2013年10月7日月曜日

羊ヶ丘デート

脱カヌーガイドday。

おひねり制アナログ月刊紙『まちゅ★ぴちゅ』と、はまだ編集長の『BABY&PEACE』と千歳の千葉コーヒーの豆を携えて、初めての羊ヶ丘展望台へ行ってみた。


たまたま、支笏湖でカヌーを漕いで、水の中に美しい景色が広がっていたことに驚いて、何でかツアーの間中ガイドはニタニタと笑い続けていて、湖畔で飲んだコーヒーはとてもおいしくて、どうやって淹れているのかを聞いてみたけれど、日常に戻ったらすっかり忘れていて、ふとしたときに、そういえば、あのコーヒー、美味しかったなあと思い出した。
あのコーヒーを飲みにツアーに参加する?ガイドに直接聞いた方が早いなあ。ん?なんだ、この真っ直ぐな言葉たちは。朝から読み始めて、気付いたら夜になっちゃった。いやはや、参った参ったと言いながらも嬉し顔。

一杯のコーヒーから始まった物語。
カヌーとコーヒーとあなたとぼく。

ぼくはそういうツアーを、千歳川でもやりたい。

「大好き」なものだけでつくりあげる、やさしい時間。ぼくは今までに、多分普通よりも沢山そういうものに出くわしてきた。一人占めするには勿体なさすぎる景色。それがお金になろうがならなかろうが、年中場所や仕事が変わろうが、変わらずにこだわり続けている。
見えないけれど確かに感じられるやさしさを誰でもないあなたと一緒に愛したい。
そのやさしさを知ったなら、くだらない世の中も悪くないじゃないと思えるはずだから。
現にぼくはやさしい時間を何度も体感してそう思うようになったのだ。どうでもよかった「生」に固執するには、やさしい時間が必要なのだ。この世に未練を抱くきっかけが必要な時代だよ。

日常を丁寧に愛していたい、愛してもらいたい。

言葉。愛すべき子どもたち。生産性のないぼくが唯一生み出せるもの、言葉。
ぼくが生んだはずの言葉たちが、どんど、ぼくを超えていく。
ぼくには紙とペンと、かわいい君の笑顔があればいい。

「あなたがいてくれて良かった」なんて、ぼくこそ、あなたがいてくれて良かった。

出会ってくれて、思い出してくれて、ありがとう。


さて、こちらは最近買った雑誌。
ファッションみたいな無駄にカラフルな上っ面だけの浅いアウトドア雑誌なんて廃刊になればいい。
さて、どんなもんか。心をヒリヒリさせてくれないか、WILDERNESS。


2 件のコメント:

  1. まちゅぴちゅ、届けて下さってどうもありがとうございました^^
    楽しい時間を過ごさせてもらいました
    珈琲まで頂いて、家の中でSoto Cafeを楽しめそうです
    ありがとです

    お勧めの本を教えていただいたので
    早速、指名手配?して読んでいます
    まずは1冊目 たましいの場所
    いい本ですねまだ途中だけど、すーっと心に入り込んでくる
    真っ直ぐな感じと素直な表現が
    なんとなく安倍さんに似ています

    来年もまた支笏湖とカヌーと
    美味しい珈琲と、笑顔が絶えないガイドさんたちと
    水の上で会えたらいいなと思っています
    かぬあに訪れるたくさんの出会いが
    素敵な贈り物になって、大きく広がって
    みんなに届きますように











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  2. お疲れ様です。
    こちらこそ、こちらこそ、ほっとするおかずから星見話、何から何までありがとうございます。
    早川さんとぼくの言葉が?あらそうですか?嬉しいなあ。
    水の上でも陸の上でも、水陸両用ということで、またデートしましょうね。

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