2014年1月9日木曜日

寒気に歓喜す人々と年賀本

いつもより少し遅くまで作業をして、帰りがけの気温、8℃。
メガネだけでなく、今日は髪の毛も凍った。

マイナスは省略するのが北国の常識。


そして、ここ北海道では、「寒気に歓喜す人々」がいる。

『「民」食う人々』もびっくり。

‥ん?

支笏湖だけ?

‥‥んんん?氷濤スタッフだけ?

本当のところは分からない。


「分かっていることは分からないということだけだ。」
沢木耕太郎『深夜特急』より


寒気に目を輝かせる男ども。
冬だけれど、やはり、これも「祭り」なのだ。


何はともあれ、氷で作品作りをするには、プラス気温ではお話にならない。

氷は水に溶ける。
知っているようでちゃんとは知らなかった前提の上に、「氷濤まつり」が成り立っている。
理屈はどうあれ、目の前の真実をあるがままに、驚きと共に慌ただしく受け入れていく。

知識は行動や実践につなげてなんぼ。
頭でっかちにならないように、いつでもどちらも動かしておかないとすぐ錆びる。
心のサビはクレ556でもなかなかとれないから、日々の鍛錬が大事だとぼくは思っている。

寒気がやってきた今日からの一週間で、一気に氷アートが完成する。


写真は父がくれた今年の年賀本。
夏以来なかなか本を読めずにいるなあ。


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