早川義夫さんの『たましいの場所』つながりで一冊ご紹介。
ぼくは、岡本太郎の母について書かれた『かの子撩乱』を読み、瀬戸内晴美さんの言葉に惚れた。
情熱量、愛情というか、その熱量にいたく感動した。
が、どうして晴美さんは寂聴さんになったのだろうか。
本書によると、「縁があった」ということのようだ。
苦しみや悲しみは心が産み出す。
心が存在しなければ苦しみも悲しみも消える。
これは『般若心経』のメッセージ。
仏教というのには長い歴史があるのに、ぼくにはとても新しい思想だった。
どうやらぼくは自分の心にこだわり(とらわれ)すぎて自らを不自由にしてしまう癖があるようだ。
宗教ってなんじゃらほい、そんなぼくでも、勿論大人でも十分楽しめる本です。
イラストはちびまる子ちゃんのさくらももこさんやで。
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