2016年9月25日日曜日

久々、千歳川


朝。快晴。風あり。湖をなめるようにじっくり観察。


午後からは再開した千歳川。
やっぱり、本当、素晴らしい川。
この川がなければ、ぼくは冬の美しさを知ることはなかった。


話し上手、聞き上手なお客さまに踊らされ、いつも以上にくっちゃべった秋の千歳川。


諦観。
なんつーか、思っていることを全部口にする前にこらえることができるようになって。
責任感。
他人事じゃなくて、自分事にするかしないか。したいかしたくないか。能動か、受動か。
どっちが楽しいって完全に前者、能動。やらされていると感じながら働いて何の喜びがあるのだろう。のめりこめる仕事があるってどうしようもなく幸せだ。
好きなことで稼ぐ意味。しばらく気づかずにいたぼくが今さら何を、と思われるだろうが。

立ち位置の関係とか積み重ねてきた技術とか関係性。
現場、第一線にいるときには死角だったところが突如として開けてきて。
人と人との間にあるものをないがしろにすることをぼくは良しと思わない。
目の前の人を大事にするところからしかすべては始まらない。開けば明るい。閉まれば暗い。単純なこと。簡単そうなことが難しいけれど。誠実でありたいと常々思うところである。

よきも悪きも人に過度な期待をかけなくなっていく。有限である時間や心を無駄遣いしたくないと考えるようになった。若さ=無駄=贅沢。
それよりも、もっと良い空間のつくり方を編み出すとか、おいしいチーズケーキとかコーヒーの淹れ方をさらに追求していく方がよっぽど生産的であり、断然面白い。

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