2016年7月2日土曜日

フルマラソンと利尻

見下ろせばぐるりと海。



空と海、青の境界はなんて曖昧だろう。どちらでもないようでどちらでもある、「間」に在るものに惹かれる。夢と現の中でも暮らせる。水の上が飽きないのは、陸(おか)と空の「間」だからか。コントラストの対岸を行く。
白黒はっきりしてしまうことで摘まれる小さな芽がどうにかこうにか花になるとき、きっとそれは地球上で最も高貴な花にちがいない。

美しさは、それを感じた人間の手で守らないといけない。感じた人間の責任ってやつだ。




身体のダメージが、あれ以来。
東京マラソン。
ギシギシ、ミシミシ。油切れにはクレ556か、はたまた、
…やめとこ。

何でもない日々。これがあるから、何でもなくない日々が輝く。
最初はおっかなくてたまらなかった自分の分身のようなコーヒーで稼ぐことにも馴れた。しかし、柔らかな「いらっしゃいませ」は冬を越してもできないし、したくもないからしない。「いってらっしゃい」は少し自然になった気でいるが、「おかえりなさい」となるとやはり相変わらずにハードルが高い。それでも、ぎこちないながらに見送り、出迎える。これが店の絶対的存在意義。


時差ボケのため、やらかしたり、いない間に粗相もあったらしい。まだまだ思っているより爪が甘いようだ。悔しくて申し訳なくて眠れなかった。‥冗談。ありがとう。

ガイド業と店での事務作業・コーヒー、二足どころでないわらじを何でもないぜと履きこなすこと。すべての業務において毎日標準以上の高品質を保つこと、までが今夏の個人的挑戦かつ課題。
今年も成長させてもらえそうでワクワクするなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿