質も生き方も異なる人が集うことでさまざまな意見や思考が混在する。どれが正解でも間違いでもなくさまざまな価値観があることを知ること。その中から選びとる。生物多様性は重要だ。

顔を合わせて笑う。人間だもの。それだけでいい。それさえあればいい。

ジンジャーハイボール二杯。雑魚は雑魚のまま。

雑魚はふらふらと思考した。
やりたいこと、できるようになりたいこと、こだわり続けたいことがまだまだある。好きなことは無限に拡がっていく。今を愛しつつ、変わることを楽しみつつ、誰にも何にもとらわれずに、心を開放し、ぼくはぼくを極めたい。できないことはなんにもないのだ。

2017年2月25日土曜日

燃え尽き症候群


2017氷濤まつりが終わり、店に一人となり家に一人となり。
無音の部屋で一人、ふと、気付いてしまった。
まつり中、毎日、起きてから寝るまでずっと喋り続けていたことに。


photo by やんそん from 高知。

切り替えがヘタクソなのはやはり変わらない。夢中になりすぎるとあとでしんどい、春が苦しくなるから、人に「切り替え切り替え」と言っておきながら、自分に実は誰よりも言い聞かせていたのだろう。
ぼくは相当の引きずり太郎だ。
やんそんさんの旦那さまはピエールと言う。ピエールはフランスでは太郎とsameらしい。
ぼくは北海道に縁がないなら高知になら住みたい、住めると確信していた。二つの国は空気がどこか似ている。

ただ、元に戻っただけなのに。11月中頃~1月末まで店に一人でいたときは何も寂しくなかったのに。
簡単に人は過去を忘れ、簡単にそれを当たり前とし、突然にそれは跡形もなくなり、記憶の中だけに奇跡として色濃く残る。

残る者だからこそ味わえる喪失感だろう。ビジターのときには考えもしない死角の痛みだ。
前を向くためにやるべきことはただひとつ。
生きることは書くことだ。物語には終わりがある。物理的移動に依らずとも、ペンさえあれば決着がつくんじゃないか。

2017年2月24日金曜日

OISHIKATTADESU

「お口にあいましたか?」とか「いかがでしたか?」
と、会計時にお声掛けする‥ことがある。
いつも、ではない。無差別、でもない。
直感。
食べた感想をぼくに伝えたがっていそうな場合。



Cream cheese frosting message。
(伝説のにんじんケーキの上にかけている「クリームチーズフロスティング」ペンで書かれた食べログ)

カリカリ何をしているのだろうと思ったら。
こんなさりげなさすぎる遊び心のある大人になりたい。

2017年2月23日木曜日

夢を語られる帰り道


これからの話を聞くのが好きだ。
あまり明日を信じられないぼくには眩い。手離した気もしなくはない。刹那的思考が邪魔をして、あまり縁がない話だから嬉しくなる。

湿り雪をheavy snowと言ってしまった。
英語、そろそろちゃんとしとく気にさすがになる。言ってることは分かる。言いたいことを拙くは言える。ヘタクソな方が面白いのはある。言葉でっかちになると本質は掴めなくもなるし。愛があればどうにかなるし。
母語に縛られているから、英語まで母語化したら苦しすぎるとの思いもあり。
しかし、旅人ならともかく、ホスト側としてはナンセンスだよな。
カヌーガイドに憧れる前は、映画の字幕翻訳家に憧れた。
英語の勉強がたっぶりできる学校に行ったら、何でかカヌーに出くわしてしまった。出会い頭、追突事故みたいなもんだ。結局たどり着く先は同じなんだろう。






2017年2月22日水曜日

元に戻っただけ

人波が引いた。穏やかな日常。店が、ホッと胸を撫で下ろしているような気がした。
閑散期に動く人は良き人が多いのが良い。どこまでもやさしくなれる。2月と8月は猟奇的。うふふふふー。


酉年?ぼかあ、うさぎ年じゃい。ヒョーイ。
飛び越えたいのは常識。くだらない枠とか線への異常な嫌悪感は生まれつき。予定調和。当たり前や多数派という奴隷制度からの解放。
右に倣わず、ヒョーイと今年も飛んでいけ。

2017年2月21日火曜日

2017氷濤まつりの本当の終わり


今年の助っ人は佐渡から呼び寄せた、いや、高知から?

久々に会いに行くよと連絡があり、いやいや、でしたらカフェで人波に揉まれてみないかい?と逆スカウト。罠にかかったのかかけられたのか。
再会したら、最後に会ったのがいつだかお互い記憶になくて。


たどってみたら、【僕のアトリエはJR普通電車2 サクラ咲く仙台】。
2013年4月。

寂しさがまた明日を生きるエネルギーになるんだろう。するんだろう。していくのだろう。


2017年2月20日月曜日

北海道千歳市アラスカ 七条大滝と打ち上げ

indoor生活三週間。ああ、太陽の下に出たい。大声出したい。何度願っただろう。店内でムズムズと筋トレするぱくちゃん。カヌーも漕ぎたいがまずは、大地を踏みしめなければ。人間だもの、ね。地に足をつけてから浮かぼう。
outdoorへの病的な渇望、羨望。この気持ちが夏にお相手するお客さんたちの切なる気持ちなんだろう。おかげでより、お客さんに寄り添えそう。天井がないって素晴らしい!屋内恐怖症かしら。
ということで、「北海道千歳市アラスカ」(東京の物書きさん曰く)へリハビリがてら。
支笏湖近くの「七条大滝」(ななじょうおおたき)へ。


支笏湖温泉街内のマフィン専門店「ペンネンノルデ」さんで購入した「くるみチョコガナッシュ」450円を凍る滝の前で食す。外で食べるとなんだか味が違ってくる。食べごたえあるので山歩きにもってこいではありませんか。勿論コーヒーも忘れません。


スタート地点。苫小牧と千歳への分岐の信号を苫小牧方面へ。右手の大きな駐車帯に車を止めたら対岸へ渡ってこのゲートをくぐります。入る人が多いので、雪もこの頃は降らずなので今日はツボ足で余裕。片道30分でした。


林道を道なりに歩くと、「七条大滝」の看板が出てきます。


看板に従い右へ歩きます。
だんだんと水の音がしてきます。大きな道から右側へ外れます。


急な階段が現れます。スノーシューの人はここで脱いだ方が良いかと。


下りつつ、滝の全貌を眺めつつ、滑りつつ。



厳冬期ほどではありませんが、やはりなかなかの迫力。

久々にお酒もたしなみ、久々すぎてジンジャーハイボール一杯で楽しい気分。エコカーもおののく雑魚っぷりでした。


2017氷濤まつり閉幕!最後の晩餐はレバニラ炒め

はじまったら終わった。
ふっくんと男泣きしかけた去年の今日。無我夢中だった。お客さんの反応がとにかく恐ろしかった。
今年は何でもない感じで終えた。
普通ではできなかったことが普通にできるようになっただけ。熱が冷めたわけではない。鈍くなったのでもない。その逆。
すべてが未知だった去年と、前例がある今年。「つくる」のと「なぞる」のは訳が違う。
この一年で、半信半疑だった様々が確固たるものに変わっていた。

冬カフェは勿論、夏のテイクアウトでもツアーの前後、間で毎日コーヒーを淹れ続け、今日の味を決めていた。夏も冬もコーヒーとの追いかけっこだった。
半年でカフェは閉まるが、ぼくは密かにマスターとしてのシャッターは下ろさなかった。
茶色い液体に気持ち悪いくらいに毎日執着してきたおかげで、人が何といっても、ぼくはぼくの「おいしい」を信じられるようになった。

話がそれた。まつりの話をするはずだったのに。
まあ、とにかく、自分が惚れたコーヒーで稼げるのはぼくには喜びであり、まつりはより多くの喜びを与えてくれるので慌ただしくも楽しい毎日でしたとさ。


国によってはお湯のお代わりが無料であることもあるらしい。いろんな当たり前を旅に出ずに会話の中から学べるのも良い。
ホットウォーター、サービスしてないよ案内。

いつかのてやんdayにはこんなイメージを描いていました。ぼくは今、いつかのイメージの只中にいるようです。すっかりそんなこと忘れていましたが。

【クルミドコーヒー@西国分寺】(2013年4月19日)


カフェでも川でもゲストハウスでも家でも畑でもカヌーでも雑貨でも湖でも本屋でも田んぼでも文房具でも絵でもお酒でも餃子でも花でも何でも‥、
とにかく僕もそんな空間を、いつか、つくりたい。

風の通るところ、日の当たるところ、水の流れるところ、みんながふらっと来てくれるようなところ。

2017年2月18日土曜日

2017氷濤まつり閉幕まであと一日 新技発動

もはや、ぼくらが熱中しているのは氷濤まつりなのか、換気扇まつりなのかワカラナイですだよ!勿論カフェも朝から夜まで10時間営業、ちゃんとやってるからね!


コチラが完成品。まるで新品!


完全に剥げた、剥がれた、剥がしたプロペラ。かっちょいい。


寒さに震えながら、(あたたかな日はいくらでもあったのに)塗装の図。本当は「ツヤなし」が良かったけれど、入手できず妥協。


実直な人は実直に仕事と向き合う。


磨きに磨かれた手裏剣。ツヤありもまあ良いではないの。

帰りの気温、-8℃。終日、強風。子どもも大人もほっぺを赤くしながら遊んでいました。
ずっと、まつりやっている気分。
終わったら、歩こう。漕ごう。泳ごう。滑ろう。出かけよう。インドア生活に引導を。

2017年2月17日金曜日

2017氷濤まつり閉幕まであと二日 換気扇とおしるこ

一人ではないので、お掃除強化期間ともなっている2017氷濤まつり。
皆勤賞まであと二日。
帰りの気温は-4℃。最近はずっと-2℃であたたかな日が続いていました。

掃除のラスボスといえば‥


「換気扇」。
ある日、掃除の達人・たかこが「‥見なかったことにしていい?‥」とつぶやいたラスボスについに着手。
どこまでが汚れなのか、元は何色なのかよく分からないまま、戦いの火ぶたは切って落とされた。
今現在、夏も冬もぼくらはお湯を沸かすくらいなもので一般家庭よりずっと使用頻度は低い。多分、この険悪なベタベタは年月の賜物だろう。


このカバーの中が凶悪な厚みのあるナマコのような油汚れでした。油×月日=根深い!

強力すぎるマジックリンでシュッシュ→漬け置き→削り(シリコンスクレイパーやら竹串やらボンスターのスチールウールやら)‥エンドレスリピート三日。


じゃじゃーん!マテリアル!
どうやら黒色は元の色・塗装だったらしく、マジックリンは凶悪な油汚れだけでなく塗装まで剥がしたようで、このように生まれたままの姿に変貌。
やりすぎたかー!無駄な労力を使ってしまった。しかし、このえも言われぬ達成感は何でだろう。
油汚れは一ヶ月以内なら簡単にお湯で落とせるそうなので、こまめなケアが肝心ということで。
油も女の人もケアの方法は同じ。最初から面倒臭いわけではないのです。わはは!

丸裸の換気扇たちを我々色に染めて、定位置に戻してあげたなら、成敗完了です。

掃除の達人への道は長く険しい。

その間には、氷濤会場売店のアイドルが「おしるこ」をお届けして下さったり、
虹色の髪色をしたふっくんに若干引いてしまったり、ツアーの予約を受けたりしながらカフェ営業しています。

偏ったぼくの目に映る世界は「好きな人」と「どうでもいい人」の二種類で成り立っていて、その間の中間層があまりいないことに気が付いた日。肉体関係のない関係であればあるほど「恋心」なくしては成り立たないのだよなあ。
自分の癖を知るのは大事。
自分を受け入れることが地球を愛すること。モー娘。には「地球」という歌詞が多い。壮大なグループだ。

2017年2月16日木曜日

ヤドカリについて

以下、ヤドカリについて。メモがてら。
2015年、宿替えの年。
自宅:狭苦しいワンルームから平屋へ徒歩300歩の引っ越し。「恋人」と宣言して不審がられずに済むのなら公に交際宣言を出している千歳川のさらにそばへにじり寄る。
マツザワ家:市営住宅から一軒家へ。
事務所:温泉街に拠点ができる。

現状維持でも生きていけるけれど、「ここぞ!」(見誤ると痛い目に遭う)なところで動いてみると、あら不思議、それまでいかに窮屈な思いをしていたかがよく分かる。
我慢せざるを得ない日々の些細なストレスは積み重なり、あるところから麻痺状態へ突入する。
人間、よきも悪きも何にでも慣れるようにできている。
不満から目を背けるのがぼくらは上手い。
「何で一緒にいるんだろう?」とはた目には不思議な恋人たちがまあいるのも、慣れ、麻痺、惰性だ。御破算するにも骨が折れることは多い。

店とか家とか車とか、箱モノが大きくなると、戸惑いや悩みも増えるけれど、できることややりたいことがさらに増え、結果的には人間もサイズアップする、できることを身を持って思い知るここ一、二年。恐れ続けてきたけれど、逃げ続けてきただけに「箱モノ」の偉大さにひれ伏す今日この頃。
今の自分も暮らしも仕事も全部気に入っている。しかし、もっと面白くしていこう、なっていくだろう、とも、気負わず、フッツ―に思う。
執着せずに、身の回りの物事人を、ただ、愛するのが肝心だ。非常に難しいけれど、何にもとらわれずに、呼吸のしやすさが最優先。そう、生命第一。

2017氷濤まつり閉幕まであと三日 NORLITE DESIGNS

NORLITE DESIGNS社長withカッコ良すぎるオリジナル製品・手押しソリ。


その名もKid’s Pulkというそうな。
氷濤会場でも「さすが北海道ね」と注目の的だったそうな。いやいや、これは北海道人でも目が点でしょうが!

新宿のイエサブ(イエローサブマリン)にバッドマン仕様のカッコいい児童車(‥うまい!)があり、いつも羨望の眼差しを向けていたことを何でか今ハッと、いや、バッと、思い出しました。


気になる方はHPへレッツラゴー。


2017年2月15日水曜日

2017氷濤まつり閉幕まであと四日 ラスボス


氷濤まつりは会場のみならず、会場外でも遊べます。
ノスタルジックな灯りが夏も冬も素敵な道内最古の鉄橋・山線鉄橋(いつもは単純に赤い橋と呼ぶ)。夏はいつもこの橋下をカヌーでくぐるわけですね。
まー歩くのもいいではありませんか、ということで渡り終えると…

出たな!春の風物詩、マンホール穴。
このへんでは今、ここが随一の深さだろう。
マンホール上だけ、異様に解けるため周囲とのギャップが生まれるのですが、
越冬一年生のとき、千歳の有名人頑固爺さんに「春は落とし穴に気を付けろ!」と忠告されたことを思い出します。


穴があったら入らねば!これを性と呼ばずに何と呼ぶ!どなもんや!

案外面白いので、ひとりでむっつり挑戦していただきたい遊びです。
夏には入れない穴ですからね~。冬季限定。これが本当の白い恋人か。
ムズムズ動くと気持ち悪がられて尚良いかと。

おやすみなさい。明日はソロ活です。おっかないよー。





2017年2月14日火曜日

2017氷濤まつり閉幕まであと五日!


何でもなくない来客が朝から夜まで続いた。
人とのやり取りが一番の御馳走。贅沢すぎてちょいと疲れた良い日。
カヌー塾生やら、冬千歳川ダウンリバー参加者やら、ここめがけて来てくれたおねーさんやら‥。

なんだろう、この感じ。
そうか。そうだよな。ぼくらだけではないのだな。

‥「春」だなああ!!

うずうずうず。尻別川で会いましょう。


写真は最近取り組んでいる課題。
厨房の換気扇カバーのしつこすぎる油退治。(黒いのが油汚れ)
竹串でカリカリカリカリこそぎ落としているところ。

ぱくちゃんのおかげでぼくの美化意識も高まっています。
日々の丁寧な床磨きのおかげで店内がいつもの三倍明るい。
一つの物事に実直に向き合う根気強さ。これが東北魂、かなあ。
エッセンスを受け継ぎ、夏も明るい床を守りたい。

フルマラソンは30キロからはじまる。ラストの2.195キロというのがまた何ともニクい。
今、そんな感じ。三週間。短いようで長い闘い。

2017年2月13日月曜日

氷濤まつり閉幕まであと六日 廻る寿司


夜の『天空回廊』から。光の国へようこそ。

朝、ノリさんとなおきさんと飲食、カフェ談義。
今だけでなく愚痴でも不満でもなく、これからのことを話せる人がすぐそばにいるのは楽しい。
まずは、イメージ、イメージ。

まつりも終盤。踏ん張りますか。



2017年2月12日日曜日

氷濤まつり閉幕まであと7日 氷見うどん400円


何があっても笑顔でありがとうございますと言える凪いだ心はどうしたら手に入るのか、誰か教えてください。

にんげんだもの、無理もある!

諦めも肝心と開き直りカフェ営業終了後、
まだまだお仕事中の皆さまにバレないようこっそりそそくささっさと、今夜の晩御飯は~氷濤会場内売店のうーどん。


photo by 安達茉莉子さま

今冬は穏やかな日が多いので、気持ちよくアウトサイドうどん、いただけまっせ。

あと一週間。

夏も冬も、
毎日、シャッターをガラガラと上げたなら、新しい1日が始まり、
毎日、シャッターをガラガラと下げたなら1日が終わる。
おはよーございます、ありがとーございました。

店との共生。

まつりがおわれば友は南下し、ほどなく夏の仲間が心身共に店に帰り、カフェは、ゴールデンウィーク前に姿を消し、ぼくはケーキづくりから解放され、コーヒーポットは手離さずにカヌーガイドとなり、人の面倒臭さに頭を抱え、冬のソロ活動や期間限定ユニットのことを思い出そう。
春の尻別川ツアーページも更新されていた。まつりのはじまりは、春へのカウントダウン。はじまるまでがまつり。はじまったら、終わる。振り返らないし、浸らずに前を見据えて。

ようやく、一年が滑らかに、何の違和もなく、つながってきた。
自然は身体に、心にやさしい。

2017年2月11日土曜日

氷濤まつり閉幕まであと八日 やさしさと商人魂のせめぎあい


趣味、金稼ぎ。生きがい、金稼ぎ。
休んでる暇、あらへんで。

気持ちよりお高いものはないと思ってやってきた。それは死ぬまで変わらない。心はお高い。安売りはしない。
しかし、一方で金を稼ぐ喜びというヤツを店に仕込まれた。好きなことで稼ぐ本当の意味を知った。
おかげで、そばにあるのが当たり前になりすぎて大事でもない気がしていた金稼ぎの相棒であり続けてきたカヌーも見直す良いきっかけともなった。
倦怠期を脱したら良好な関係が芽生えた。
思えばぼくとカヌーとの関係はなおきさんとの関係でもあったかもしれない。

一番どうでもよかったことが趣味になり生きがいになるのだから人生は読めない、面白い。

雪まつり開催期間の土曜日。
まつりのピークはここだろう。
ケーキはつくれるだけつくった。事前の仕込みは全て終えている。
ケースバイケースでぱくちゃんとも動けている。
あとは流れに身を任せるだけ。流されぬように流れ続けるのさ、とはcaravan。

どこにも余裕がなく食べることもせずに痩せた去年。
楽しいなあと思いながら人波のエネルギーに揉まれている今年。
一年って偉大。去年なんか鼻くそ。毎年そう思えるくらい突っ走り続けたい。
雑魚のままでいよう、いたい。万人に理解されたいわけじゃない。

物語は一杯のコーヒーから。はじまりはいつも。


2017年2月10日金曜日

氷濤まつり閉幕まであと九日! 酸欠

人が話すときに使う酸素量について思いを馳せていたら、何だか少し頭が痛い。
高所に上がらずとも、酸欠って起こり得るんですね。

昨日、温泉街ではたんたん、ふっちゃん、あらきくん、たけちゃんがシーニックバイウェイイベントに備えて作業を進めていました。
氷を育てることに比べたら雪なんざ何でもないと、頼もしきお言葉で、左右対称の美しいハートができました。
寄り添う雪だるまカッポ―が微笑ましい!


早速。一番乗りだろうか。恋人ツナギで。ガチャンピンムック。

【シーニックナイト2017 支笏湖雪あかりの散歩道】
  • 2月11日(土) 日没よりキャンドル点灯 千歳市支笏湖温泉


2017年2月9日木曜日

春の朝んぽ

朝7時、明るい。少し前まで7時半だった。太陽がやる気を出しつつある。
うずうずうず。
『体動かせてないし、ちょっとさんぽ行こ』

氷濤会場へ。
「春だな。まつりも終わるな。もうカヌーモードだから」と頼もしきなおき隊長の脳内は切り替え完了。

こちらはチーム・カフェズ。


ぱくちゃん・ふっちゃん。
いつもありがとうごぜーます。

‥ほうきー!


どうしても喋ってしまう動画撮影なのであった。

2017年2月7日火曜日

好きな人をいじめてしまうのは何でだろう

黄昏時。なんてかわいい佇まいだろうと思ったら、「かのあ」だった。かのあるある。



今日も夜空には月と見まがうほどの存在感を示す金星がきらり。朝のラジオが数日前、今どきの金星は明るいと言っていた。冬の夜。全部が澄む。

star navigation。星を読み海を渡る人々がこの世界のどこかにいる。中学生のころからずっと、石川直樹さんから教わることが多い。少し先輩でいてくれて良かった。

氷濤会場。22時、ライトアップ終了。
夜、二階の寝床の窓から眺める色を失った会場が好きだった。カラフルでない氷濤まつりは成り立たないのだろうか。今までにそういう年はあったのだろうか。
違う惑星を歩いている気になれた。

お隣のマフィン屋ペンネンノルデさんには、東京から絵描きの助っ人が来ているようで。
HP→【mariobooks(絵本作家・安達茉莉子さん)

この方が、また、絵本の中から飛び出してきたみたいな類まれなる雰囲気を身に纏っていて。
背景が冬の支笏湖だから発現している、というのもあるかもしれない。土地なり店なり人なり‥相性がいろいろ、良いのだろう。

本人が一番の作品ではないか、と。
とにかく、かわいらしい。見ていて飽きない。
表現者にありがちな謎のプライド等も無縁であり、いちいち、仕草や行動が人間っぽくなくて、どちらかというと動物寄り。
人間が動物であることを感じさせてくれる。
素直に素敵だと言えず、言えないどころか、いじめてしまうのは何でだろう。

思えば昔からそうだ。
いつも、本当の気持ちは本当であるほど伝え下手になってしまう。言葉はいつだって軽いものしか取り扱わない。
当たり前だ、心はお高い。言葉ってのはなんて厄介な代物だろう。言葉を持たない生き物たちのコミュニケーションは円滑な気がする。

癒されたいときは、この人がいれば安心だろうなあ。一家に一台、だなあ。
そうか、だからブログのタイトルが「毛布」なのか。

2017年2月6日月曜日

『ワガママ』


穏やかな天候が続きすぎている。
いいのか?こんなに楽で?

雪まつり開幕の影響はあるんだかないんだかイマイチよく分からず。
毎日あっという間に夜が来る。夜を告げる音楽、『ワガママ』モー娘。。

まつりが終われば切り替えの春が来る。
いろんなものが切り替わる。
うまく切り替えられるように、カフェを大事にしすぎないように気持ちを整理していく。今はただ、駆け抜ければいいだけ。
駆け抜けるのは簡単だ。消耗はすれど、一番良い。
歩き続けることは難解だ。




2017年2月5日日曜日

隣人が増えた


寝ると朝が来るから、寝たくないけれど眠くなり朝が来る。
朝が来れば、朝御飯の支度をし仕事へ向かう。昼はつくりだめしたカレーを食べる。
去年ガッツポーズをしていた数字を何でもない風にこなす。
人はひとところにとどまってはいられない。
これは慣れではなく、成長。間違いなく、去年の自分越え。カフェとしてのシステムはほぼ、完成。これから、何をしていけるだろう。

いや、眠いは眠い。しかし、ひとりでないことはなんて気が楽だろう。こわいものなしだ。一緒に働くとその人の生き方が分かる。言葉なんかで説明せずとも。一切のゴマかしなく、誠実な人がぼくは好きだ。小手先の技術なんていらない。できるできないとか向き不向きとかでなく、やるかやらないか。やれるようになるのだという気概。どう取り組むか。同じ場所で同じ仕事でも、向き合い方、熱量は人それぞれ。仕事との向き合い方が合わない人とは本当の友だちにはなれない気がするようなしないような。本気でなかったら、何のために生きるのか。どうでもいい仕事をするためにぼくらは生まれる訳じゃない。時間は有限だ。
若い時分に出会ったぱくちゃんと久々の再会がてら共働、共働生活。彼はまっすぐ。自分をごまかさずにいて、だからまあずっとこうして縁があるのだろうなあ、と。途中、同じ子好きになりつつも。わはは!
ぼくの友だちはみんな本当に素晴らしい。
店、色んな人と働ける場の提供、夏も冬もありがとう!オレは店のおかげで楽しいよ。

去年、何にも分からないときに、飲食のちょい先輩ふっくんから吸収していたものがあった。いつも人に助けられる。

2017年2月4日土曜日

去年は去年


明日のことは過去の統計では図れない。
去年があったって、今年は、今は、目の前でしか動かない。

読めない。読めないうちに気づけば渦の中。
自分の思い通りにならないのが面白さか。

2017年2月3日金曜日

穏やかな心持ちも仕込まないと


ようやく、ここ数日の煩い事がひとつ解決。
早期解決が何事も鍵。

仕込みが大切なのは、ケーキだけではないのだ。
尖った心はカフェには似合わない。しかし、守るべきものもある。もっとやんわりとできるようにならんと。まだまだ青い。

明日からしばらく忙しさに呑まれるかなあ、わくわく。月曜日からは雪まつりも開幕。
11月中頃からのひとりでいる時間が、ふたりの有り難みだったり、可能性をより高める。
ぼくはやはり、「共働」というのが好きだ。
店ができて、いろんな人と夏も冬も働けるようになり、巻き込めるようになったのが、とにかく楽しい。一番楽しんでいるのはたかこかもしれないが。
一緒に働くと、その人がよく分かる。何を大事にし、どこを見てどう動くか。人それぞれの癖。得意なことを出し合えばいい。短所を潰したら、長所もなくなってしまうのが人間。短所を受け入れることが、長所を輝かせる。

2017年2月2日木曜日

久々ひとりカフェ日 価値観のせめぎあい

ラブ リンク。


photo by もらい事故たんたん。

生きてさえいればなんのその。

様々な国の人にあれこれを提供する。
Japaneseの当たり前は国際standardか否か。
moralとは。
別に何人とかはどうでもいい。良識。節度。思いやり。これだけ。
いつでもアジアの片隅に飛べるよ、何の心の準備も必要なく。

2017年2月1日水曜日

雑巾がほしい


この頃は助っ人ぱく氏の登場により掃除モチベーションが高まっている。

しかし、雑巾が足りない。

どなたか、雑巾にしてよいタオルや雑巾、余っていたら最大限活用させて頂きますのでご連絡くださいね~。

部屋の乱れは心の乱れ!衛生第一!
よろしくお願いいたします!