2014年2月21日金曜日

『ぼくは戦争は大きらい』とはじめてのスノーボード

昨日、部屋の片づけを数日かけてちんたらしながら、久々活字の海へ。


父がお年玉にくれた。

やなせたかしさん曰く、

「一度戦争をしたら、みんな戦争がきらいになりますよ。本当の戦争を知らないから「」戦争をしろ」とか「戦争をしたい」と考えるのです」

「ぼくが『アンパンマン』の中で描こうとしたのは、分け与えることで飢えはなくせるということと、嫌な相手とでも一緒に暮らすことはできるということです。」


ユーモアに富んだ優しい語り口。よくあるような武勇伝風でもないので戦争モノが苦手な方でもとっつきやすいかと。



夜はリフトの動かない貸切珍妙裏山風無料ナイターにて、ボードデビュー。
基本も何もあったものではないけれど、とりあえず、滑った。
風もなく、見上げれば星空。誰もいないスキー場に流れるラジオの音。光に照らされた新雪はキラキラと輝き、ぼくらを待ってくれていた。

ほんの一瞬、夢見心地、浮遊感。

いつかぼくもこの新しい乗物で、カヌーで味わえるトリップ感、浮遊感を得られるだろうか。
水と川や湖と感じ合えるように、ボードで雪と山と、どこまでイケるだろうか。

ふと、いつかのnaokiさんの言葉を思い出した。
「カヌーは乗っていれば誰でもうまくなる。大事なのは乗っていられる環境に身を置き続けられるかどうかなんだ。」


新しい遊び。
できないということは、分からないということは、恥をかくということは、ただただ、それだけで面白い。


氷濤解体作業が始まるまでに何回滑れるかな。


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