2014年5月8日木曜日

「宮沢賢治の世界をアートする2014」(2014年5月3日~6月29日)@苫小牧市美術博物館

春の強風にひたすら耐えたGWの報酬は体調不良だった。

報酬には程遠い応酬であることだよ。

せっかくの二連休だのに、今年は山がぼくを呼んでいる気がしているのに。

‥というわけで、自然では満たされない芸術心を「石っこけんちゃん」に刺激してもらおうと苫小牧へ走った。

詳細はこちら→【美術館HP


確かに「自然はあらゆる示唆に満ちている」(石川直樹さん)。


だのに、だからこそ、
ぼくは人がつくったものに定期的に触れて安心したくなる。

そんなとき、自分の習性の土台は娯楽天国・「街」で培われているのだなあとつくづく思う。
ちなみに今は「町」にいるつもりです。


大きな企画展ではないけれど、人も少なくゆったり落ち着いて楽しめました。
佐藤さんの版画はやさしくて素敵だなあ。

近場の方は是非。


以下、ラウンジで久々に読んだ『銀河鉄道の夜』より抜粋。

★「おまえはさっきおまえが考えたように、あらゆる人のいちばんの幸福をさがし、みんなと一緒にいくことだ。」

★「もうぼくはぼくのために、お母さんのために、カムパネルラのために、みんなのために、本当の幸福をさがすんだ。そのいちばん幸福なその人のために。」



「本当の幸福」を、カヌーに積み込んだならどこまでいけるかな。
ぼくのそれはきっととっても少ないから、15ftのパスファインダーでも事足りるだろう。







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