2014年5月31日土曜日

今日は美々川で★てやんday


初年度からのゲストに「美々川に行きたい」とのリクエストを頂いた。



ホームである支笏湖ではないフィールドで、ぼくには何ができるかな。
ゲストは何に期待してくれているかな。

日々のツアーのこと以外も同時進行で思考し、足を動かすというのは、一点集中型のぼくには難しかったけれど、自分のやりたいようにツアーを「つくる」ことの意味や醍醐味を味わえた気がします。



それもこれも、白い冬に学んだあれこれのおかげ。
白い雪降る美々川を下ったから、こうして緑の今がある。
点から線へ。すべてがつながってきていることで、より自由になってきた。



場所は違っても、やることは同じで、大切にしたいことも変わらない。
ガイドとゲストの域を超えて、ヒトとヒトとして、それぞれの特色ある水の上で、たった一瞬、同じ時を共有する。
それはカヌーの通る跡と同じで形に残らない。目に見えない、分かりにくいから理解されにくいかもしれない。
でもね、だからこそ、「一緒にいること」、それが何より今の時代に足りていなくて、今いちばん必要なことだと肌感覚が訴えているように思うのです。



理解ある周りの方々のおかげで、今日もとてもいい一日でした。


さらには、なんと地元の仲間が入籍をしたとの報も受け、ニタニタ顔は収まりそうもありません。
おめでとう、小さかった鼻たれ小僧たちもいつの間にやらいっちょ前に守るべきものを見つけ、これから優しく包みこんでいくんだね。

2014年5月30日金曜日

旅の空、暮らしの空、緑のカヌー


最近はというと、美しすぎる源流部から離れられません。


プチ団体さんもちらほらと現れてくれたりと、水の上で太陽を浴びる時間が徐々に長くなってきております。


箸が転がるだけで面白いのであろう世代に「かわいい」と連発されるってまずいよなあと首をかしげつつ、そんなことはお構いなしに日々は箸よりも愛よりも速く。




本日は秘密の食材調達後、支笏湖東側をまことちゃんよろしく「ぐわし!」と漕ぎ流しながら、カッパドキア(トルコ)の空のお話。

何がどうなって今があるのか。いろいろあって、何でかたまたま今日は一つのカヌーにゆらゆらり。
一言では片付けられないそれぞれの物語をぽつりぽつりと湖上で語らう「はじめまして」のわたしとあなた。
そんな日が人生の内に一日あってもいいよね。いやいや、一日でなくてもいいよね。

何でもない一日が、何にもしない一日が、何だかこの頃とってもいじらしいのです。




旅の空、暮らしの空、緑のカヌー
いいところだけを知りたいんじゃない
もっと見たいのにいつまでたっても旅の空 いつまでたっても旅の空 どこから始まる暮らしの空
旅の空、いつしか、暮らしの空(を) ノックした
同じ空 まるで別モノ ここはどこ 同じ場所?
変わったのは空の色?いや、変わったのはぼくの色 さようなら 上の空
暮らしの空 ずっと憧れていたのさ 旅の空






2014年5月28日水曜日

若者とカヌー

今日はnaokiさん、naoさんの母校の実習でした。


ああ、なんだか、懐かしい。
そう感じるということは、ぼくも確かに年をとっているということだろう。


カヌー的専門用語を交えながらの操船技術の説明。
タンデム(二人乗り)にはコミュニケーションツールとしてのカヌーの魅力が詰まっている。

気まずくなったり苛立ったり、楽しかったり気持ちかったり。
ふたりの中のいろんな気持ちがひとつのカヌーに積載される。


彼らの目に映る今日の世界は、何色だったのだろう。


新緑とカヌーの群れが眩しい。




最後はモラップキャンプ場まで約4キロのツーリング。


なりたいものには何にでもなれる無限の可能性艇がずらり。


ヘタクソだったりまっすぐだったり、当人たちは悩みだらけで大変だろうけれど、見守るこちらとしては、
「若い」、それだけで微笑ましいものなのですね。

若者を見る大人の目が優しいのは、かつて自分もそうだったから。

迷惑ばかりかけてきた、(‥かけている、か)ぼくがこうして普通に?暮らせているのも、懐の深い素敵な人たちのおかげ。

すべてに感謝。

いい一日でした。

2014年5月27日火曜日

土とペンと手ぬぐいネットワーク

ぼくが畑に畝をつくり、種や苗を植えて水をあげていた日、
「(植えた種や苗はつまり)あなたの子どもだね」と言われ、ハッとした。

今までに生み出せたものといえば、愛すべき子どもたちといえば、この言葉だけだったから。

五月、早めに帰ったときや、休みになると土の上へ通っている。
何ができるというわけでもないけれど、何だか気になってソワソワしてしまうのが親の性ということなのだろうか。

「育てるって楽しいよ」と、長野・【つながり自然農園】のあきらは言った。
5/31(土)9:30~田植え体験の詳細はこちら↓
見たい!聞きたい!体験したい!!


水の上に土の上に忙しくしている間、沈黙を守ってきた健気な身体は、いよいよ我慢の限界を超えたらしい。
「おいおいおい、しばらく休みをもらってないぜ。ちょっとは休ませてくれよ」
言葉は発さないけれども説得力のある無言の倦怠感を引っ提げて、管理人に物申す。

言われてみれば、確かに身体が重たいなあ。

ということで、本日、最も頼りにしたい道具・身体を愛でる日と相成りました。






畑に行かなくても、自分の好き勝手にできる家がなくても、ベランダがなくたって、
今ある暮らしの中で、諦めることなく、できることをやろう。

この小さな小さな宇宙から、はじまっていくのだ。

何でもない些細なことだけれど、ぼくにとっては大きな一歩。
去年はやろうとも、やりたいとも思わなかったことに手が届いたのだから。

切り離された食と暮らし、知らない間に何を食べさせられているのだろう、お金は勿論つくる喜びを奪われ、どこまで、いつまでぼくらは搾取され続けるのか、スーパーに行ったときに感じた本当の意味の違和感、遠くで同じく土をいじる仲間たちと縮まった何か。Space土Chantの“大地へ還れ”、軽んじていた家庭菜園。‥

それもこれも、全部「とりあえず」にしては大きかった畑が教えてくれている。

ぼくの中の何かがどんど変わってきていて、収穫は春から既に豊作。

これをおろそかにして何も偉そうなことは言えないし、言われても響かない。


愛用しているジェットストリームとドイツの蜜蝋クレヨン。

脱街人間に寄り添う【おひねり制アナログ月刊紙まちゅ★ぴちゅ】も、
今年からは目の前の暮らしを何よりも優先するために季刊にした。そのおかげで【まちゅ】に併せて仲間たちに便りを出す機会も必然的に減った。

足りていなかったのは、だれでもない誰かたちを思う、ある意味では非生産的な、
ぼくにとっては必要不可欠な代えのきかないペンを握る時間だった。




‥と、思ったら遠くのエマワトソンさんから粋な手ぬぐいが届いた。

なかなか会えない仲間とぼくをつないでくれるソーシャルネットワークサービスは、FBでもツイッターでもなく、
ペンと紙と、たまに手ぬぐい。

面倒で手間も時間もかかるけれど、ワンクリックでは飛ばせ(さ)ない思いだから嬉しく、有り難い。


安売りしない思い、電波に乗せない気持ちがまだまだ、ある。
少なくともぼくのまわりでは、類は友を呼ぶのか、そっちが主流。

いつも、ありがとう。

味のある手紙をもらう度に、
物理的にひとりであれこれしていても、結局やっぱりひとりでなんか生きていないことに気付かされる。

喜びはみんなで分かち合って初めて喜び、なのだ。


クリス曰く、「HAPPINESS ONLY REAL WHEN SHARE.
(幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ。)


映画「INTO THE WILD」より。

ぼくはこうして、土の上でのヘタクソな物語を書きたかったのかもしれない。

2014年5月26日月曜日

Sotocafe@ベタ凪湖畔店


昨日、5/25。モラップキャンプ場にて秀岳荘試乗会が行われている頃。支笏湖北東方面ではSotocafe@ベタ凪湖畔店がオープンしておりました。


感謝感謝のベストコンディションです。

水温も上昇し始め、少しずつですが魚たちの姿も見られるようになってきました。



湖の青に負けじとこちらは川の新緑。今が旬です。


街にはない、捉えようのない色たちが、ここではみんな【生命】を唄っている。


静かで、きれいで、確かなものたちを、しっかりとこの目で見、感じていたい。

いつまでもないもの、ぼくらの命、鮮やかな新緑、カヌーの前に座る小さな君の笑い声‥‥生きとし生けるものすべて、か。


明日死ぬかもしれなくても、ぼくは何にも変わらずここに浮かび、いつものように目の前の世界の美しさに心を躍らせるのだ。

美しいものもやはり自ら語ることはしない。
リスペクト、新緑美。ぼくも謙虚に美しくありたいものです。

2014年5月24日土曜日

偏愛道具学23~いぶし銀リストバンド


今日は風の様子を窺いながらの安全第一ツアーとなりました。
自然に勝負を挑んでも無駄なので、ぼくらはあるがままを全力で受け入れ、耐え忍ぶのみです。

「自然」に対しては、潔く諦めきれるというか、あるがままを受け入れることに何の不満もないのです。
では、そういった姿勢で「ヒト」に対しても臨めているかというと、これはどうしてなかなか難しい。

「自然」に抱いている畏敬の念のようなものを、個人はともかくとして「ヒト」全体にたいしてはさほど抱いていないためだろうか。
抱く必要はそもそもあるのか。畑は片手間にやるには忙しすぎるのか。水は夜ではなく朝にあげるべきで、畝が雨に耐えるにはどうしたらよかったのかな。樽前山が山開きしたから行かないと。明日はモラップキャンプ場で秀岳荘試乗会。絶好調のカヌー馬鹿naokiさんがみんなを待っています。はまだくんが27歳になった。友だちっていうのは、人数とか頻度や年数とか数字で計るものではなくて、深さや密度で量るもので、ぼくには彼が一人いれば友だちはもう十分なのさ。おめでとう。

うーむ。
独り言が長くなる前に‥本日、写真が手元にないので、久しぶりのシリーズものでいきますよ。


なくてもいいけれど、あったら便利なこの商品。
かゆいところに手が届くいぶし銀アイテムといえばこれでしょう。


ネオプレーン素材のリストバンド。ぼくのは【マーシャス】社製です。
【モンベル】さんでも販売されております。

このアイテムをいち早く絶賛していたのが、キャメルの辻リョータ氏。


‥想像してごらん。
たとえば、雨の日にカヌーを漕いだとしよう。
高性能のレインウェアのおかげで寒い思いをすることもなく、無事に上陸。

さて、いっちょ片付けるかとカヌーを担いだまさにそのとき、事件は起きた。

カヌー内部に溜まっていた水が袖口の隙間から抜け目なく侵入してきたのだ。


または、
カヌーを車に積み込み、少し位置をずらそうと片手で舳先を持ち上げたそのときもまた然り。
水抜け穴として自ら開けた穴からどぼどぼとダイレクトに袖口へを伝った水にしてやられる。
自業自得、因果応報?人生山あり谷あり、ありがとう。



‥なんてこった!てなもんや!


濡れずにここまで来たと言うのに。試合に勝って勝負に負けたってこういうこと?

このときの失望感といったら‥。悔しいやら何やらなんと表現すればいいのか分からない、どこにぶつければいいのか分からないけれど地味にジワジワと効いてくる精神的打撃。
終わりよければすべてよし、だったのに‥。


時は金なり。そんなくだらないことにクヨクヨしている暇はないですよね。

ということで、意外と馬鹿にできない精神的ショックを打破するためには必須アイテムなのです。

ネオプレーン素材は濡れてもあたたかく、濡れなくてもあたたかい。蒸れますが。

さらには適度な締め付けは我等の本気の勝負服であるドライスーツを思い起こし、何となく気合も入るような気がするのです。


薄いリストバンドには放浪癖があるので、紛失にはご用心。





カヌー乗りの気持ち

お金をかけて、時間を見つけては水の上に浮かぶ知り合いがいた。


どうして、そこまでするのかな?遠目に少し冷めた目で見ていたのです‥



今日、支笏湖を漕いでみたら、カヌー乗りがそこまでする意味が何となく、分かったような気がします。


「深い」というか、『高い』。「浮かぶ」というか、『飛ぶ』。

今まで知らなかった。水の上にこんなに気持ちの良い空間が拡がっていたなんて。



今まで恋するように唄っていた、「ここではないどこか」の旅の空。
今年のぼくは『どこでもないここ』での暮らしの唄を同じく恋するように唄い始めているのです。


2014年5月22日木曜日

水旅人下見編@余市川

6/28イベント詳細はこちら→水旅人カヌーツーリング 余市川


去年ぼくの中で密かに盛り上がっていた余市川熱。

盛り上がっても縁遠いらしく、
近いようで何となく遠かった余市川にはじめましてのご挨拶。

ここはあそこっぽいなあ~、あの橋からはうんたらかんたら、‥、
今まで漕いだ川を引き合いに出しつつ、感触を確かめながらあれこれ見極めつつ進む。

人も川も第一印象が大事。政府は分からないけれど、感覚は嘘をつかない。



新緑の中を行く赤キャンパー16。

春ですな~。美しい。


さてさて、一ヶ月後にこの余市川でどんな物語が生まれるのでしょうか。

物語の主役は‥


‥あなた!

あの鐘を鳴らすのも‥



‥ということで、ご予約はお早めにどうぞ。

2014年5月21日水曜日

川底にも写るんです、カヌーの影

 先日のツアー写真が眩しすぎたのでご報告。


「宇宙船カヌー説」を後押しする一枚。
何の加工もしていないなんて信じられない。


少し物足りなかった頼りない緑は、いつの間に整ったのだろう。
畑やら畑やら畑やらあちこちに気を取られ、目の前でどんど美しくなっていく君の変化を見逃しているようではいけないね。


雨の気配を感じながらの新地開拓イメージワークス。

まだ知らない、素晴らしき世界を見たい。
とっておきの宝物を見つけたならば、それは触れまわって声高に大安売りするのもいいけれど、
声を潜めて「君にだけ特別だよ」なんて勿体ぶりつつこっそり教えたい、かな。


今日は瀬戸内寂聴さんの言葉で締めるとします。

もし、人より素晴らしい世界を見よう、そこにある宝にめぐり逢おうとするなら、
どうしたって危険な道、恐い道を歩かねばなりません。
そういう道を求めて歩くのが、才能に賭ける人の心構えなのです。


2014年5月20日火曜日

大地に還るのだプロジェクト1畝づくり&種・苗植え


「まずは、大地に種子(たね)を播いてみることです。行動することによって何かが始まり、何かが見えてきます。」
『循環農法』赤峰勝人さん。


唐突に、知識を身につけるより先に、仮ながら、自分たちの畑という小さな宇宙を案外気軽に手にしてしまった。

灯台下暗し、市民農園様様です。


仕事、休日。
水の上、土の上。

どちらも同じ地球の上だのに、どうしていちいちあれこれ、線をひかれなければいけないのだろう。
全部、ぶっ壊れてしまえばいいのに。



冬用の出番のなかったスコップが、まさかここに来て大活躍。

本当のところは、みんなで共働、共有したかったのだけれど、
まあ、嬉しいかな、【かのあ】は皆それぞれに忙しい。

ということで本日、ひとりでできるもん~はじめの一歩。



まずは、黙々と畝つくり。
畑っぽく‥なった。


夢中になっていることにも気づかず、こういうときの集中力は我ながら後になると気持ち悪いほど。
朝から昼過ぎまでちんたらスロウなサボりたがりには珍しく休むことなく動いていた。


観音寺(香川)ぶりのタマネギの苗植え。
観音寺ではスピード勝負だったけれど、今日は、仕事ではないのだ。焦らないでいいのだ。
ゆっくり楽しみながら「で」、楽しみながら「が」、いいのだ。


「もう少し、勉強してから‥」
「今はまだちょっと時間が‥」
「自分の庭を手にしてから‥」

足踏みをしている間に北国の短い夏は終わってしまう。

最初からそんな予想をするのもどうかと思うけれど、多分、確実に、今回はうまいこといかないだろう。
自信を持って分かっていることは、タマネギの苗の植え方くらいで、それ以外はすべてが未知。
何がというより、何も分からない。
分からないから引き寄せていきたいのだ。かつてぼくらの暮らしの中にあったナニモノかを、土の上でなら思い出せるのではないかと。


ツアーは始まる前から始まっているように、畑も始める前から始まっていたのだ。

でも、とりあえず、「何か」は始まり、「何か」は既に見えてきた気がするのです。





2014年5月17日土曜日

LIVE SIMPLY


相棒はいつも、サーモス350。
ちなみにキャメルのリョータ氏は「テルモス」と読む。


いつかの旅の空の下で、「カヌーガイドだ」と閃いたのは、高校生のときだった。

茶色い川に毎週浮かびながら、「癖になる浮遊感。水に近い独特の目線。でも、もし、この水がきれいだったならさぞかし‥」と幾度も夢を描いた。

夢が日常に溶けこむと、今度は新たな夢が日常に溶けこんでいくようだ。


やりたいことや、手に入れたい知恵、一緒に笑い合いたい人たち。
時間は限られている。生かされている間にぼくには何ができるかな。

果てのないワクワクは、果てのない景色ばかり見ているから尽きないのだろうか。

それは果ておき、ここはいいところだ。

2014年5月16日金曜日

後になれば酒のツマミ

止まない雨も



‥ある。

持参してくれたカッパで凪いだ湖面をすーいすい。湖畔を彩る春紅葉。


雨が上がったと思ったら今度は風が吹いて漕ぎ応えばっちり。支笏湖大サービスデーかな。

ひいこら寒さに震えつつ なんだか愉快な帰り道。


「え?やるの?」

漕ぎ出してしまえば、お客さまの笑い声は晴れの日よりも賑やかになることが多い。


ぼくにとっても忘れられないツアーの思い出は、雨の日が多いのです。

2014年5月15日木曜日

(仮)大地に還るのだプロジェクト0 始動


【かのあ】、水上だけでなく畑上にも現る!?

ちいさな段ボールに積まさった小宇宙。
さてさて、ここからどんな物語が生まれるのだろうか。


夢と現実、暮らしと仕事、言葉と行動、心とお財布。
すべてをひとつに集約していきたい。シンプルに、無駄をそぎ落としたなら、世界は何色になるのかな。

あれこれ足りない、今は仕方がないと嘆き指をくわえているより、
できることから、できるか分からないことでもひとつずつ。
とりあえずやってみよう。

ひとりではできそうにないことも、ふたり、さんにん、‥なら、どうにかなりそうな気がする。


詳しくはまた。こうご期待。


2014年5月14日水曜日

新緑のおテレビ取材


紅葉もいいけれど、個人的には新緑の淡い、真新しい産毛のようなふわっとした、何だか心もとない儚さにきゅんとする。

大丈夫かい?‥と思わず手を差し伸べたくなる幼い子どものようで、それはそれはとってもいじらしいのです。



毎日見ているはずなのに、いつの間にか湖畔は大好きな新緑の時期に入ってきております。


モデル艇を追うカメラ艇はトリッパーXLで対応。凄まじい安定感。


大人の休日。
いやいや、仕事中。

たて一直線。


大人と子ども(右は15ft)。

2014年5月13日火曜日

Sotocafe用ハーブティー制作


 一年は365日あるという。

 ‥ん?

昨日に引き続き、カヌーガイドはカヌーを漕ぐだけが仕事ではないのだシリーズ続投です。

今回は、Sotocafe中にお出ししている飲み物の内の二種類・ハーブティー制作。


世の中、いろんな道具があるのです。

熱でお茶パックの封ができる優れもの。名前はまだない。

‥わけではなく、知りません。


ちまちまつめつめ量産成功。

これでしばらく持つかなあ。


煩悩の多いぼくには、こういった単純作業が殊の外向いているらしいです。



2014年5月12日月曜日

Sotocafe用お菓子下準備

一年は365日あるという。




ついでにいうと、一日は24時間ということらしい。

これは何かというと‥Sotocafe時にお出ししているnaoさん手づくりニンジンのパウンドケーキの下準備dayである。ぼくは今回初仕事。

カヌーガイドはカヌーを漕ぐだけが仕事‥ではないのだ。


今年のケーキの完成度たるや素人の域を完全に超えています。

冬の間、雪の下で眠っていた大ぶりのニンジンをすり続けて右手をだいだい色に染めつつ、これからの暮らし方について話し合い心躍らす、そんな1日/365日もいいよね。

ちなみにいろいろ試してたどり着いたこの不思議な縦型のすり器は、チーズ用らしい。



流水でのカヌーと一緒。
にんじんすりすりも大事なのは、角度なのだ。


今日の成果。
一生分以上のニンジン、すったどー!