2014年7月30日水曜日

ファミリーカヌー~発掘!エビ取りガール

今日もエビ取り名人naoさんと賑やかにファミリーカヌーやday。



大型カヌー・トリッパーがあるおかげで、乗り合わせの選択肢が増え、大助かり。

「五人一緒に乗りたい?」

今までなら二艇分譲型も、今季からは‥

任せなさーい!
どどーん!!(効果音)


日々、今後を担う新たなナチュラリストたちが発掘されていきます。

人間は小さいときにやっていたことを結局やるようになると何かの本で見た気がする。

いつかなにかのときに、ここでの時間を思い出すのはもっとずっと先だろうけれど、
子どもたちの「これから」のきっかけに「今日」がなるかもしれないと思うと、暑さにへばっていてはいけないよなあと、大人ぶりっこは鼻息荒く静かにうなずくのだった。

ぼくがこうして外にいるのも、窮屈な街から脱出ばかりさせてくれた親のおかげ。
親の「おかげ」か親の「せい」か、境目はよく分からないけれど、毎日楽しいから「おかげ」ということにしておこう。




2014年7月29日火曜日

ファミリーカヌー三連発~水鉄砲ガールズと負けず嫌いの末っ子とハワイアンズ

naokiさんは毎年の常連さんと千歳川へ遊びに行ったので、本日ファミリーカヌー隊長はぼく。

へいへいへーい!


夏の家族の思い出は、いつも水の上だったな~と我が身を振り返りつつ。



午後イチは、今年からガイド復帰を果たしたnaoさんと初出動。

誰よりも自然の話を自然にできる頼もしい仲間です。


はじめましてで、水掛け合うも多生の縁。
遊び慣れているのは、やっぱり道産子組なのでした。


気温が高めだからかな、今年は水草の森が圧倒的な美しさでもって迫ります。
う、美しい。



ラストは、海外よりのお客さま。

へいへいへーい、youたちpowerfulな漕ぎっぷりだね。
ここは日本で一番美しい湖、but冬はcold。
へいへいへーい、ここはとっても深いんだよ、一番深いところは○mで、東京タワーがすっぽりなんだよ。but 冬はcold。とても静か。白い景色、beautiful、but too cold。

へいへいへーい、え?グレイアウルパドル、Do you know?え、使ってる?なるほどどうりでパワフルpaddling。おーいえす、いっつナイス!but 冬は‥
北海道はアメリカっぽい?え、あの山は恵庭岳、あそこまで行く?
そうそう、ここはfoodがおいしいからね。味噌ラーメンおいしかったって?

恥を知らないcrazy Englishも、伝えたいという思いを分かりやすく相手に示せれば人同士だもの、どうにでもなる。

流暢に話せれば楽しいかというと、それはまた別の話であって、
むしろ、多分ヘタクソな方がお互いのコミュニケーション能力を求められ、盛り上がるのではないか。
日々の暮らしの中で、言葉が通じないなんて状況にはなりにくい。ましてや英語だったらよきも悪きもどこでも大抵通じてしまう。
それってなんだかつまらないと感じるのはぼくだけではないはずだ。
暮らしの中では得られない未知なる刺激が旅先には必要だ。
‥ということで、ぼくは異国の旅人のためにcrazyEnglishをキープせねばならないのだ。

日本語でもそうだけれど、何を話すか(話の内容)も大事だけれど、実はそれより話し方(伝え方)が大事だったりする。

別れ際のhannds shakeの温度で、ああ、やっぱり英語はcrazyに限ると確信した。

あ、でも普通に英語が喋れるガイド希望でしたら今年はほーりーがいますからご安心を。


いつまでも恥をかくことを楽しめる、自分を笑える人間でありたい。

2014年7月28日月曜日

大地に還るのだプロジェクト6~畑でおもてなし


今日の収穫。

写真は、「【ダイコン】と野生児」。


いつの間にでかくなった?
これ以上長くなるの?下に伸びるの?頭がどんどん上に出てきているようだけれど。

知っているようで案外知らないでいることは殊の外多い。


毎日様子を見に行くのが難しいと、収穫のタイミングを逃すリスクが高まる。

第一の犠牲作物、水菜。ご、ごめんよ~。

空いたところに【聖護院大根】(大根はほっといても調子がいいので)と【バジル】、【大葉】を植えた。


野菜の花は可憐だ。これは【ナス】。
食べるもよし、見るもよし。才色兼備。


最初のうちにもう枯れたと勘違いしてブログでも全く触れていなかった【ナス】はいつの間にか小さな実をつけていた。
これぞ「棚からぼた餅」。

‥いや、ナスか。


【エダマメ】はエダマメらしく。ぼくらもぼくららしく。

でもあんまり「らしさ」にとらわれるのはいけないよ。


【アズキ】の花は黄色かった。
芽吹きのときも花が咲いても、とにかくいつでも一番かわいく見える。


今晩のおかずに【長ネギ】を味見がてら拝借。

香りがしっかりとしている気がした。う、うまい!


調子の良かった【ハクサイ】は穴だらけになってしまった。暑かったからな~。


あんまり妙なモノを与えたくないから、【木酢液】作戦を敢行してみている。

あとはひたすら草取り作業に時間を費やす。
貧しい土の栄養をなるだけ野菜たちにとらせてあげたいので、ちんたらせっせっせーのよいよいよい。


ふと見上げれば、たいてい夕暮れである。暗くなる前に帰らなきゃ。


ちなみに、ぼくは泣きたくなる秋の夕暮れが大好きだ。


千歳川~カヌーでお花見川下り

休みなので‥ちょいと川へ。

いつもよりさらに、何にも気にせず、ゆるり。


「最近どうよ?」

『おうおう、聞いてくれっかお前さん』

そんな会話が聞こえてきそうなナイスコンビ(from洞爺湖)と春の尻別川ぶりの川行となりました。


水の中も外も、もりもりと、森。


小さく揺れる 君が好き。

バイカモ、ピークは過ぎましたが、まだちょいちょい咲いていました。


見上げるお花見もいいけれど、見下ろすお花見もまたオツかもね。


ここはとってもやらしいけれど、本当にいい川だなあ!

お見事!大の字DIVE

先日の記憶に残る大雨日。


パンツまでびしょ濡れになっても、カヌーの底に映る水は健在です。



濡れたついでに豪快な飛びこみも数回披露されました。

雨に濡れても寒くならないのは夏の証拠。

‥ここで一句。

春や秋より とっつきやすい 夏の雨

お粗末さまです。


2014年7月26日土曜日

2014ファミリーカヌー初陣と、豪雨を笑い飛ばせ

午前、夏休み限定ツアー【ファミリーカヌー】初陣。

友だちの家に遊びに行くようなお気軽感がこのツアーの面白さ。

気負わずカヌーが漕げるっていいよね。
ツアー名に「ファミリー」とついているので家族グループ限定だと思っている方もいるようですが、カップルも友だち同士も老若男女、どなたでも大歓迎となっております。


午後からはいつもの【Soto Cafe】。
降ったりやんだり強まったり、こんなどうしようもないほどの雨の日はいつもよりもっとずっとわざとらしく大きな声で笑うに限ります。

笑っているとあら不思議。雨が気持ち良くなっていく、是即ち、笑顔の魔法。


残念顔にもニタニタ顔にも平等に雨は降り注ぐ。
ならば、やっぱり雨粒だって愛したい。

好きな「人」の音はすべて心地よい。
「雨」も好きになってしまえば、すべて心地よい。


トータス松本さんも言っていますが、
「とにかく笑えれば」
それでいいのだ!







2014年7月25日金曜日

切り株とカヌー

水の中に切り株?!


水中には、音のない不思議空間が拡がっています。

久々にずきゅん写真が撮れた気でいるのだけれど、さてさて、いかがでしょうか。


こちらは夏休みっぽく笑顔あり奇声あり、ハプニングの詰まった朝の賑やかなファミリーカヌー。


カヌーツアーも人生も「いつも通り」なんてあってないようなもの。
過去のデータや天気予報も勿論大事ではあるけれど、一番信頼しているのは自分の肌感覚と想像力。

目の前で起こる事象をあるがままにまずは受け入れて、その上で自分には何ができるか、するべきか等を周囲の状況と併せて即座に考え、実践する。

どこかで誰かが困っているとき、私利私欲なんてお構いなしに、すっと足を動かせる自分でありたい。

日々のツアーはいつかのそのときのための反復訓練としての意味合いが強いのかもしれない。
緊急事態には考える暇なんてないから身体に馴染ませておく必要がある。

目の前で転んだ人がいたら「大丈夫ですか?」と声を掛ける
‥、というヒトとして当たり前(であったはず?)の行為に理屈や説明はいらないよね。


繰り返しのようで繰り返しでない、飽きることのない物語はいつも水の上でつくられ、続いていくのです。

2014年7月24日木曜日

ちんたら行こうぜ


天気が良いので、誰もいない新しい水の上で気づけばうたた寝。




2014年7月23日水曜日

聞き上手と乗せられ上手

午前の雨も上がり、久しぶりにピタッと完全ベタ凪状態の川の中。
自然、漕ぐ手もいつも以上にゆったりと。

漕ぐか漕がないかくらいのスピードがこの川の中ではちょうど良いとぼく個人は思っていて、
居心地の良いスピードが今日は皆さん同じだったようで、なんとも嬉しいひとときでした。

水の上で、「おさんぽ」。


気まぐれな湖にはない安定した美しさがこの川の魅力。
ここのおかげで【かのあ】のツアー催行率は非常に高くなっているのです。

いつでも比較的穏やかな川の中でも、
日によって、時間帯によって、見え方が随分と変わるのだなあと、この頃専ら川暮らし中のガイドは小さいけれど確かな変化に気が付いたのです。

今年は何だか例年以上にこの川が美しいように思います。


聞き上手なお客様たちに上手いこと乗せられて、今日はいつもより饒舌になってしまいました。


去年までのぼくのツアーは毎日こんな感じで、思えば自分のことばかり、無我夢中で話していたっけなあ。

白い冬が酔いを醒ましたのかもしれない。


説得力ある暮らしをしている人は、あの人もあの人も口より手を動かして背中で雄弁に語っている。


2014年7月22日火曜日

ごったがえす桟橋

通年オープンの【Soto Cafe】。夏休み限定の【ファミリーカヌー】。


ツアーが増えれば、カヌーが増える。

えっさほいさ担いでは下ろし担いでは下ろし担いでは担ぎ、たまにのんびり漕ぎ‥

‥ってちょいと違うか。



この頃は水より山の誘惑に負けているという元カヌー部リーダーが家族を連れてやって来た。
正面から見ると六人乗りには見えないのだけれど。


かわいい子ちゃんとタンデムデート。


今日帰る人、これから遊ぶ人。
日本中、世界中、さまざまなところから、ただ「カヌーを漕ぎたい」というたったひとつの共通点でもって世界一の水の上に集うヒトとヒト。

これも縁、あれも縁。日本は¥。

午前も午後も雨には当たらずでした。


ツアー終わりの本日の恵庭岳は威厳に満ち満ちていて、畏敬の念を抱かずにはいられない様相で目の前にそびえ立ち、ぼくの中の小さな山心は大いにくすぐられていましたとさ。

山は秋。
夏は支笏。カヌーは通年。冬は滑って、春は山菜。手が空いたなら手紙を書いて、会いたい人に会いに行く。
君は今日も 笑ってくれて いるだろか。

2014年7月20日日曜日

ファミリーカヌー始動

昨日は千歳市民納涼花火大会でした。

日々に更新が追いつかない今日この頃。
シェアするのも大事だけれど、一番大事にしたいのは目の前で起こるあらゆる事象、ヒトであって、
便りがないのは良い便りということで‥ブログ更新が途絶えがち、言い訳から始まった本日は団体さんからスタート。
大人が本気で遊ぶとオモシロイ!


こちらは数日前の大所帯Sotocafe。



突然の雨にやられても、水の青は健在です。


元少年少女にお聞きしたい。

最後に雨に当たったのはいつですか?


雨とカヌー。なかなか乙だと思うのはぼくだけでしょうか?


カヌー塾後にはnaokiさんとほーりーが2014ファミリーカヌー初陣を飾りました。


「忙」しさの中でも、「心」だけは「亡」くさないように、今年も突っ走っていきますかー!

2014年7月17日木曜日

大地に還るのだプロジェクト5~家族の風景

夏休みを目前に控え、既にツアーは有難いことに動き続けていて、
合間を縫って昨夜は大都会にて生ラムビールで「夏頑張りましょう会」急遽開催。

始まったら、それはつまり、終わりでもある。
秋になったらどこへ行こうか。

日付変わって本日、畑。
なかなか行けない間に水菜の旬を逃してしまった。

それぞれの野菜たちの食べ頃を知らずに誰もが暮らせてしまうけれど、ぼくは知りたい。知っていたい。



「畑ってすごいね~!」
と、声を出した少年の目に、ぼくらのとりあえずやってみよう畑はどう映ったのだろう。

命をつないでくれる食べ物がいかにしてできるのか。
そんなこと知らなくたって誰もが暮らせてしまうけれど、
それって冷静に考えたら何とも変な話だ。

知りたいというか、思い出したい。取り戻したい。
かつて当たり前に身近にあったものたちを引き寄せていくだけ。

懐かしさは新しく、暮らしのなかに本当のクリエイティブは詰まっている。


2014年7月14日月曜日

湖畔で県民ショー

午前、好天の中、本州と北海道のお客さまが和気あいあいと湖畔で県民ショー。


本州からの友人接待やらでちょこちょこSotocafeを活用してくれている道産子はジンギスカンのたれは、ソラチではなくベル、ということであれこれ力説してくれていました。

自分の住んでいるところが好き。
愛国心ではないけれど、北国には確固たる‥愛道心?をお持ちの方が多いような気がします。


暮らしを愛する人がぼくは好きです。


心を置いておきたい「HOME」はひとつでなくても‥、いいよね。


暑すぎたのでちょいと合間にクールダウン。


積載能力の高さがウリのカヌーが湖上のハイエースならば、SUP(Stand Up Paddle)は、気軽な夏の自転車かな。

2014年7月12日土曜日

雨の大掃除

台風8号の影響を酷く受けることはなく、それでもどんよりした日が続いていたもので、
ツアー中に眺めた昨日の空は雨のおかげもあって、とてもきれいだった。


「カヌーはここでしか漕ぎません。漕ぎたくなったらまたお願いします、ね。」

そんなありがたいお言葉は真に受けるに限る。
信じるものは救われる。サケは生まれ育った川の匂いを忘れない。キレイな所には、キレイな人も心も帰るのだ。


少しの時間でフィールド探索。
毎日漕いでいても、やっぱりまだまだ知らないことだらけ。

嬉しくなってしまう。これはウグイの森。いや、水草の森を戯れるウグイの群れ、か。


本当の感動は暮らしの中にある。




ぼくが片付けを終え、クルマに映る空の広さにハッとしたとき、ある川岸ではカヌー馬鹿氏もこの日の空の美しさに見とれていたらしい。

一緒にいると感性が似ていくのか元々なのかは分からないけれど。

ようやっと、本日。
七月もちょこちょこ団体ツアーが入っています。


川の中は日陰が多くていいね。


笑い声とキレイな水とカヌーが沢山。


 静かな湖へ少しだけお邪魔してみることも。
昼間にはゲリラ的豪雨が走り去り、午後からはナイスコンディションの雨上がりツアー。


「お久しぶりです、その後はどこかで漕ぎましたか?」から始まったのは、プライベートな常連Sotocafe。
コロコロと変わりやすい天気も楽しみながら、夢のように濃厚なひとときを共有できる幸せったらありません。

「お客さん」と「ガイド」という形式的枠を飛び越えるのがぼくの楽しみなのです。


物語はいつもやっぱり、今年も雨上がり。

2014年7月10日木曜日

ひとりでできるもん~梅ジュースは海の味

今日は無駄口を叩きながら、ハーブティかのあブレンドの調合をしたりしました。
企業秘密っぽく、写真はなしで。
‥まあ、カメラが手元になかっただけなのですが。

話は変わって
‥とある海で連日カヤックを漕いでいた時期がある。
そのときに休憩がてら頂いた自家製梅ジュースの涼やかな色、からんと鳴った氷の音、勿論味にも、若かりし日のぼくはいたく感動したことを覚えている。


それから数年。
ダプルパドルが最高だと信じていた沖縄中毒のカヤッカーは、何の憧れもなくたどり着いた北国で幸か不幸かカヌー馬鹿に出会ってしまった。


あの頃、まさか、自分が北海道に暮らすなぞ夢にも思わなかった。
あの頃、まさか、梅ジュースを自らつくる日が来るなんて想像もしなかった。


‥たかが梅ジュースごときに、ちと盛りすぎたか。いや、されど梅ジュース、侮るなかれ。
盛り癖は職業病か、元々か。


今年のキーワード、「育てる喜び」。

毎日撹拌して様子を窺い世間話を交わしながら十日ほどすると‥

美しい色になりました。


先日、友達がやって来た日に完成したので、湖畔でもてなしに一役買ってもらいました。

レシピは恵庭の道の駅のチラシ通り。梅を凍らせると失敗がないらしいですね。


2014年7月9日水曜日

継続は笑顔の素なり&雨の千歳川

毎年恒例となってきている顔なじみスタッフの面々と「お久しぶりです」から始まった団体向けカヌープログラムはいつも以上にアットホームな雰囲気の中を漕いでいくことができました。


「カヌーっていいね」、『支笏湖ってこんなに深~い色していたのね』、「まだ乗っていたいね」

同乗者同士の率直な会話に耳をすませながら、むふふ顔のガイドなのでした。


午後からは、千歳市内へどたっと移動をし、
雨の千歳川をにたにたとみんなで怪しく味わい尽くしました。わほーい!


寒さに震え、オジロワシに珍妙な眼差しを向けられ自転車の回送を雪に阻まれた冬の千歳川は、ほんの数か月前のことなのですが、なんだかずいぶんと遠い昔のような気がします。

ただ今、グリーンシーズン真っ盛り。水の季節は浮かんでなんぼ!

今日も文句なしに良い一日を、ごっつあんです!