2015年12月10日木曜日

オムカフェ日和@苫小牧


お菓子づくりは、気持ちが乱れるとおいしくならない。
夏のウイスキーケーキとの闘いをサポートしてくれたかおりんの教え。ケーキに謝る人が世の中にはいることを知った。

なんでやねん。
…いや、なんか、分かる気もしてきたような。

やさしいだけでは今の世の中駄目らしい。
たまに虚しくもなるから困っている人がいてもすぐに声をかけたり立ち止まるの、もうやめようと思って、
でもやさしくないとお菓子はおいしくならないみたいだ。

困っている人がいたらやっぱりぼくは、見て見ぬふりができないんだろう。
困っているときに、いろんな手に拾われてきた。

支笏湖温泉街、湖側。こじんまりした白い建物、ウッドデッキ。
全く同じ場所で飲食をやっていた先輩に会いにいった。


おむかふぇ日和

イオンストリートをスイートデコレーション側へ走ると程なく右手に和モダンな建物が現れます。ツルハまで行ったら行きすぎ。

元「美里」のご夫妻は相変わらず穏やか。
景色や店が変わっても、人が同じであれば、醸し出される雰囲気は変わらない。嬉しくなる。変わらない味。

ぼくらも飲食に手を出すことになったとご報告。
元々、そうなればいいとの思惑もあったとかないとか。

「ケーキ、つくれるならつくった方がいいよ」、背中を押してもらう。

ケーキ、何でもないようにつくれるようになります。
できるできる。ぼくならできる。ぼくしかできない、大抵はやらない。やらせてももらえない。

春からずっと、お店がぼくを試している。何の試験だろう。いちばん振り回されているのは多分ぼく。いちばん変化しているのも多分ぼく。
勝負は夏だけではつかず延長線に突入した。
一対一になるそのとき、あれこれが明らかになるのだろうか。



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