2014年9月22日月曜日

続く突然の雨

気持ち良い秋晴れの中、久しぶりにみんなでSoto Cafe。


ツアーの合間にはまたしても激しい雨。
落ち着かない空模様です。


木の枝やら何やらあれこれが千歳川源流部の行き止まりには溜まり、このように、なんとも不思議な光景。




2014年9月21日日曜日

hands shake 親バカヌー


それはそれは、一年前のことでした。
こんな不思議な一日があったことを思い出せたのは、あなたがまたここに来てくれたから。



いつかのてやんday→【雪・虹・紅葉・支笏ブルー

青の濃くなった支笏も久々に晴天×ベタ凪でお膳立てしてくれました。


素晴らしい景色を見(てしまっ)たとき、大切な人たちにも見せたいと思うのは、ぼくだけではないようで。


同じ景色を家族に見せたくて再び‥。


青い空、ぷかぷかと雲。緑の水、ゆらゆらと赤いカヌー、父と息子は何語る。

なんだか嬉しい一日でした。
ありがとうございます。


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2014年9月19日金曜日

たまには、ゆるり

ねずみーらんども真っ青のワクワクランド、秀岳荘白石店にて手に入れた二冊。

・新谷暁生さん「北の山河抄」
・塚本治弘さん「明日の天気がわかる本」

天気本、おススメあれば教えてくださいね~。



映画『苦役列車』でも『耳をすませば』でも、
本の虫は、読むだけでは飽きたらず自ら書き始める習性があるのか。

それが大作だろうと駄作だろうと、読者が多かろうと少なかろうと、何とか賞をとろうととらなかろうと、それで食っていこうといかなかろうと、そんなことはぼくにはどうでもいい。

大切なのは、書くか書かないか。
誰でもない誰かに伝えたい何かが自分の中に確かにあるということ。

うん、そろそろぼくも秋の【まちゅぴちゅ】を書きたいところなのです。


今日は久しぶりにひとりで出たのでゆるりとツアー。


肌寒くなってきているので、暖かい格好でお越しくださいね~。


2014年9月17日水曜日

第二回ラノベプロジェクト~ホームセンター遠足


さてさて、前回に次いで第二回ラノベプロジェクトは、ともの家(恵庭)を飛び出して、カインズホームへ。

店内写真は遠慮して無し。


遠征後は、またしても春日ブレンドとケーキを頂きつつの復習。
古い農家の建物をリノベーションした居心地の良い住処でオリジナルブレンドのコーヒーが飲めるだけでも参加の価値がある気がします。

ツアーでも家でも自分でコーヒーを淹れることが多いので、人に淹れてもらうコーヒーは格別おいしい。

インパクトドライバー購入意欲むんむんで向かったのですが、あまり時間がなかったので出直すことに。


オマケにこちらは大工さん御用達のシンプル構造の机の脚。この上に天板を載せるだけで上からの重みに十分耐えられるのだとか。
二枚の板をはめ込んでいるだけなので、外せば収納もかさばりません。
日本的折り紙風思考に唸らずにはおれません。(折り紙はおるものですが。)


ワクワクは分かりやすく表現しないと勿体ない。
自分のワクワク×誰かのワクワク=もっとワクワク。
人が集まると面白いのはこの図式があるからだと思うのです。











2014年9月16日火曜日

おかえりとスキンダイビング


なおきさんファミリーが北から帰還。
おかえりなさい。

午前、凄まじい雨と雷鳴にそそくさと退散。


午後、九月に泳ぐ強者現る。
シュノーケルよりスキンダイビングの方がかっこいいので今後使わせてもらうことにする。

近所のラーメン屋「えんや」の塩ラーメン¥750はやはりうまい。ほどけるチャーシューも。

最近読んでいる本。


秋に非電化工房いきたいなあ。

以上、三分間日記でした。

2014年9月14日日曜日

【通行止め解除】支笏湖温泉街~ポロピナイ~丸駒温泉

状況は刻一刻と変わっていく。


最新情報はツアー集合場所の支笏湖ビジターセンターにて。

国土交通省のHPはこちら→【北海道地区 道路情報


昨日まで特殊車両のみ誘導車つきで行き来がされていた温泉街~ポロピナイ~丸駒温泉間が自由に行き来できるようになりました。
滝野までは相変わらず通行止めのため、札幌からお越しの際は千歳回りとなります。

支笏湖周辺情報
・【ポロピナイ休憩所】 営業再開
・【丸駒温泉】 日帰り入浴も再開。湖と水位の同調するワイルド露天風呂の水位はなんと、150センチ。今が狙い時ですな。
・【モラップキャンプ場】営業再開
・【樽前山】車で行けるのは5合目まで。5~7合目通行止め。登山はできなくはないが、木の階段のゆがみ等あり。


ぼくらもいつも通りに漕いでおります。‥青っ!


ツアーとツアーの合間には通行止めが解除されたポロピナイへ湖畔沿い道路を走ってみました。


重機が忙しく動き回っています。



べろりと崩れた跡もちらほらと。


大雨の爪痕。




電気だけでなく水道も止まったというポロピナイ休憩所。今日から元気に営業再開です。



出先で天気が悪く山の形が全く分からない時なんかは、「また会いに来てね」という土地からのメッセージだと勝手に思うようにしている

言葉を発さない美人支笏の代わりにぼくらは「また会いに来てね」と、伝えています。

2014年9月13日土曜日

素直に‥


モラップキャンプ場、美笛キャンプ場共に大雨のため閉鎖中。

naoki家は【キャメル】とのコラボツアーのため手塩。
支笏にはぼくとほーりー。



大雨後初ツアー出動。
ずいぶんと間が空いた気がするけれど、おまつりクローズ日も含めると丸三日ツアーに出ていない。
どこかに遠出というわけでもなく、シーズン中に三日もツアーに出ないなんてことは異例も異例。


滝野~温泉街等々、周辺の道路が通行止めになってしまっていても、道を変えて千歳回りで漕ぎに来てくれる方々。感謝。

「きれいです」なんて口が裂けても言えないし、言いたくない。

「今日が一番!」そう思ってもらいたいのはやまやまですが、ヒトとして、嘘はつけません。
尋常でない雨量はいつも通りの案内をさせてはくれませんし、する必要もないかな、と。

無かったことにするのも違うので、
素直に、あるがままに、今の状況と通常時との違いをお伝えしてみています。


逆に捉えれば、濁りのある支笏を漕ぐ機会の方が稀ですからね!


それでも、納得をしてはいても、
心苦しいのは、何だろう。じくじくと痛むのは、何だろう。


多分この痛みは、好きだから。

ここが本当に美しいところであることをたっぷりと知っているから。

ぼくらは支笏湖が好きだから。

落ち込む必要なんてないのだけれど‥、「自然」は無力なぼくら人間たちとは違うから。
時間はかかっても必ずまた美しく復活するから、目を逸らさずにぼくらは変わりゆくすべてをそばで見守っていきましょう。

初めて見る方は、今の水でも十分に美しいと感じられるのでご安心を。


天気に体調がリンクするのと同じように、支笏が濁ると心まで濁ってしまうようで、
自分にとって美しい水がいかに重要であったかを今回の大雨のおかげで初めて意識する機会を与えられたように思います。
生きるために、呼吸をしやすくするために、ぼくには美しい水が必要です。


素直に‥、ただただ、きれいな水が恋しいのです。




2014年9月12日金曜日

「大雨特別警報」後の千歳川をカヌーで偵察

※大雨の影響で地盤は不安定となっております。がけ崩れや倒木等の危険がありますので、今の時期の川下りはお勧めしません。


「こんな色の千歳川なんて、見たことがない。」


好きな人が突然変わり果ててしまうというのは悲しく、何より恐ろしい。
恐ろしさは、自分の心変わりにあるのだと思う。

カフェオレ色の水を眺めながら、「いや、まさか。あの千歳川が濁るなんて信じられない」と自らの思考を必死に否定していた。




が、しかし、見ないふりや自分の都合の良い解釈に逃げる作戦はもうやめたのだ。
現実をそのままに見つめ、受け入れるのだ。
そう、これも、大好きな千歳川。

降り続いた雨は愛する川をどう変えたのだろう。

確かめないわけには行かないから、いつもより気を張っていざ川の上へ。
お手柔らかによろしゅうどうぞ。



「冬も離れたくないからってあたしのそばにいるらしいけれど、どんなあたしも好きだって言える?」

青い空、白い雲、茶色い川。

千歳川がぼくに問う。


釣り仙人によると、どうやら、この濁りっぷりは昭和56年以来だという。
33年ほど、か。


写真は疲れ果てた川岸護衛団。

土砂が運ばれ、場所によってはかなりの浅さになっていたり、川底の地形はだいぶ変わったのだろう。水が茶色いから分かりにくい。


【鳥小屋手前】。
完全な「とうせんぼ」倒木はなかったけれど、かいくぐるように行く場所も。ここは右だけ。

振り返ると‥

わやくちゃ。左手がルート。

↑【鳥小屋】
厄介だった倒木が岸近くへ流されていた。恩恵もあるのだな。



↑【魚道】。
右手に倒木。特に支障なし。


↑【名水ふれあい公園】エディーから。

きれいな水と濁った水。
どれも水。


【蛇籠】the アマゾン。


千歳道の駅(工事中)にあるインディアン水車も止まっているらしく、サケ的にはラッキーか。


いつもの清流が当たり前ではないことをぼくらはついぞ忘れがちだ。

「いつも」に感謝。

「いつも」、ありがとう。君のおかげで、ぼくがいます。

いつも、いつもどおり、いつまでも。
どんな君も好きだと言わせておくれ。

千歳川。ぼくはやっぱり、君が好き。

支笏湖 とりあえず漕がないことには

ひとまず。雨もようやっと落ち着きまして。


「大雨特別警報」後の支笏湖の様子をお伝えしますね。

何がどうなっているのか、この目で見ないことには。



ツアースタート場所である桟橋。
見る人が見れば既に異変の兆候が感じられるかと。右手の桟橋が半分ほど水の中に。


固定桟橋(手前)と浮き桟橋(奥)の連結部の高低差で水位の変動を毎日知るのが常なのですが、
浮き桟橋の方が高くなったのは初めてです。




山線(赤い橋)からの眺めは悪くない。


湖畔沿いをリサーチ。
所々に沢というか滝というか。
まるで雪融けの春。


倒れた木々たちの中を偵察カヌーが行く。



沖に船が浮いていると思ったら、丸太が西側から流れに乗って東へと。




これらが、湖唯一の出口となっている千歳川源流部へたどり着くのだろうか。

2011年春と感覚がダブるのは、何だろう。




源流部。



予想していたよりずっときれいで安心しました。

2014年9月11日木曜日

大雨特別警報と赤くなったタカノツメ


昨日、大雨の中、支笏湖の祭りに初めて参戦した。
毎年横目で眺めていたお祭り。
寒すぎて、ファイントラックのアンダーを着てしまったけれど。



今朝、寝ぼけまなこでぼんやり見やった空の色にぎょっとして目覚める。
世界の終わりは黄土色。

昨日の予報は大したことなかったのだが、
支笏は一時間に100ミリという記録的短時間大雨。
停電やら通行止めやら、ツアーは勿論中止。
稀少なる方々から、大丈夫かと連絡が入る。

ぼんやりと再び夢の国。
昼前には、青い空と白い雲。はて、あれは夢?

ニュースをつけると局所的超豪雨はじんわりと移動をして空知地方へ。

今年は水が荒れている。

気をつけましょう。
大切なのは、想像力、想像力。

何かのときにすぐに動けるように、日々の仕事がぼくの修行。





2014年9月9日火曜日

家族の風景


ぼくは思う。
「いいツアー」をつくるのは、人。

景色もカヌーもガイドも、きっかけではあるけれど。

あなたのことが大切。
言葉にしなくてもお互いがそう思い、寄り添い合う、家族の風景。

いつもより遅めに始まった夕方カヌー。
夕日よりも眩しい、家族の風景。

一緒の時間を大切にしよう。



2014年9月6日土曜日

千歳川源流部カヌー文学

始まるまでは、どうしたものかと頭を悩ます強風。
温泉街側の湖は白波。うさぎがピョンピョン。

始まってみれば、何のこっちゃない。いつも以上に静かな千歳川源流部。


思いを馳せ続けているユーコンを知る方は、かのあ史上二組目。

あまりに穏やかなので、「漕がない」が成立するツアー。
パドルはカヌーの中にしまって、息をひそめて川面に張り出した木々の葉が一枚一枚鏡のように映し出されていく様を食い入るように眺め続ける。

こういうときに、言葉はいらない。
邪魔をしないようにそっとしておくだけ。



どこまでが、水?陸?上?下?
虚構と現実?間をゆらゆら揺れるはカヌー。

居心地がいいはずだよね。

我ながら酔狂なことを言うなあと、自覚しつつぼくなりの解釈を披露すると、

さすが、違いの分かるお客さま。「うまいこといいますね~」、と褒めてくれましたとさ。



最近の発見‥



陸より水の上の方が、ヒトは素直になれrのか、距離が自然と近づくものみたい。

ほらね、ぼくらがいなくても隣同士で笑い声が聞こえてくるよ。


2014年9月5日金曜日

インとアウトの狭間にmany雨


ナナカマドの実が秋色に。



ペットボトルはあまり利用したくないなあと湖畔コーミング兼ゴミ拾いの度、思う。


今日も湖は大きく、それに比べ、ぼくらはなんてちっぽけだろう。


午後。黒い雲が…

やっぱり来た。

家からえいやと外へ飛び出せば、ほらね、祝福の雨。

ドラマチックな展開にぼくらも目が離せませんでした。


2014年9月3日水曜日

第二期ラノベプロジェクト@ともの家(恵庭)


世界一のコーヒー屋さんでいつものコーヒー豆を待っている間に見つけたのは、【SPACE土CHANT】のLIVE情報のみならず、何とも魅力的なワークショップ情報。



キーワードは「ラフ/ライト、リノベの手前ラノベプロジェクト 少しの工夫で暮らしをもっと楽しく!」

ということで、野菜のみに留まらず自分のぶきっちょな手で何でもつくってやりたいお年頃のワタクシ、行ってまいりました。


数年前の冬。確かそのときは東京にて、naokiさんからの面白情報共有電話を受けていた。
「恵庭は盛り上がってるなあ。宮大工さんとかコーヒー屋さんとか面白い人たちがいてさ‥(以下略)」


それから数年。
ぼくはあのときうっすらと耳に残ったコーヒー屋さんに足繁く通うようになり、本日噂の「宮大工」さんにも出会ったのです。


噂の宮大工さんHP→ゲンカンパニー

冬の間にスノーボードを始めて、できないことの面白さを改めて知った。
いつかのカヌーもそうだったことを思い出した。

できない、分からない。恥ずかしいことは何もない。

面白さはいつも、そこから始まっていく。



第一回は、
主催者三名の思いをオリジナル春日ブレンドを飲みつつ聞かせてもらい、クギやネジ、種類や使い分け、木の特性や、インパクトドライバー等、実用的な道具の使い方等、タメになるお話でお腹いっぱいとなりました。

第二回は夢の国、ホームセンター遠足。
ずっと手を出せずにいるインパクト、これを機に買っちゃおうかな。