2013年12月12日木曜日

氷濤まつり13~シラカバ確保


‥トンネルの向こうは雪国だった。


ベタですいません。でも、本当なんだもの。

寒いけれど天気は良く、雪が積もるとそれまでの少々侘しい茶色な世界が、パッと華やぐようだ。
遠くをぼんやりと眺めながら歩いていると、何でか湖上にいるような錯覚に陥った。

謎の充足感。沸々と心の奥の方からこみ上げてくる喜びはナンダ?
白と青の世界の中に、誰でもない自分が存在していることが嬉しいのだろうか。
ずっと、ぼくはこの世界を見たかったのかもしれない。

撮りたい瞬間は沢山あるのですが‥写真がなくて残念。

東京人にとっては既に大雪レベル。さらさらこぼれる水を含まない雪。これが「パウダースノー」というヤツだろう。
道産子の多い氷濤スタッフの中にあって、ぼくはやっぱりベタにはしゃいでしまいます。

心が喜ぶと、身体を動かさずにはいられなくなり、身体を動かしていると、心も動き出す。
どちらが先だったのだろうか。順序なんてのはどうでもいいか。

ぼくは、山や見晴らしの良い平地のみならず、雪上でも走りたい衝動に駆られる性質があるらしい。
衝動の熱源は、間違いなく、「気持ち良さ」だろう。

心のままに身体を動かそう。心も身体も錆びないように。

自由の翼を得たならば、ランニングや自転車、カヌーのようなtrip感を味わえるのは間違いないなあ。「スノーバム」かあ。


今日はシラカバを取りに、ちょいと支笏湖を脱出していたのです。
支笏湖南西方面、美笛から先は真っ白となり、湖北東側に位置する温泉街(氷濤まつり会場)は恵まれた環境であることを改めて思います。

岡本太郎はかつて言いました。
「同じことをくりかえすくらいなら死んでしまえ」

単管を組んだり、木を切ったり、マツをとったり、さまざまな作業行程があり、この仕事はぼくには初めてのことだらけで、「新しい」は、「面白い」!

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