2013年6月2日日曜日

カヌー的「耳をすませば」



ツアー場所によっては、スタート地点まで歩いて向かうことがあります。


急な階段の下には、青と緑の千歳川。
‥ジブリか。(ジブリ作品は急坂が多い)



赤い橋をくぐると、一気に視界が開けます。
開くのは視界だけではありません。
‥安易ですね。



今シーズン初、半そday人、現る。


‥ジブリや。(しつこい。)



水とか陸とか、人生設計とか成功とか原発とか選挙とかアベノミクスのあほんだらとか自殺者三万人とかモンサントとか放射線とか化学薬品とか燃料高騰、カブでスピード違反とか、デート代も財布に入っていなかったり、しゃぼん玉は君の町まで届きそうにないし、最高のコーヒーは自分ひとりではたどり着けないことも分かってしまったし、根っこがあるんだか分からないし、アラスカの風はパタゴニアの強風より凄まじいし、‥問題は山積みさ。
でもね、少なくとも今は。今だけは。そういう全部、どうでもいいことにしていいかな。

 どうでもよくない君とだけ手をつないでいたいんだ。

この世界は素晴らしい、そう僕に思わせてくれるのは、君の手のぬくもりだけさ。




カヌーを漕ぐ若者は少ない。いつでも、僕は最年少だ。
初めて出会った同世代のカヌー乗りは、かのあ代表兼カヌー馬鹿代表・naokiさんだった。



カヌー。それは、世界の色を変えられる乗り物。
カヌー。それは、大好きなあの子の笑顔を引き出すための、とっておきの道具。

カヌー。やさしい時間。
カヌー。大切な君。
カヌー。尾を引く余韻。




カヌー。漕、ぼくは君が好き。



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