2013年9月30日月曜日

オンリー1ミータープリーズ


おーるでいろんぐ、雨。

今年何度目かの英語Sotocafe。「あ、そうだったけか」というぐらい。
人と人だもの。言葉より先に心に話しかければいい。


気の早い紅葉に誘惑されながら、のんびり。



同乗すると、お客さまの息遣いまでも聞こえてきそうで、それはそれでとてもいい。

もしもぼくがカヌーを漕いだことがなくて、もしも、カヌーを大切な人と初めて漕ぐなんてことになったなら、
ぼくの心は何色になったのだろう。
天気なんかどうでも、ぼくは有頂天になるのだろう。


2013年9月29日日曜日

漕いに恋して

朝、ツアー前にさっと一降り。
参ったなあと思ったら、徐々に黒い雲は千歳方向へ流れ、恵庭岳方面だけだった小さな青空が視界全体に拡がっていく。目まぐるしく変わる支笏の水と空と風色映画館に、お客さまもぼくも夢中だ。
テレビを三時間見ることはぼくには苦痛でしかないけれど、支笏湖映画館には入り浸り。清掃のおじちゃんに追い出されなければいいのだけれど。

曇ったり晴れたり天気はコロコロと変わりやすく、何より風が安定しない。春と秋は風がびゅっと走る。こわいから無理はしない。誰とやりあっても、風とだけはやりあってはいけない。

相変わらず、水位は高く、濁りのためにバスクリン増量濃厚青色キャンペーンは続いている。
湖のコンディションは最高ではないかもしれないが、支笏はどうでも、ぼくはというと、絶好調だった。支笏の分をカバーしても余りあるものを提供できた気でいる。自意識過剰な分を差し引いても、今日のぼくは乗っていた。ま、いつも乗っているのだけれど。カヌーに。

考えないでも勝手に「ぼく」が動いていた。自分だけれど、自分ではないものが自分の思考を追い越して身体や声を乗っ取り、動いていた。

自分が気持ち良くなればなるほど、提供できるものの質も比例して向上する。
ぼくの快感はお客さまの快感にもつながっていくし、その逆もまた然り。気持ち良くさせたいから、まず気持ち良くなるための自分の腕を上げるのだ。そうか、カヌーってやらしいんだなあ。

今まで使ったことのない、日の目を浴びずに今日まで来た心が動けば、そこに心があったことに気付く。気付きや発見は、知的動物にとって快感だ。

心が動く瞬間を感じる、それが感動。
昨日までの心と、ぼくと過ごした後の心。(「カヌー」や「支笏」は人と人とをつなぐ連結器であり、ぼくのいちばんは自然ではなく、人。)
ふたつが似て非なるものになればいい。心の可動域が拡がれば、世界の色が一変する。

ぼくは壊してしまいたいのだろう。あなたの昨日までを。


午前の気持ち良さを引きずって、午後も好調。

大切な人と乗るのに、カヌーより適する乗物をぼくは知らない。
見知った顔が、見知らぬ顔をしていて驚いた。それは支笏の影響でもなく、カヌーでもなく、勿論普段存外に扱われている哀れなぼくの影響であるはずもなく、それは‥。

ああ、ぼくは恋は春より夏より、秋だと思う。秋はいい。本当にいい。

好きな人と、カヌーを漕ごう。秋。

ん?朝は違ったけれど、ぼくのカヌーには毎日荷物ばかりが積まさっているなあ。
一緒に漕ぎたい人がいない‥わけがない。一緒に漕ぎたい人がたったひとり‥でもない。


好きな人と、カヌーを漕ごう。秋。

カヌーとコーヒーと君。それだけあればいいなって心底思う。

2013年9月28日土曜日

なんでもない風景

通勤時、珍しく市内の千歳川を包む朝霧を見た。

本日久々(‥といっても五日振りですが)、【かのあ】全員集合!

午前はPちゃんと湖南側を久々に漕いだ。南側は緑の濃い青が美しい。
漕いでいるうちに、話しているうちに、思ってもみなかった言葉がポンポンと出てきて、それがなかなか可能性を感じさせる実現不可能でもない現実的プロジェクトな気がした。年中浮きっぱなしのぼくには珍しい方向の思考に、夜になった今、改めて我ながら驚いている。

秋はセンチメンタルに浸っている場合ではない。
これからのことを考え、自分に足りないものやすでに備わっているもの、できることやできないこと、やりたいこと・やるべきこと、好きな人や会いたい人‥来たるべき冬に備え、それらの思考整理期間なのである。身体は夏より楽でも脳みそはありとあらゆる可能性を探って大忙しなのだ。

何となく惰性で一年をやり過ごすことのできない非情なる北国のカヌーガイド事情。
ぼくはまあ、「何となく」とか「誤魔化す」とか「見ないふり」とか嫌いだから。
春から秋まで積み重ねたもの(自信とか誇りとか)が冬に一旦無に帰すことを笑い飛ばせたなら、大抵のことは面白がれる。

春のはじめと秋の終わりの年二回。段ボール二・三箱を送ってカブに荷物を積載したならぼくの移動は完了する。そう、「軽さは正義だ。」(ホーボージュン)

世間ではあまさんだか、しっぺ返しだかが一世を風靡しているらしいが、それはぼくにはどうでもいい。そんなことより、日常をしかと直視していたい。これからの話をしていたい、聞いていたい。


午後はいつもの千歳川源流部からツアー開始。
常連さんが友だちを連れてきた。「また来れるかな」なんて別れ際に言われるとまた嬉しい。
ぼくらガイドは常連さんに会いたくても指名はできない、待つしかないから。

naokiさんがいて、Pちゃんがいて、冗談を言い合ういつものなんでもない風景。
冬のことを考え始めたからか、それとも冷たい空気のせいか、なんでもなくない風景に見えてきた。

2013年9月27日金曜日

すごい天日干し考


なにしに生れてきたと問はるれば、
躊躇なく答へよう。反対しにと。
僕は、東にゐるときは、
西にゆきたいと思ひ、

金子光晴『反対』。

本当に。何でも、とにかく、反対へ、反対へ恋焦がれてしまう。

休み。
起き抜けに何でかあの子ではなくあいつに電話した。

ぼくは好きな人の起きたての整っていない声を聴くのが好きだ。疲れてけだるい声なんかもセクシーだと思う。好きな人ならどんな声でもいいのだろうか。声がいいから好きなのだろうか。
たった一音、「ね」だけで嘘か本当か、愛か夢か、全部分かる。

今年はそれほど電話をしなかった。ま、相変わらず話は長いし脱線ばかりでオチはないし自分からは切らないけれど。
ま、ぼくの相手はどうしたって疲れるだろう。電話でも面倒臭がられる。が、本当に面倒臭かったら最初から相手にしてくれないに決まっている。
ぼくのまわりの人は「面倒臭い」と言うのが好きなのだろう。ぼくは「面倒臭い」と言われるのが好きなのだろう。需要と供給。世の中うまくできている。
面倒くさいのを引き受けてくれる人を、ぼくはいっとう大事にするよ。そうなると、この世界から嫌いな人はいなくなる。

二十代の半分。相変わらず気は多いけれど、「あの頃みたいな恋はもうできないんだろうな」なんてあいつが爽やかさの欠片もない声で言っていて、どうしてぼくは朝からかわいさの欠片もないやつの声を聴いているんだろうと思いながら相槌を打っていた。

もうさ、「新しい友だちとかいらない」、「分かってもらわなくてももう足りてるもんね」とか。
いつ出会うかは大事だ。いちばん情けないときをお互いに知っていると、背伸びをする必要がない。背伸びせずに、背が曲がってもそばにいる人はもう変わらない。心の問題。

ちょうど三週間前にやった中耳炎は、まだかさぶたがあるから聞こえが少し悪いけれど、あとは時間に任せれば良しと言われた。


お気に入りの「ほかほか弁当」の唐揚げ弁当を買って、冷めた世界一のきゃろっとブレンドのコーヒーを持って、クレイジークリークのヘクサライトオリジナルチェアを取りに帰り、いつもの場所に行ったら釣り人がいたのでスポーツセンターすぐのところで日光浴。
近所に清流がある暮らしというのは、最高の贅沢だと思う。
隣に君の笑顔があった日にはもう、ぼくなんか死んでもいい。草っぱらと珈琲とかわいい君とぼくと太陽と清流と秋のシャンとする澄んだ空気と空の青。

この川のそばにいたいと、素直に思う。

この水が支笏から来ているというのもいい。この水が日本海まで流れていくのもいい。轟音ではなく、さらりと軽快な音がいい。ああ、恋‥漕いでも漕がなくても、千歳川が好き。
釣りをしなくても口笛を吹けなくても、ぼけーっと寝転がって鼻歌を口ずさみ、気が向けばしゃぼん玉を吹いてみたり、唄をつくったり、寝そべって目を閉じる。
この時間は何だ。何もなくてすべてがあり、足りないから満ち足りていて、不完全で完璧なこの時間は、何だ。




ぼくは「すごい」と思わない人のそばにはいられない。いたくない。すごくない人と過ごす時間で生まれるものはすごくないものだ。
ぼくがすごいと思う人は皆ぼくを大切にする。
ぼくは大切にされたがりで、大切にされないと生に固執できなくなる自分を知っているから、それを防ぐために、生き延びるために「すごい」にこだわる。誤魔化したら痛い目に遭う。すごくない人はぼくを殺す。
お高く生きるのだ。安売りセールはしないのだ。頭を下げるためにわざわざ生まれてきたわけじゃないのだ。
「すごい」は、信頼だ。「すごい」は信用だ。「すごい」と心中なんてことになったらそれは仕方がない。このぼくが認める「すごい」人とでもダメだったなら他の誰がやってもそれは失敗するに決まっている。
それぐらいの確信的覚悟が、「すごい」だ。

今ぼくがここにいるのは、naokiさんを、naoさんを、カヌーを、支笏を、北海道を、すごいと思っているから。

昨日読んだすごい本は言っていた。
「すごい人がすごいんじゃない。すごいと思う人がすごいのだ。」
早川義夫『たましいの場所』

そう、すごいと思いっぱなしのぼくもまたすごいのだ。

すごいぼくは冬のことを唐突に考え始めた。何にこだわりたいのか、「場所」なのか、「好き」なのか、「人」なのかと、草っぱらで考えていた。答えは簡単、「君」だろう。
いや、「ぼくがぼくであるために」のみ、ぼくはこだわっているのか。尾崎豊。

すごいぼくが行くことになる場所は、今はさっぱり見当がつかないけれど、どこもすごいし、そこにいる人もすごい。このブログを読み解こうとしているあなたも勿論すごい。
いつも、すごいありがとう。あなたのおかげで独りよがりではなくなるのです。



すごいと誰かに思われるより、すごいと誰かを思っていたい。
すごいとぼくに思うより、すごいとぼくに思わせて。

すごく、好きな人がいる。
すごく好きな、まだ見ぬ人もいる。

通算何回すごいと言ったろう。‥「太陽とシスコムーン」か。(『Magic Of Love』より)


ではまた明日。

2013年9月26日木曜日

おもい・ことばとーと

北風が入って参りました。今年は順調に冷えていきますね。紅葉に期待大。



荷物を積載したカヌーでお客さまと同乗するときは、いつもの愛艇「明日FINDER」ではなく、「ちゃーりー」(オールドタウン/チャールズリバー)を相棒にしています。

荷物を積むほどに安定感が高まるなんて、かっこいいなあ。
懐の深さたるや、頼もしくて惚れちゃうね。

付き合うなら小気味良い「パスファインダー」(現行「キャンパー15」)。
恋人兼家族ならオールラウンドな「キャンパー16」。
結婚するなら何でも引き受けてくれる「ちゃーりー」?




ツアー中、ある言葉を控えようと気にすればするほど、どんどん口に出てしまう。口癖というやつだ。
心の内で「またか、しつこいわ。あほか」と毒づいている。意識しているだけマシということにして下さい。

美しい、耳触りの良いきれいな日本語を最初から最後まで一貫して唄っていたいと常々思う。それはガイド中は勿論、生きている間、いつでも思う。
LIVEは別に日本武道館でやる必要はない。ぼくらそれぞれの日常がLIVE会場だから。日常で日常を唄えていれば大きな箱モノは必要ない。「有名人」とやらはそういった意味では「不遇な人たち」のことだからぼくは羨ましさより同情の念を抱いてしまう。
日々を丁寧に生きている人は、忙しくて「有名人」をやる暇がない。



カヌーツアーだと場所はだいたい決まっていて、単語なり一文なりの、「ずきゅんふれーず」がある。
例えば‥、
『周囲40キロ、この広い湖で今浮かんでいるのは、ぼくらだけ‥かもしれないんですよ。』
とか。
反応の悪いフレーズは淘汰されていく。

どこでどのフレーズを唄うか、唄わないのか。ぼく次第、目の前の君や天気や水や風任せ。
1フレーズずつは体裁が整っていて流暢な(つもり)のだが、順番やつなぎ方にマニュアルなんてものはないし、日々あらゆる状況は変わるから常に創造・表現欲は刺激され続ける。creative。
いつでも、なるだけ、いいものを出したい。いいものは気持ち良い。

‥昨日から読み始めた、とある一冊テイストが完全に入ってしまっているなあ。素晴らしい一冊だから今度紹介しようかな。気になる人はこっそり聞いてね。

ぼくの夢のひとつ、書くように喋りたい。
書くのはひとりだが、喋るのはひとりではない。同じわけにはいかない。でもなるだけ近づきたい。
文語体に限りなく近い口語体を洗練させていきたい。句読点や改行、段落や行間をうっすらと匂わせたい。ありありと生命をだけ唄っていたい。

目指すは、原稿用紙の脱机上化
いつでも小脇に、見えない原稿用紙を携えたなら、鉛筆があれば、どこへでもいける気がするのだよなあ。

不快感や違和感、頭に疑問符を浮かばせないように、自然にその音に身体を揺らしてしまう粋なリズム、耳触りの良い音。
勿論骨太な思いあってこそ。思いと音。‥思いとーと。‥おもいとーと

とことんまで、やさしい音をつくるのが、包むのが、ぼくの「仕事」。




我に返って‥
ツアーでは素足+サンダルの限界をいよいよ感じました。ネオプレン靴下なりドライパンツ生活開始の合図ですね。
帰り道は春以来の10℃。まだ2ケタあるのに案外寒くて、メットの中でひとり笑ってしまいました。ま、二人いたらこわいか。

naoki家、釧路川よりご帰還かな。おかえりなさい。

2013年9月25日水曜日

新宿同盟と「やったことないことをやろう」旅

しっかり、時に激しすぎる‥雨ー!

昨日から釧路川沈没中のnaoki家。
naoさん「何か変わりは?」
ぼく『特に問題ないです。‥ただ、強いて言うならば‥ぼくが寂しいってことくらいですかね。うん!」

naoさん失笑。

‥このように、あほな従業員を抱えるといちいち大変という【かのあるある】でしたとさ。

午前、今年二組目の新宿同盟締結。
通称「新宿の田舎」。ぼくの生まれ育った閑静な住宅街は、いらん開発がちんたらと、しかし確実に進められている。町が変わっていく。思い出は消えないけれど、町が変わっていく。

「今年の夏はどうでしたか?」なんて、あれこれ家族や仲間たちの住む町の話を引き出して頷きながら、ここがあの町ではないという当たり前のことを改めて思った。
足を運ぶたびに何かが変わっていて、でもそこが前は何だったのかを思い出せるほどでもなくて。

夏の友だちの顔を、ぼくは知らない。半袖の君を最後に見たのはいつだろう。
君との夏の思い出は一時停止したまま。
そんなことを春に思って少し悲しくなっていたことを今日思い出した。

逆に言えば、夏のかっこよすぎるぼく(‥笑うところではなく頷くところですからね)を知る人はあの町には少ない。


午後。
遅い夏休みに、人生初体験をふたつばかり。
限りある人生の内で、自分だけのために使える時間は殊の外少ない。積み重ねるほど、荷物は多くなっていく確率が圧倒的に高いわけで、今動けない人はここから先も動けないわけで。
二十代真ん中という中途半端な立ち位置は、貫くのか攻めるのか、妥協するのか守るのか‥、いろんな意味での岐路にある。決めてしまえばやるしかなくて、でも、今はどこにでも何にでもまだなれるから、決めることを恐れていたりしてさ。
ぼくも彼女のように、いや、彼女よりもさらに?、追い立てられるように生き急いでいるひとり。
全く焦らないのも、焦りすぎるのもよくないから、見失わない程度に焦っていたい。





2013年9月24日火曜日

「一人ぼっちは楽しい」

春から逃げようとして逃げ切れず、逆に春ばかり堪能した今年の春。
目をつぶっても歩ける新宿をふらついていたら、今年の唄が見つかった。

ガガガSP「一人ぼっちは楽しい」。



野田知佑さんも、宮崎駿さんも、「寂しい」とか「孤独」ってのはいいことだと言っている。

「寂しい」から会いたくなって、「会いたい」から、「好き」なんだろう。

ぼくが年中寂しいのは、年中好きな人がいるからで、
寂しいと思わせてくれる人が、好きだと思わせてくれる人がいるって、幸せだよなあ。
その人たちは別にぼくに好かれようとしているわけではなくて、ただ、「自分」をやっているだけで、それがぼくの好みだっただけで。それは誰の負担にもならないはずで。

‥え?面倒臭い?

そういう人は少ない。そういう人は一人‥でもない。

恋人はひとりだけ?
常識とか形式とかそういうの、どうでもいいもんなあ。
ただ、君がいて、ぼくもいて、君がどうでもぼくは君が好きで。君が何かしてくれるから好きなんじゃない。君が君だから好きなんだ。君がどんな君でも、君がやる君ならぼくは何でもいいんだよ。どんな君も大好きなんだ。

早口唄言葉ごっこ。

午前も午後も、太陽はあまり出ませんでしたが、雨は当たらず。
湖と川と博多弁と山岳部、どっちもいいね風一人ぼっちガイドツアーでした。

2013年9月23日月曜日

秋分の日よりの使者

正しくは「日曜日よりの使者」by ブルーハーツ。

九月第二弾三連休ラストday。‥ん?んん??‥‥ややこしいわ!


午前。
晴れ。の予報が何でか曇天の支笏。たまにぱらっと雨。


午後。対岸は「天使のはしご」だらけ。

2013年9月22日日曜日

永遠の二日間


九月、ぼくらは秋を追い越す勢いで駆け抜けております。

naokiさん、Pちゃんと昨日から支笏湖・美笛へ。遊び?いやいや仕事です。

途中からは月明かりにも照らされ、夢のような夜でした。


詳細はこちらの『かのあブログ』にて。
1【アドベンチャーキャンプ前夜
2【アドベンチャーキャンプいざ

今朝。4:55。寝ぼけ眼でテントのフライシートの隙間から外を眺める。



わ。思わず声が出る完璧な朝。



 さ、長い一日が始まるぞ。


通常ツアーでは行く機会の少ない湖南側・西側。背景となる山々が変わるので自分の中では新鮮な写真たちです。



小学生のとき、ぼく自身もこういう「野外活動」には年間通して参加していた。
今日、サポートという形でまた関わることになろうとは。世の中何がどうなるか分からない。



経験に勝る勉強はない。


今はまだ今日の意味を完全に理解はしていないだろうけれど、いつか、絶対この日のことを彼らは思い出すだろう。

昔、「彼ら」だった「ぼく」は思い出して、似たようなことをやっている。


好きなこと、やるべきことは、見つけるものではなく、思い出すもの。
どこかにあるのではなく、自分の中に備わっているもの。


 風波が強くて、大人でも進むのが大変なとき。
大丈夫かな、行けるかなと様子を見ていると、こどもたちは誰からともなく自然、唄い出しました。

小さい身体のどこにそんな力が蓄えられているのだろう。
声を合わせると、心も手も合う。

不思議な感動を覚えました。



子ども×自然=無限大の可能性。




美笛ないと

今夜の家は美笛。
黄色い天井は千歳ゼロ円ハウスより落ち着くのだよなあ。

今宵もお月さんは明るく、生きてて良かった、そう思える一夜に感謝しながら眠ります。

2013年9月20日金曜日

ああ、回転寿司

さすがにひとりでは行く気になれない唯一の場所かもしれない。

CUB通勤時の服が一枚一枚、増えていく今日この頃、皆さまはいかがお過ごしですか?

ぼくはというと、春も秋も着脱ひとりファッションショーを毎日開催しているわけです。



午前はインターナショナルSotocafe。

午後は北海道好きSotocafe&団体。


‥君の気持ちやあれこれが、この水みたいに透けていればいいのになあ。

なんて。

冬やらカヌー道具談議をしているうちにもう外は真っ暗なのでした。

いやでも冬を意識させられる。ただ今秋、まっさかり。





2013年9月19日木曜日

ぼんやり洞爺湖とぅないと2

「昨日が走り書きだったからその分もプラスで今夜は長いだろう」と意を決しているであろう物好きな読者様の期待を裏切り、さくっと。

荒れ狂う支笏から逃げるようにカブを走らせ、昨日からお隣の湖・洞爺(Lake TOYA)にて逗留。


目の覚めるような美しい色が突然眼下に広がり、焦ることもないのになぜだかひとり、慌ててしまった。
見てはいけないものを見てしまった後悔と喜びが一斉に押し寄せ、
欲しいものがいざ手に入りかけると、手放したくなる衝動に襲われる。

謎解きわーど:「きれいな薔薇には棘がある」。野口健さん曰く、「知ることは背負うこと」。


ここは、2000年に噴火した有珠山の火口跡。たった13年前のお話。
「洞爺湖ビジターセンター」裏手からフットパスが整備されているので誰でも気軽に歩けるようになっています。
写真は「有くん珠ちゃん」の「有くん」。「珠ちゃん」は茶色でした。


キャッチ―なコピーのついている有名な観光地や世界遺産、それもいいのだが。
何色を「美しい」と感じるかは人それぞれだから、無理にそうでもないところや色に感動する振りなんてしないでいいからね。
みんなが「いいね」と言ったからって、あなたやぼくが「いいね」と思うかは別問題。
あなたの「いいね」は、ぼくには「最っ低だな」かもしれない。その逆もしかり。それでいい。どちらも正しいしどちらも間違っているのだから、争うための真っ当な理由なんて総理大臣だろうとぼくだろうと、誰だろうと、見出しようがないんだよ。
そのエネルギー、無駄。

ぼくはぼくの心のままに感じるのが仕事。あなたはあなたの心のままに、が仕事。



ちょっとだけ中島。
たった五年前。ちょうど、洞爺湖サミットの年。ちょうど二十歳。
ぼくの個人的北海道開拓の歴史は、ここから始まりました。


 支笏にはいない「コブハクチョウ」たちの毛づくろい朝会に参加した。


 朝日を浴びて光り輝く白い羽。
獰猛なのであまり近づかない方がいいです。


初めて付き合った子は、いつまでも特別。

離れてもそばにいても、あの子だろうとこの湖だろうと、一人だろうと特定多数だろうと、
好きなものはやっぱりいつまでも好き、なのだ。




洞爺湖とぅないと

いい夜でした。
こんな夜を、あと何度でも。

2013年9月17日火曜日

君がhome、「I’m home」

気持ち良く晴れた。


 けれど、風は最強。

 初めて、千歳川源流部が本気で濁っているのを見た。
耳にうるさい風と波の轟音。

九月もなんだか不安定だなあ。

全く人を寄せ付けないエネルギーの大爆発する様を眺めていたら、不覚にも泣きそうになった。
泣いてたまるかと、思いっきり漕いでみたけれど、ぼくの知っている美しい支笏は、どこにもいなかった。
どう思われようと、どうでもいいんだなあ。ぼくらがどう感じるかなんて、どこ吹く風なんだと思うと、感じることの無意味さを突きつけられるようで、悲しくなってしまう。
人は、影響を与え合いたい生き物。

歩み寄る気がぼくらにあっても、今日の彼女にはその気がなかった。
どんなに会いたいと願っても、相手に拒否されたら、思い続けることはできるけれど、会うことはかなわない。


今朝、いつも通りにいってきますのキスをして、ぼくが帰ると「おかえり」と迎えてくれるはずの君が忽然と姿を消していた。玄関の前、ここがどこだか分からなくなり立ちすくむ。

ぼくのhomeは君だったことを知る。

‥なんてね。


午後はツアー中止。


したらば、せっせと内職!
ツアーで出しているnaoさんブレンドのハーブティ制作をいそいそと進めたりしましたとさ。

現実のhomeに帰ると‥

「ちゃんと気仙沼で買った」というアンカーコーヒーの「I’m home」が届いた。


(好評の高尾山がすきだっ!2013.4.12てやんday)

春の高尾山後、友人が新宿伊勢丹にアンカーコーヒーが出店しているので買いに行くと言う。その後の予定はいつものようにノープランにしていたぼくとはまだくんは彼女に同行することにした。そこでぼくがずきゅん買いしたコーヒーが、他でもない「I’m home」という名のコーヒーだったのだ。

home。I’m home。君がhome
ぼくの脳内と脳外は絶妙なタイミングでリンクする。

夢も現実もたいして変わりないから、
この前夢でアメリカの戦闘機の機銃掃射に怯えたときは焦った。柳田邦夫さんの名著「零戦燃ゆ」のせいです。
ぼくは夢の中でもツアーをやっていたりする。

2013年9月16日月曜日

ビッグイシュー創刊10周年記念ミッフィー号

やめて~といっても、雨。うーむ。が、しかし。天気は誰のせいでもない。皆さま大丈夫ですか?
ぼくは余った体力を、明日以降のツアーに向けることとします。

山本太郎さんがブログにて勝手ながら「秘密」にしますと銘打って「秘密保全法」について触れています。いちばん分かりやすいかと。一分あれば終わりますので是非。
一分もない人は以下抜粋文。

たろさん曰く
「情報統制が始まる、って事。
何も知れない、何も言えない、って時代がすぐそこまで迫ってるんだよ。
弾圧がより激しくなり、とん
でもなく強い同調圧力の中で生きるって事、息を潜めながら。
法案が通って、数年後に泣いたって遅いんだよ。

今まで以上に情報はコントロールされ、報道は政府や権力者にとって好ましい内容しか流れず、情報は均質化される。
昔、戦争があった時代と同じ。
何としてもこれを阻止しなきゃ、今よりもっともっと酷い時代がやって来る。」


今日はお気に入りの雑誌をご紹介。
ビッグイシュー(222号)を久しぶりに読んだ。
本当は直接買いたいのだが、なかなか札幌に行けないもので、新宿の父(占い師じゃないよ。)にお願いした。


ビッグイシューは1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊しました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。
(HPより抜粋。)

どのような経緯でこの雑誌が存在するかという点は勿論のこと、普通に、どんな情報誌よりもまともだし、何より、純粋に面白い。
作家の雨宮処凛さん(北海道出身なんだね!)や、料理研究家の枝元なほみさん等、現場で何度も顔を見たり一緒に動いた人たちが文章を寄稿している。
ジャック・ケルアックではないけれど、路上から生まれる言葉には机上の妄想話よりずっと説得力があるわけです。

「原発いらないじゃん」って、路上に通い出したとき、雨の日も風の日も、隣にはいつも販売員さんがいた。
新宿西口小田急ハルク前。自分や大切な人のこと・これからのこと、いろんなことが明確になった2011年冬。

‥脱線厳禁。
それまでは、表紙が好きな人だと買う程度。よく分からんが、なんだか怪しいよなあなんて風に眺めていた。
どうして毎日彼らは路上に立っているのか。何も知らなかった。知ろうともしなかった。毎日路上で手を掲げて雑誌を売る人たちの人生や生活は、ぼくの生活の圏外にあった。

おじさんと呼ぶにはまだ早いおにーさんと挨拶をするようになって、だんだん世間話もするようになって、そうすると、他の人でなくその人から買いたいと思うようになるのが人間というものでしょう。
募金するよりずっと気持ち良くお金を払える。どちらが上とかでなく対価を支払うのだから、自分を蔑む必要もない。精神衛生上、負担が少なくて済むから、こうして10年、続いているんだろうね。



今年のアースデイ@代々木公園。妙な若者たちが盛り上がっていたのは他でもない「ビッグイシュー」ブース。

★唸った情報をひとつご紹介★

福島のツバメを現地調査した米国研究者・ティモシー・ムソー氏によると。(ツバメに異常の可能性)

「ウクライナのベラルーシではツバメの内部被曝と外部被曝は、環境中の放射線量と比例。
汚染のひどいところでは羽毛の白斑や腫瘍、精子奇形、小頭症など。高濃度汚染地域では無精子症も。
福島県浜通りでも羽に白斑などの異常が出ている。
時間の経過に伴い、鳥類や昆虫の個体数が減っていると報告。例外はクモで、高線量の地域で増加した。

なんでクモは大丈夫なんだろうか。

★ずきゅんわーず★
スーパーで久しぶりに試食販売をやってみたという枝元なほみさん曰く‥

・自分からしたいと思ったこと、意義を感じられることをするってすごいんだな、そう思ったのだった。

・人と直接に接するってすごい。数じゃないんだよ、本気で思った。

2013年9月15日日曜日

三連休ど真ん中の雨と、帰巣本能と「秘密保全法」

やめてくれー、という叫びも虚しく、朝から降る降る。雨もいいのだけれど、さすがにこの雨はちと厳しいか。
こんな日は、「水商売だよなあ」と、つくづく思う。

札幌近郊の方々には日を改めてもらいまして‥。

午前は近いところで雷がゴロゴロ。
午後からは、空が明るくなりました。たまにやんだり。
午前に比べれば止んだも同然。


『結婚っていいもんですか?』
愚問だよなと思いながらも、結婚式帰りのお二人に、率直な質問を投げかけてみました。

「うん。結婚、いいもんですよ~。」

「何言うてんねん!あほちゃうか!いいに決まってるやろ。」と厳しくツッコまれることもなく、
どこまでも優しく、幸せをおすそ分けしてもらいましたとさ。
湖上でのハプニングがいつの日か、笑い話になればいいのですが。


帰宅すると、見慣れぬ異国から手紙が届いた。


何だろうと思ったら、
ヨーロッパへの旅立ちを見送った、おひねり制アナログ月刊紙『まちゅ★ぴちゅ』が、姿を変えて生まれ育った町に帰ってきたようなのです。

‥なんてこった、嬉しすぎる。お帰りなさい。

三宅洋平の誕生日。霧雨支笏湖と『まちゅ』ヨーロッパ進出と深海魚】(2013.7.24てやんday)

チョコレートが嬉しいんじゃない。おひねりが嬉しいんじゃない。どちらも嬉しくないはずがないけれど。

会ったことのないあなたとまっすぐにつながったことが何より嬉しい。

ときに無力な言葉のチカラを、ぼくは信じていこう。

親馬鹿の親が思うよりずっと、子どもたちの未来は明るい。



もしも言葉を自由に使えなくなったら、表現の自由が奪われたなら‥?

ぼくはおっ死んでしまうだろう。「生きたい」が、「書きたい」なのだ。
「好きに書けない」とそれは「好きに生きられない」ということで、つまり、生命にかかわる。
勉強不足なので、触れずにいたのですがパブコメ期限が9/17なので。「秘密保全法」について引用紹介。
不穏な空気。
できることは無駄だと思える小さなことでもやっておこう。本当にどうしようもなくなってしまうその前にどうぞよろしく。パブコメ、出そう。

★★★★★★★
以下、らんぼうさんより。
★★★★★★★

秘密保全法ってご存知ですか?

超簡単にいうと国にとって重要な情報を特別秘密に指定しちゃうよ(特に外交の分野で)
内部告発したり知ろうとすると逮捕だー!
最高10年牢獄行きにするど~!
ってやつです

そのパブリックコメント
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/
があと数日にせまってます

締め切り2013年09月17日!!

下記から簡単に送れますよ~

【「特定秘密の保護に関する法律案の概要」に対する意見募集について】

案件番号 060130903
案件名 「特定秘密の保護に関する法律案の概要」に対する意見募集について
所管府省・部局名等(問合せ先) 内閣官房内閣情報調査室
電話:03-5253-2111(代表)
意見・情報受付開始日 2013年09月03日
意見・情報受付締切日 2013年09月17日

こちらから送れます。↓
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=060130903&Mode=0

↑↑内、下段に【パブリックコメント:意見提出フォーム】があります。
そこから、簡単に送れますm(_ _)m

ーーーーー

秘密保全法制とは、国にとって特に重要な情報を「特別秘密」に指定し、それを取り扱う人を調査・管理し、それを外部に知らせたり、外部から知ろうとしたりする人などを処罰することによって、「特別秘密」を守ろうとするものです。
http://www.nichibenren.or.jp/activity/human/secret/about.html

【特集ページ】「国会提出迫る秘密保全法」~米国によって剥奪される国民の知る権利
http://iwj.co.jp/wj/open/himitsuhozen

IWJ 秘密保全法一覧
http://iwj.co.jp/base/search/?keyword=秘密保全法&search=1&btnG=検索

「秘密保全法」の怖さを知っていますか?
http://www.1-lawyers.com/lawyersblog/?p=195

誰でも処罰対象になる危険な『秘密保全法』
http://youtu.be/Mxtz7fJeTww

誰でも処罰対象になる危険な『秘密保全法』
http://youtu.be/Mxtz7fJeTww

秘密保全法案について。- 2012.03.03
http://youtu.be/M7t9S_TfKh8

知ってください、広めてください、通して良いものと良くないものがあります。






2013年9月14日土曜日

超団体→ジンギスカンnight→雨の喜び

御無沙汰してます。二日分さくっと!‥いけるといいね!

昨日の様子はコチラ→【かのあ最多体験数DAY


photo by Pちゃん。「蜘蛛の子を散らす」。

色々な意味で、新たな展望が開けた気がします。

その後は、福島豪氏とSotocafe。


夜は、naokiさん・Pちゃん・矢吹全氏・福島豪氏、という札幌近郊豪華先輩ガイド陣営によるジンギスカンnight。
場数の違う先輩方の言葉にこもる説得力。生きた教科書から学ぶべきことが未熟者には多すぎる。


しっかし皆さま多忙ですからね。一人減り二人減り、最後はnaokiさんと鍛高譚梅酒で延長戦へ突入。

普段は全く話さないこととか、いろんな話をした気がします。

僕にとってnaokiさんは、ただの「雇い主」ではないのです。

昨日の記憶は定かではないけれど、その分、これからのことで僕らの脳みそはいっぱいなのです。


日をまたいで本日朝、雨。
『雨ですね~、どうしましょうか~。』なんてお客さまといつものように相談。

僕『‥あれ、この前も、来てくれていましたよね。一ヶ月ぶり?これで四回目でしたっけ?』

常連さん「覚えててくれたんですね~、今日で三回目です。予報が雨だね~って言ってたんですけれどせっかくだから。」

僕『実はね、‥雨も、物凄くいいんですよ~。いつもよりもっと静かになるし、緑は艶っぽいし、‥ま、風邪ひいても難なんで様子見ながら、とりあえず行きますか。』


 漕ぎ出すと、雨も上がり、たまに晴れ間。

カヌーや支笏湖の魅力にすっかりハマったその方は、カヌーにいつでも乗れるように、支笏にいつでも来れるようにと、長らく所有を躊躇していた車をえいやと購入したという。

「まさか車を買うことになるなんて。自分にとっては今年一番と言ってもいいくらいの大事件だったんです!」と、チャイを飲みつつ、何とも嬉しそうないい笑顔。

「ずっと住んでいたのにこんなに支笏湖がきれいだなんて知らなかった。もっと早くここに来ていればよかった。いい町ですよね、千歳って。」

カヌーは、激流や静水は勿論、町の魅力も発信していたんだね。

住んでいる町を好きになる。手元にあるものを愛する。
簡単だけれど難しい、日々を丁寧に生きるためのヒントををさらりと織り交ぜ進むカヌー。


「雨か~と思いながら来たけれど、本当、雨もいいですね。晴れもいいけど、本当、いつでもいいんですね。ああ、いいな~。支笏湖。カヌー。千歳川。風の音。パドルが立てる水の音。魚の群れ。水草の森。‥ああ、いいな~。いつまでやってるんでしたっけ?じゃあともう一回かな。」


千歳の支笏湖は、世界一の湖です。
世界中どこを探しても、ここ以上の湖に出会うことは、僕にはないでしょう。


「何回漕いでも、きれいですね。」

僕『そうなんですよ。僕なんかほぼ毎日漕いでいるわけなんですけれど、毎日漕いでも、毎日漕ぐ度きれいだなあといつも思うんですよね。』

「‥あべさん、いい仕事してるなあ。」


午後は太陽がお出まし。湿度は相変わらず高い。暑い。風波が立ったので、千歳川源流部にて催行。


2013年9月12日木曜日

おひねり制アナログ月刊紙『まちゅ★ぴちゅ』8

今日はまちゅ制作と共に、窓から無理くり布団を出して強引に干したり、耳鼻科に行ったり、世界一のコーヒー豆を買いに行って、お気に入りのザンタレ定食を食べて、初めて見るかわいい店員さんの笑顔におどおどしたりしていました。

左耳、相変わらず世界は遠のいたまま。
自然治癒力もパワーダウンしているんだろうね。九月は自粛してなるだけ大人しく過ごしたいと思う。



さて、今月の『まちゅ8』は、
・秋の雑感という名のラブレター
・日々雑報

じゃい!

昨日のP氏の一言を着想のヒントとし、昼飯も忘れて書き上げました。

昨日、よーこさんに「あべくんの文章は普通じゃないから面白い。いつも楽しく読んでるよ~。」
とお褒めの言葉&おひねりを頂いて、さらには『風立ちぬ』話もようやく初めてすることができたおかげで、やる気スイッチオン。単純なもんです。

ぼくのつくるものは全部、
顔の見える大事な人が手に取り、何かを感じたそのときに、ようやく完成するのかもしれません。

ぼくの代わりにその人の生活に寄り添ってほしいのです。so,頑張れい、『まちゅ★ぴちゅ』。

活字。生命を吹きこんだ「活きた字」、生き生きと生きる世界中の仲間たちの元へ、いざ向かえ。
ぼくは活字ほど自由にはなれなくても、自由な活字を自ら生み出すことはできるのです。

北海道千歳支所での『まちゅ』制作も残すところあと一回かもしれないのだなあ。

家のこと、居場所のこと、興味、会いたい人‥現実的に考えるあれこれが大増量する秋なのです。



2013年9月11日水曜日

雨の足音に耳をすませば

誰もいない夏の終わりの湖畔。初めてのカヌー、仲間、案内人、君とぼく。


愛おしい人の隣。ふっ、目を閉じる。微かに聞こえていた遠くの雨音が次第に大きくなっていく。
二足か三足か四足かは知らないけれど、「雨」がぼくらのところまで早足で近づいてきているようだ。
喋り声が聞こえなくなるほどの賑やかな雨が並々と降り注いだと思ったら、あっという間に「雨」はぼくらをまたいで今度は山の方へと走っていった。


呆気にとられた僕らは目を見合わせたなら大きな声で笑ってみた。

どうやらここでは人気者みたいだね、雨。あっちにこっちに大忙しだ、雨。

ところで、君、寒くない? 

「だいじょーぶ。」

「ふふ。雨男、だーれだ。」


なんてね。
今日も支笏は弱まったり強まったりと、忙しい雨。

「雨が向かってくるところなんてめったに見れないよね~。」

ということで記憶に残る、雨の足音に耳をすませばツアーとなりました。


帰宅後、近所のスーパーで「支笏は雨すごかったですよ~。千歳も降りましたか?」と聞くと、『いんや。晴れではないけれど雨は降らなかったよ~。支笏湖は降ったのかい?』

‥‥ということで、今日もピンポイント支笏湖雨模様。





一枚目の写真もだけれど、 これ、ぼくの大好きな支笏色。雨がより濃く演出してくれていました。

「支笏湖」と一口でいっても、場所によって色は微妙に異なります。その日の天気や風、気分にもよりますしね。
広い湖の中でたったひとつ、お気に入りの自分色を見つけてみてはいかがでしょうか。

所有することはできないし、する必要もない美しすぎる色を心の内に持っているかいないか。
「豊かさ」の指標なんてのがあるならば、それは富とは切り離されたところにこそあるのではないだろうか。

Do you know 自分の好きな色?

たった一言、「青」で片付く色の中に、いくつもの「青」がある。

君の好きな「青」と、僕の好きな「青」を見せ合いっこしないか。


‥漕いでいるとついつい、あっちの世界に行ってしまうのだよ。漕いでなくても、恋でなくても。
‥否、いつでも恋は必須陽光。要項。

ありがとよ、雨。疲れたけれど、笑顔が増えた。


ぼくらが住むこの狂った世界は、ぞっとするほどの美しさに満ち満ちた水の惑星。


2013年9月10日火曜日

西と東と支笏湖祭り

どどん!
アンコールの嵐!!naokiさんを探せ!



中耳炎耳のその後。昨日より今日。今日より明日。ということで、だいぶ世界が近づいてきました。

湖のご機嫌を伺う朝は、相変わらずそわそわとして落ち着かない。今日はどうかな?目を細くして湖を見る。

やった!‥嬉しくなってしまうほどのベストコンディションではありませんか。
その後も一日中、安定して日が出てくれました。

夏の終わりからひそかに思っているのですが、今年の紅葉はとても美しくなる気がします。


午前は、揃いも揃って気さくな関西組が集いました。
Soto Cafe中なんかは地元話でガイドも置き去りにしながらどんどん盛り上がっていく。
寂しかったって?いやいや、逆です。お客さま同士でやりとりが弾むと、僕は嬉しいのです。

あとーんす!

ほんの一瞬と言ってしまえばそれまでですが、思い出して笑顔になれる、やさしい時間を一緒につくる「仲間」ですからね。

僕の東京弁は江戸っ子らしくてきれいだとか、笑顔に癒されたとか、皆さま調子に乗せるのがまっことうまい。
別れ際には握手。お気に召さなければ握手を求めてはくれないはずなので、これもまた嬉しい。
調子に乗って、ハマダ編集長の『BABY&PEACE』創刊号を渡してみたりして。



ツアー終了後、温泉街へ小走り。ナイスタイミングで「支笏湖祭り」の見せ場の濡れ場を見ることができた。
さ、naokiさんはどーこだ。
去年は雨で寒々しかったことを思うと、今年はいい日和ですな。

午後は東のお客さまが揃いました。
釧路、美々川、尻別川‥さまざまなカヌーツアーに参加して目の肥えているお客さまも今日の秋晴れ微風(帰りは波立ち)に満足げ。ツアー後、ストレートにお褒めの言葉を頂き、なんだか今日は乗せられっぱなしの、久々一日ひとりSoto Cafe店長日和なのでした。

県民ショーではありませんが、一概に「○○の人は~だ」とかとも言えないのですが、それでもやはり、土地と人とは互いに影響し合うものであることを改めて感じました。



2013年9月9日月曜日

旅の唄~「Do you remember the tear of that day?」&「願う以上のこと 祈る以上のこと」

「Do you remember the tear of that day?」2012.9.26


優しい唄を聞いていたら、ふと、思い出してしまった





あの日のこと
君は覚えているだろうか


今となっては、恥ずかしくて、口にすることもできないような、
現実に起こった、イリュージョン


きっかけは何だったのだろう、覚えてない夜


僕は、混乱していた

どうして、今、そばに君がいないのか
どうして、今まで、どうやって、そばに君がいないで、生きていたのか
右手を伸ばす、君を探す
宙を空振る、僕の右手
 

君をつかめない、君がつかめない、君、君、君はどこだ!!!?

なんでいない、ここにいない、君がいない、僕は僕は僕は‥

届かない 目の前にいない、君がいない!!


どうしようもなくて、ただ、ワケも分からず、
ただの、聞き分けのない駄々っ子、繰り返す

寄せては返し、同じコトバを繰り返す


溢れ出る涙、とめどないコトバ、混乱する頭と心

自分でも驚いていたのだから、君はさぞかし驚いたろう

困りきっている君の声、グサリと僕を貫く

ごめんね、君のせいじゃない
ごめんね、僕も分からないんだけど、そういうことだったみたい


ごめんね、ごめんね、ごめんね


どうしようもないのは、君も同じだったみたいで、
どうしようもない夜に、どうやら、君も泣いていたらしい
君も泣いてくれていたなんて、知らなかった夜

嬉し涙じゃないけれど、どうしようもない夜、途方に暮れて、君も一緒に泣いてくれていたらしい


それだけでいい、なんてことはないけれど、

付き合ってくれてありがとう
一緒に泣いてくれてありがとう


僕は幸せだ、今思い出せた


僕は馬鹿だから、大切なことを忘れてしまう

こんなに大切な夜を、忘れたくないから残しとく
思いっきり生きたあの夜は喜び、忘れちゃいけない


初心忘れべからず、やっぱり、君が好き。



★2011、12月★

「願う以上のこと 祈る以上のこと」(ドリカム)タイトルからイメージした唄。







ひりひりと、狂おしいほど、悔しいくらいに大好きなモノのために流れる涙。

つたう涙は無職‥いやいや無色透明だ。


こぼれる雫。

その涙は美しい。不純物ゼロ。拭わずに走らせて。美しいのだから。

ヒトの美しさ、不器用でヘタクソな人間らしさ。


仁王立ち、ピシッと伸びた背筋。

握り拳、足だって震えているのにね。


生きる。凛として見据える。清々しく潔く。清涼飲料水を地で行く。


涙は拭わずに。誰にも拭わせずに。

僕も拭わなかったのだから。必要ないのだから。


大切に、そのままに、大切に。