2014年11月18日火曜日

モノ書く民

両手で足りないくらいの愛する人たちに手紙を書いていたら、夜だった。
訳のわからない、届いて果たして嬉しいのかも分からない、今の思いや悩みをつらつらと綴る。
会えない距離も時間も、埋めてくれるのは、言葉だけ。

この世には、自分の心の中にも、分からないことが多すぎる。

でもやがて、訳の分からぬ涙の理由だって、書いていくうちに明らかとなる。
ペンと紙は、全部お見通しなのだ。

リハビリ完了。

ガガガSPの「私鉄沿線」という曲にこんなフレーズがある。

人を好きにならなければ
世の中の苦しみが減るんじゃないかなと思う


ぼくもそう思う。
好きだから、悲しいのだ。切ないのだ。寂しいのだ。
好きだから、苦しく、狂おしく、会いたいのだ。
ぼくらは、とってもセンチメンタルな人間なのだ。

恋の放棄は、死ぬとき以外ありえない。

子供のときに思っていた以上に、大人というのは切ない生き物だ。

すべての大人たちに、乾杯。

好きは恋人だけの狭義的意味合いではありませんので、あしからず。


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