2015年5月31日日曜日

はじめての‥


飛び入り参加も二つ返事で受け入れて蓋を開けたら、どたばたなんじゃもんじゃツアー。


自分のイメージする、醸し出したい雰囲気というものが、まああるわけです。それは、「やさしさ」だったり、「平和」だったり、「逃避」だったり、「境界」だったり。「かのあ」というか、ぼく個人の勝手極まりない思い。

そんなイメージを具現化できると嬉しくて、できないと悔しくて。

ただの自己満ですが、そことお客さんの笑顔は全く関係ないわけでもない気がしたりしていて。
エゴを貫けば笑顔が増える、と。
誰に誉められるでもないけれど、その空気を感じ取って喜んでくれる人もたまにいて、そういう、ヒトとヒトの間で生まれるモノを追求するのが、消耗は凄まじいけれど、毎日とにかく面白かったのです。

そんな化学反応実験もやりきった感満載なこの頃。

まあ、でも、どたばた大事なものを忘れたり、まあ、そういうありえない失態も、人間だもの。
たまにはやらかします。逆に貴重ですということで、ご愛嬌イレギュラーツアーとなりました。
皆さまのやさしさのおかげでどうにかこうにかやっております。


写真は、「はじめて」つながりの逸品。人生初の自分で手に入れた陶器です。
麺類からご飯もの、何でもイケるオールラウンド。
とあるギャラリーで惚れてしまったのですが、使えば使うほどに好きになっていけるという何とも魅力的な器でございました。ちょっとざらりとしているのもたまらんとです。

かさばる、重い、壊れる。荷物になるものは敬遠して毎日がキャンプなコッヘル暮らしをずっと続けていたぼくは、もしかすると、こういったものにずっと憧れていたのかもしれません。

いつかの憧れを現実にすると、今度はいつかの現実が憧れになるのかもしれません。

2015年5月30日土曜日

久々の凪


今春は例年以上に荒れてばかりの支笏湖。
去年の秋を境に、美人は理性を失ってしまったのかもしれない。

すると、支笏湖が言った。
「何夢見てんのよ、完璧な人なんていないっての。いいかげん現実を見なさいよ。私を見てごらんなさい。醜態を晒したってそれでもどっこい生きているじゃない。恥ずかしくても、悲しくても、図々しく、図太くならないと、なっていかないといけないのよ、生きるってそういうことでしょ。いちいちに感じ入ってたらもたないわよ。」


今日は、「日頃の行いが悪い」三人衆のおかげで、凪ぎました。
幻想的な霧に包まれながら漕ぎ出していく。
徐々に徐々に上がっていく霧。周囲の山々の稜線が明らかになっていき、肌寒かったのが嘘のよう、暑いくらいの快晴。
初夏を告げるエゾハルゼミが涼やかに鳴き、新緑の候は過ぎ去り、緑はとっくに夏モード。
湖底温泉も珍しく意気盛ん。どこかで何かが起こる前兆か?

午後も穏やかな湖面をパワフルに漕ぎました。水温は体感で7℃ほどだろうか。魚の姿も確認。
そうか、六月からはヒメマス釣りが始まる。釣りたてのヒメマスが食べたい方はポロピナイ観光センターへ。

あっという間の夏がいつの間にか始まっている。

2015年5月28日木曜日

転勤当日カヌーでテロテンのやさしさに包まれたなら

「問題のあるレストラン」で真木ようこが言っていました。



いや、本当にそうなのです。
ただ、いい仕事(まわりの評価は一切関係なく、完全なる自己満)ができなくなってきて初めて、今までいい仕事をしてきたことに気付けたということでもあるのです。

馬鹿な事ばかり口走ってしまいました。
「何言ってんだオレ?」なんて思わず口にしてしまいながら、それも全部ひっくるめて受け入れてもらってしまいました。

気が緩みきったのは、未熟なぼくのせいでもありますが、一番はお客さんのせい。


素敵な笑顔は、本当に優しい人だけの特権。

ぼくの方が「ありがとう」な、笑いっぱなしのツアーにSP thanks。


こちらでは、学生一日授業が行われていました。


2015年5月27日水曜日

コーヒーと美容師さん

東京でのニート期に大変お世話になった恵比寿の美容師・篠原氏(【OWL】)。
髪を切るというか、アニキのような篠原さんと互いの近況報告をするために通っているようなもので、‥あ、勿論センスも腕も申し分ないわけで、東京近郊の方は是非一度お試しあれ。ぼくの名前を出してもらえれば、篠原さんは暫しの沈黙の後、涙を流すに違いない。

そんなわけで、
春か秋の帰京の度に恵比寿へ向かうのが常なのであるが、この頃は帰る回数自体が減ってきた。

北国でなかなか素敵な美容師さんに出会えず、それならばとセルフカットスキルを磨くようになって数年。

腕の立つ素敵な美容師さんは、なんと、隣町に潜んでいたのです。


髪型が決まれば、世界が華やぐ。

恵庭、【ル・クール】。

(写真。時間が経ってしまったので少々髪型も乱れてしまっておりますが)

それもこれも、大好きなコーヒーのおかげでありまして。

嫌なことや悲しいことがあって家に帰ったとき。I’m home。どんなときでも、変わらずに安心できるコーヒーを、そんな自分にとって、世界一のコーヒーをぼくはいつからか探し求めていました。
「おかえり」、そう言ってくれる飽きのこない、とっておき。代えのきかないコーヒーがどこかにあるはずだ、と。

そうなのです。幸運なことにあったのです。

世界一のコーヒーも、やっぱり、近所に潜んでいたのです。

店名を見て、思わず唸ってしまいました。
どうでもいいけれど、ぼくはうさぎ年です。寂しいと死んでしまううさぎの好物はにんじんです。


夢の中で描き続けたイメージ通りのコーヒーが目の前に現れたのです。ほくそ笑むなと言われたって、土台無理な注文というやつです。ぼくは本当に幸せ者だと思います。

世界一のコーヒーを月に一度買いに行く楽しみができました。

世界一のコーヒーを淹れる楽しみができました。

世界一のコーヒーをおいしいと言ってくれる笑顔が増えました。


いつものコーヒー屋さん通いがここで暮らしているのだという実感を与えてもくれました。
冬にここを離れるとこのコーヒーが飲めなくなる。それもここでの初めての越冬を決めたときの重要案件でした。


いろいろな豆があるからどれにしようかと悩むふりをしながら、頼むものはいつも同じ。


あるとき、そのコーヒー屋さんでヘンテコなワークショップの案内チラシを見かけました。

ん?宮大工?リノベーションじゃなくてラノベ?
昔なおきさんが話してくれた恵庭の変な人かなあ。

予感は的中。ぼくはワークショップに参戦。
そこで、同じく参加者であったル・クールの美容師さんに出会い、今に至るというわけです。

一杯のコーヒーのチカラは侮れません。

美容室の話なのかコーヒーの話なのか、何が何なのか分からなくなってしまいましたが、まあそれもまた一興。

素敵な物語はいつもコーヒーから生まれる気がします。


2015年5月24日日曜日

from lake to river


遠くの友だちの誕生日。お空のだんばばの誕生日。
会いたい気持ちをとっておこう。

そんなわけで、特別な一日は、一瞬で駆け抜けていきました。

昨日はなおきさんが、from river to lakeのhard day。



今日はぼくが湖から川。

千歳駅まで送迎ということで、通常時は千歳市スポーツセンター上がりなのですが、今日はそこも越えてカヌーで直接駅近くまで漕ぎ下りました。
町中水上観光も楽しんでくれたご様子。

一日の終わり。夕方の千歳川に癒されるひとときなのでした。

2015年5月23日土曜日

今日も友だちがやってきた2

いつも以上にドタバタな土曜日。

今年も友人がまたひとり、ふらりと遊びに来てくれました。

この景色を共有できることが素直に嬉しい。
忘れてはいけない日々の原動力。


束の間、凪いでくれた湖に感謝。
心を大いに震わせているような後姿を、お口にチャックをして見守りましたとさ。



稚内から長時間ドライブ、お疲れ様です!

午後は、市内の千歳川から戻ってきたなおきさんと大所帯海賊Sotoツアー。



2015年5月21日木曜日

looks like 白夜


夏至前の北国は最高。
日が長いので午後からでも一日分以上遊べる。


19時3分、遠出をしてからの帰り道。誰もいない湖上をあいつと二人占め。

くだらないやりとりが、実は何より大切。

2015年5月20日水曜日

雨を連れてきたのは

午前午後共に、昨日の雨でツアーを今日に振り替えたお客さんとマンツーマンで、静かにSoto。



夕方からは風が挙動不審。何狙いだろうかとビビっていると空気が一気に冷たくなった。
うーむ、参った。湖から川の中へと踵を返すことに。

程なくして、やっぱり来た。春雨。

「雨から逃げられたと思ったのに」とは、この頃の国内旅行で雨続きだというお二人。


晴れでも雨でも、君がいれば何でも、どこでも、何だっていいよね。

なんて。


なんだか、何がというか、なんだか、少し、うまくなってしまったなあ。ツアーに関してだけの話。
勿論、毎日が新しいのは変わらないけれど、目を見張る新しさは減ってきて、結末が最後まで読めない刺激的な物語が減っていって。
見ているものや、求めているもの、大事にしたいものや守りたいモノが日々変わっていくから、それは当たり前のことではあるのだけれど。

かといって、いつまでも、ヘタなままではいられないしそれは許されないわけで、順当にステップを踏んでいるわけで。
が、「無駄」とか、「夢中」とか「がむしゃら」が武器だったいつかのぼくは、今のガイディングにいちゃもんをつけるに違いない。
「本気出せ、しゃらくせー」と怒り、「けっ、つまんねーの」と鼻で笑うだろう。

感じる心にも、許容量があるのだろうか。
溢れたら不感症になるのか、はたまた、さらに敏感に研ぎ澄まされるのか。

2015年5月19日火曜日

春雨がおいしければいいのに

今朝の目覚ましは太陽光ではなく、雨音。
のんびりしたい休日の雨音は最高のBGM。

太陽が休んでくれたおかげで、この頃望んでもいないのに早起き続きのぼくもゆっくり眠れたのは幸い。
夏の北国の太陽はよく働く。朝早くから、夜遅くまで。ブラック企業もあんぐりやないかい。見習わねば。いや、そこは遠慮しておこう。
冬の分に少し光を回してくれればいいのだが。

そんなわけで、オールデイロング 雨。

ツアーは明日に延期。これが本当の「水商売」。空いた時間でフィールドワーク。春の雨は冷たいなあ。人っ子一人いないでないの。

予定を立てるのが苦手なのは、こういう事態に遭うことが多いからか、はたまた‥。



(photo by ほーりー)
SBB(しゃぼん部)カヌー乗り部員、随時募集中。ご興味のある方はご一報。
みんなで吹くと愉しいんだなんだなんだもーん~♪(一年で唯一テレビにどっぷりな氷濤まつり制作時に盛り上がったとあるCMソング)


2015年5月18日月曜日

そうだ、カヌーを買おう&飛び入りSoto&千歳川

荒れた後のご褒美がすぐにやってきました。
昨日の今日でここまで静かになるから不思議。同じ人とは思えない。


カヌー購入を考え、最終決断を今日のツアーで決めようとやってきてくれたファミリー。
‥責任重大やないかーい。でも、今日のコンディションなら心配なし。

ハイテンションなカヌーキッズたちに、お父さんもにんまり。
後ろでガイドもにんまり。


午後は、お店にふらりとやってきた方々が、なお店長の笑顔に撃ち抜かれたようで、飛び入り参加。


予約なしでも場合によっては、漕ぎ出せるので、気が向いたらお店に立ち寄ってみて下さいね~。



いつもより遠いところまで、新緑堪能ロングツーリング。


暑くも寒くもなく、風も穏やか、水碧し。遊ぶには今が最高。

太陽のパワーが増してきています。
帽子、紫外線対策をする方は万全にして下さいね。

ツアー後は、千歳川ツアーに出ていたなおきさんをお迎えに。
ん、いないぞ?‥‥


あ、そこか。



なくても誰も死なないカヌーだけれど、この人は死ぬだろうなあ。

2015年5月17日日曜日

風立ちぬ

穏やかで平和な土曜から一変。
風の唸り声が耳をつんざく、2015シーズン一番の大荒れday。
湖面で踊り狂うウサギたち。
毎日漕いでいる、けれど、だから、ここはこわいところだなあと、心底思う。

こういう日はどうもいけない。心ここにあらず。いつも以上にそわそわと落ち着かない。
風が立つ。湖面より何より騒々しくなる、この心。
少しは慣れてくれればいいのに、うるさいんだよという気持ちと、慣れてはいけない慣れだという相反する気持ちと。
コダックみたいに頭を抱える。

言葉を持たない者たちは、声なき声を持っていて、
言葉を持ってしまった愚かな生き物たちに語りかける。

ぼくらが呼吸をするように、【生命】には皆、呼吸がある。「湖」も然り。‥別湖

いっとう大事なことは、いつも支笏が教えてくれる。
叱ってくれる。優しくしてくれる。笑ってくれる。唄ってくれる。
でも、いくら通じ合っている気でいても、湖とひとつにはなれない。


いつもより、短い時間。一緒に乗って、友人知人ツアー。



新緑も整ってきて、水の色が明るくなってきました。


2015年5月16日土曜日

一カヌー乗りとして

支笏湖温泉街、湖畔沿いのとあるお店。
店長代理(なおきさん)の気分次第で?赤と緑のカヌーが入れ替わるそうな。


本日、午前。ほぼベタ凪。


いろいろどうでもよくなる美しさ。天国なんてのがあるのなら、きっとこんなところだろう。

湖面が凪ぐと心中穏やかではいられない。



体感水温度計は、本日5℃+。
5℃以下は、痛みが走る。今日はそれがマイルドだった。もう少しすれば泳げるね。



現場感覚を取り戻せ。
何百回と繰り返しているわけだけれど、こうして振り返ったときのカヌーたちがぼくは好きだ。

橋をくぐって川から湖へ。




 まるで夏。




乾く春


何だか空気がかさついているおかげで、どうも体調が冴えない。
風も太陽も不安定な春にリンクしてしまう敏感野郎はぼくだけではないようで、気圧に悩まされている人がちらほらと。


そんなこんなで、
「まだ支笏湖にいるのか?三日前から実は…」
友人から唐突な電話。あほか。人のことは言えないが。

出会って早十年らしい。
人の十年なんて、昨日みたいなものだなあ。
重みを一切感じられない十年はぼくに安堵、脱力感を与えてくれる。

無力感。これが大事。水の上での学び。潔い敗北感。癖になる快感。地球に歯向かっても無駄。受け入れるのみ。今畜生には鉄拳。感謝には許し。誤魔化しても無駄。全部お見通し。愛される人、愛されない人、その違いはナニ。それは覚悟。そこに賭すナニか。

何をやろうがやらなかろうが、一生は一瞬。一人一人の生命なぞにたいした意味などない。
だから、シンプルが一番。これだと思ったら、それが正解。それも正解。

大して変わっていないけれど、十年前よりずっと楽。十年前のおかげ。ありがとう。

2015年5月14日木曜日

終わらない物語~眩い新緑 スイープ美人~の巻

物語には結末がある。始まりには終わりがある。が、しかし、終わらない美人というのが世の中には在るのです。


ここ数日は新事務所作業円滑化システムを構築すべく奮闘していたのでなんだか久しぶりのツアー。
‥といっても、たった三日ではありますが、現場野郎には貴重な時間でございました。
恋は盲目とはよく言ったものです。距離を置くとよく分かる、恋の真価、素直な気持ち。



支笏湖漕ぎは一年振り。
「ガシガシ漕ぎたい」欲求は満たされたろうか。


事前の台風予報に「泣きそうでした」とは、おにーさん。格好も決まっているお二人に太陽からのご褒美。



眩すぎる、春紅葉。いつの間に。この前まで「もう少し」だったのだけれど、見ているようで何も見ていないのだなあ。分かっているようで何にも分かっていないのだろうし。
新緑の千歳川も素晴らしいだろうなあ。

色彩の美しさに逸る心。夏か来るぞ。




支笏湖~千歳間の春紅葉トンネルも最高です。

2015年5月11日月曜日

「ほり・W・ほーりー」劇場


水の上以外の居場所ができました。


【かのあ】な日常も、あれもこれも、変化の大きな今春。
冬を越し、そろそろ来道一年を迎えるほーりーも、なんだか様になっています。


さて、今日はどのパドルにしようかな。
マッシュルームグリップのパスファインダー?ワンピースパドルのアッシュビーバーテール?



え?なんですか?面白いことやれって?



‥Hey!

サービス精神旺盛なほーりーおじさんなのでした。


淡い、産毛のように頼りない新緑の候。ああ、もう、なんていじらしいのだろう。

赤いカヌーと、C・W・ニ‥違う違う。




2015年5月10日日曜日

サガリバナとバイカモとSBBとかのあショップオープンパーティ


たったひとつの花の名が、あの日の記憶を呼び覚ます。


「名前って何?バラと呼んでいる花を別の名前にしてみても美しい香りはそのまま。」
とは、シェイクスピアか。

北にいながら南のサガリバナの話を聞かせてもらったので、ぼくは千歳川にゆらめく可憐なバイカモの美しさについて話したのです。


春を探して、水上散歩。



「happiness only real when shared」
(幸福が現実となるのは、それを誰かと分かち合ったときだ。)

こうして、目の前に幸せが見えるわけです。


ただ今、千歳川は、白い妖精たちが主役。




そこから支笏湖へどたっと移動して、本格始動のSotocafe開店。





湖畔沿いでは、ぼくの好きな花、シラネアオイが咲き誇っていました。



2015年初SBB(しゃぼんぶ)活動は、舞い散るサクラの中。


片付けを終えると、知った顔が続々と。


どれもこれも、カヌーがなければつながらなかった縁。


2015年5月6日水曜日

最初で最後?のサクラフレーム

今春GWのSotocafeはゲリラ的開店だったので、なかなかあのサクラが登場しませんでしたが、今日は今季初にして最後?かもしれないお花見Sotocafeとなりました。



ちょいと葉桜モードに入ってはきているものの、いやはや、やはり、美しい。
めでたく陽気な春とはどうも相容れないぼくですが、このサクラは好きです。


去年のサクラ、一昨年のサクラ、どこかのサクラ、いつかのサクラ。
サクラの数だけさまざまな思い出が脳裏に浮かんでは消え、ああ、月日は百代の過客にして行かふ年も又旅人也‥なんて、おくのほそみち、松尾芭蕉。次のテストに出るってよ!



サクラを見て、「きれいだね」と言い合う。
幸せってそういうことだとぼかあ、思うのです。
それ以上も以下もなく、だからどうした、どうなったなんてさして重要ではなくて。

他愛もない会話の中にのみ、真実は宿るのだ、と。



「喋る」という技術はシンプルな故に奥深く、恐ろしくも面白く、それはまさにカヌーワールドに通ずる世界観。
カヌーも、話すことも、愛することも、すべては、音、リズムなのです。