2013年5月31日金曜日

厄月か?さらば五月の最強尻別川

かのあブログ→新緑の尻別川

新緑、ドピークです。グリーンシーズン到来ですよ!早く遊びの予定、立てましょう!

千歳~支笏間もキテます。「道道16号」。日本で一番好きかもしれない、季節と走る道。

その新緑トンネルを雄叫びを上げながら走るカブがいたら、それ、僕です。



うは、羊蹄山バッチリ。‥ひゃっほーい!奇声を発せずにはいられない。短い夏が来たんだもん。


川スイッチ、オン。

のんびり浮かぶ?ガツガツ攻める?カナディアンカヌーには、自由があります。

僕はどちらも好きですが、どちらが偉いわけでも、どちらがすごいわけでもないと思う。
みんな、それぞれが、思いっきり楽しんでいればいい。
人の数だけ楽しみ方があります。自分の楽しみ方(考えや生き方、こだわり)を押し付けていいのは自分自身にだけ、ですよね。



いい遊び場、発見。


体感最高気温18℃。
暑さに耐えかねて現れたカッパの抜け殻。初泳ぎで濡れたライフジャケットも、あっという間に乾きます。


昼飯休憩。

色褪せても、君が好き。



うーむ、羊蹄にばかり、目を奪われてしまう。


五月は個人的にいろいろ、「厄月」と表現してもいいくらい、大きすぎはしないけれどそれなりの石ころに沢山つまずいた。
大いなるチカラ的なヤツ(「神さま」みたいな)に、きっと妬まれているんだと本気で思う。あっちにこっちに好き放題やらせてもらっているのだから無理もないか、なんて。


まあ、でも、それでも、五月は今日で終わるし、僕は笑いながら生きてるぞ!生かされている。

目の前の景色は最強だし、他に何がいる?





集合写真で、ごっつあんです!

今日ほど尻別で好天に恵まれたのは初めてでした。


★SONY、サイバーショット復活記念day!

2013年5月30日木曜日

ウクレレの音色に誘われて


お断り。いつもより三割増し、ぐだぐだやday。休日ですからね。ゆるみますし、たるみます。
‥え?いつも?



あれから、ひとりぼっちで雨音を聞く度、僕の意識は四万十へかえっていく。


雨の四万十で書いた唄。前も上げたけれど、お気に入りなんだ。

夢雨(ゆめさめ)
ウグイスではなく、雨音から始まった朝

雨だから今日は出歩けない

雨だから今日はしかたない

雨よ降れもっと降れ

なんにもできないくらい

思いっきり降り続いてくれたら嬉しい

きみのつくる水たまりに春を隠してしまうから



雨の四万十で引きこもった。誰とも会話をしないでいいことにホッとしている自分に驚いて、四万十の懐の深さに泣いて、誰とも話さないで良かったのに、久しぶりに君の声は聞いてしまったあの日。
満たされたわけではないけれど、「そろそろ帰ろう」と素直に思えたあの日。

思えば、あれは、「ハウルの動く城」みたいな家だったなあ。僕も、IHなんてくだらない原子力マッチングシステムなんての脱して、いつか、生きた家に住みたいなあ。

コールマンのツーバーナーを買って、気に食わないIHの上に置いてやろうかと目論んでいるのです。火が見たい。人間だもの。


雨が上がると今度は強烈な日差し。意識を千歳に戻して、
隙間を見つけてはちょこちょこと「まちゅ★ぴちゅ」送付作業。長ったらしくならないように言葉も添えたり。

「お元気ですか?‥」

誰かのことを思う時間。僕の狭い部屋に、小さな「へいわ」が訪れます。


★5/19、捻った右足首が腫れたまま。

日常生活は問題なく過ごせるのだが、
道なき道をかき分けたり、カヌーを担いで斜面をわしゃわしゃ行くには心もとない。

リハビリを兼ねて、雨あがりの千歳を歩くことにした。

暑いなあ。アイス食べたいなあ。うん、道の駅「サーモンパーク千歳」のチーズソフト食べに行こう。

ソフトクリームを片手に持って、どこに座るかと場所を選んでいたら、遠くからトトロの音楽が。

‥ウクレレおじさん発見。

すかさず、何でもない顔をして隣のベンチを陣取り、ザックを枕にしたならば、目を閉じた。

BGM、最強。

夏の日差し。公園。子どもたちの笑い声。草っぱら。カフェラテ。とろけるソフトクリーム。そばを流れる千歳川。ウクレレの音色。おじさん。シャボン玉。‥

僕の「最高の休日」は、こんなもんです。

夢から覚めると、デジカメ修理完了の報告が入っていて、15時半、急きょ札幌へ。
バイクで走ったら気持ち良いだろうなあと、汗をかきかき歩きつつ思っていたので、ナイスタイミング。
日が長いと行動時間も伸びます。


★テーピングの術を施してもらった右足首。
一週間はこのままで、二―ポジションはオッケーということで。



骨盤がゆがんでいたらしく、身体のバランスも整えてもらいました。
初めて聞いた体内の音。人体の不思議展もおっかなびっくりです。

あとーんす!



2013年5月29日水曜日

テレビ撮影day

太陽より早く、3:30千歳0円ハウス発。


支笏には珍しく、すんごい霧。一寸先は真っ白。メガネが曇る曇る。


 いろんな仕事がありますね~。



2013年5月28日火曜日

『イリュージョン』~水の上にも立てるんやday

思いこみ、既成概念、固定観念、常識、くだらない線‥、全部、全部、さいなら。



陸を歩くように、水を歩こう。


僕は分厚い壁を通り抜けたし、こうして水の上にも立てた。次の夢?そうだなあ。‥コンクリで溺れてみたい、かな。


ぶっ飛びたい方には、この一冊。リチャード・バックの『イリュージョン 悩める救世主の不思議な体験』。
集英社文庫。訳・佐宗 鈴夫。




リチャードsays‥
あれが完全なイリュージョンであれば、ミスター・シモダ、なにがリアルなものだろうか?この人生がイリュージョンなら、なぜぼくたちは生きているのか?

川ハシゴ 美々川&千歳川

昨日は休日。
近所の川・苫小牧市の美々川(びびがわ)へ遊びに行きました。

うーん、浅い。通常時に比べると、かなり浅いということで。
ところどころ川底をパドルで押しながら、向かい風に逆らいながら漕ぎ進む。流れている感、無し。むしろ、逆らっている感、満載!流行に逆行。

バウ(前方)が風で振り回されないように、ちょこちょことパドルをいじくり回す。
振り回され疲れたら、カヌーの前方へ重心移動。



新設されたカヌーポートを下見がてら、コーヒータイム。


美々川タップコップ親水公園。


ここから下流は、車ずっと並走していた道路から離れ、一気に鳥の楽園地帯。お邪魔しまーす。


茶色一色の世界は、黄緑色へ。真緑になる頃には、一瞬の夏です。



座高が妙に低いのを気にしなければ、最高の笑顔です。



癒されはしたものの下った感が得られず、その後ホームリバー・千歳川へいそいそと向かいましたとさ。



通称「カツラフレーム」

naokiさんの十八番、通称桜フレームをモチーフに。

こちらは、春の「カツラフレーム」。



僕の専売特許、‥ツメの甘さ。

もうちょいカヌーは上がいいよね。残念!
でも、生まれたてのカツラの葉は輝いていたから、‥おっけ!

2013年5月26日日曜日

秀岳荘試乗会&札幌山歩き×かのあ

曇り予報も何のその。夏を感じる陽気です。

今日は秀岳荘の試乗会。
悩める購入検討者たちと盛り上がり、午後からはその横で【札幌山歩き】さんがやって来た。

同世代の仲間たちで山に登ってBBQしてカヌー漕いで‥、何だか何とも楽しげな集まりでした。


支笏湖の夏の風物詩にもなってきているのでは?
湖に浮かびまくるカヌー。


はじめのあいさつをすると、「あ、あべちゃんだ」と気さくに声をかけられた。

どこかで見たことがあるなあと思ったら、去年かのあツアーに何度か参加してくれたお客さまがちらほらと。
予期せぬ嬉しい再会となりました。



Soto Cafeカヌーツアー後、カヌー購入を真面目に検討している、得意技はバウラダーな山ガールもいました。
カヌー漕ぐ女子。いいっすね。漕がなくてもいいっすね。‥あ、男子もいいっすよ、うん。


ほのかなサングラス焼けが、今日一日でハッキリしてきました。


あと数日で新緑のピークが訪れるはず。


つながリンク・山本太郎氏


山本 太郎の小中高生に読んでもらいたいコト

2013年5月25日土曜日

新しい風


来ました。本日かのあブログ通称【桜フレーム】より。



いつものようにツアー集合場所である「国民休暇村支笏湖」駐車場へ。

お客さまと思しき方、発見。

‥やばいなあ。僕の「ヘンなヒト用アンテナ」が騒がしいぞ。
この前アラスカの生風を吹かせ(やがっ)たおさむちゃんからそう時間が経っていないというのに。参った。

いろんな世界をほっつき歩いている人特有のにおいというか雰囲気というか。鼻は疎いけれど、そういうニオイには敏感でして。

皆共通して飄々としています。
この世の中には風のように生きる人が実在します。幸か不幸か、僕はそういった風に当たられてばかりです。

まだ見ぬ世界の話を聞く度、この胸は勝手にどんど高鳴ってしまうから困ったものです。

見ている世界の狭い僕のことを褒めちぎる人もいます。僕の地図より狭い地図を持つ人も、確かに少なくないです。広ければいいわけでもありませんが、上には上がいます。
同じ見るなら、僕は首が痛くなってでも上を見て、自分のちっぽけさに打ちのめされていたい。
「上」は誰かにとっては「下」でもあります。


すごいと誰かに思われるより、すごいと思える誰かといたい。


誰にどーの言われても、社会的に責任どーのこーの言われても、そういうことが分からないでもないし地に足をつけたいと思わないわけでもない。そういった世界への憧れも年を重ねるごとに強くなっている。
でも、僕は我儘だから、どちらも欲しくって、あっちにこっちに憧れ続けていて、どこにも行き着かずにいる馬鹿者です。

心は本当に、馬鹿みたいに正直です。


理由とか、世間体とか、そんなことより、この胸の高鳴りにしか、僕のアイデンティティは存在しない気がします。

‥酔っ払いの戯言かもしれません。



2013年5月24日金曜日

咲き誇る花々と、「やさしい」時間

今年も会えた。君に会えた。


 日本固有種「シラネアオイ」ちゃん。


本日、好天。15℃も近い。この前の雨が、何かを洗い流してくれたらしく、引き続き清涼な空気感。

‥かのあサクラもいい頃合いかな?


今が旬な子もいますね~。



こちらは、カヌー講習中。

飛んでるよ、おい。

星野道夫さんはハント・リバーという川で「クリスタルウォーターとはこんな水のことを呼ぶのだろう。」なんてことを言っている。
支笏の水色は、星野さんの表現した「クリスタル・ウォーター」に近いのではないかと漕ぐ度、思う。


僕はSoto Cafe。


今日のお客さまは、冬のお祭り「氷濤まつり」で、支笏に魅せられたという支笏湖lovers。


「水は苦手なんだけれど、この景色を見たくって」


快晴あたたか。微風。コンディションは最高。今日も湖を一人占め。

ひとつひとつの景色を、丁寧に味わい尽くしながらゆっくりと漕いでいる様子から、本当に支笏湖が好きなんであることが窺えて、嬉しくなってしまいます。


上陸後、「いやあ。‥何もしたくないですね~。こんなにあったかいと、漕ぐのも帰るのも嫌になるなあ。」なんて、ぐうたら発言をしながら、日を浴びてあたたまった石の上に、誰が言うでもなく、座りだしたと思ったら、ごろん。
数分間、ゆるすぎる川の字が完成しました。

漕いだ時間と漕がない時間は、同じくらいだったかもしれません。


道路からでは分からない、どうしようもないくらいに澄んだ水色。
漕ぐ前より支笏のことを好きになってもらえたなら、一支笏湖loverとして、とっても嬉しいです。



“目の前の世界を丁寧にやさしく愛する”お客さまが現れました。
「三」時間が、「やさしい」時間になりました。

目の前の世界がやさしくなかったら、世界全体がやさしくなるはずはないから、僕は目の前に現れる見えないけれど確かな時間の可能性を信じます。


補足→かのあ宴からの千歳0円ハウス2.3】(2013.514の『てやんday』)
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今夜は満月ですか。



2013年5月23日木曜日

白い息ツアーと千歳川2

お客様のカメラで写真を撮りまくっていたら、myカメラでのツアー写真を取り損ねてしまいました。

今日は薄曇り。
一夜明けてなお、湖上には昨日の雨上がりの静謐な空気が残っていました。

今日という一日が、点ではなく、昨日の延長にあること。目の前の景色が言葉も持たずに僕に語りかけてくれます。
当たり前のことすぎて誰もが通り過ぎるであろう何でもないワンシーンに、僕は何度でも感動し続けていたい。

ツアー中、いつものように支笏の魅力について熱弁をふるっていると、自分の吐く息が白いことに驚いた。
「そんなあほな」と苦笑しつつ、お客様の様子を窺う。間違いなく、お客様の口元からも白い息が出ていました。

Tシャツの大地から、白い息の五月末へ、ようこそ。


その後は、工藤氏と千歳川へ。


カヌー乗りの練習スポット、通称「マナブ」にて。
先日の課題をこなすことみっちり一時間。

いちいちの動作に意味を持たせていく。なるだけ、シンプルに漕ぎたい。
なるだけ、シンプルに生きたい。

思考と身体がリンクする瞬間の小気味よい快感を味わいたくて、飽きずに何度でも漕ぎ上がる。




四万十塾にいるはずの兄貴を思いながら、ちびシャボ次郎も無事に千歳川デビューを果しました。
後ろには満開のキタコブシ。

千歳市内と支笏の季節感のズレったら。これは三日後くらいの支笏かな?

2013年5月22日水曜日

起承転結・芸域の広すぎる支笏湖&かのあサクラ前線

ツアースタート時、曇り。穏やか。

対岸は雨のカーテン。
こっちには来ないでくれよと願いながら、動きの速い黒い雲に怯えていると、ポツリポツリ。

まあ、これくらいなら大丈夫でしょうとSoto Cafe準備をしていると、いよいよ本降り。

威勢のいい雨音を聞きながら飲み物であたたまっていると、あっという間に雨は支笏を抜けていき、空がみるみる明るくなっていく。

‥来るぞ、年に数回、忘れられない雨上がりの巨大スペクタクルショー。


風向きも変わり、弱い波が立った。

雨で冷えきった身体。飲み物の代わりに今度は太陽が僕らをあたためてくれた。


南西方面には「天使のはしご」。頭上には青空。

湖畔沿いの産毛のような草木たちがきらきらと輝き、微かに湖面に反射している。
湖全体が黄緑色になるまで、あとわずか。
新緑のピークは一瞬。あくびをしているうちに通り過ぎてしまう。小さな変化を見逃さないように、春は五感が鋭くなる
紅葉もいいが、北国の淡い新緑が楽しみで仕方がない。


鼻のきかない僕でも、雨上がりの新鮮な空気は嗅ぎ取ることができる。色にしたら、無色。生まれたての擦れていない空気を堪能する。
純度ゼロではこの世界を生きてはいけないことが分かってきた人間には実に染みる。


最後は、かのあサクラの発育チェック。




たった三時間で、いくつもの顔を見せてくれた支笏湖。
僕らに心を許してくれたということでしょうか。はたまた、どんな状況も楽しみ尽くせるかどうかを試していたのかもしれません。
本当のところ、星野道夫さんも言うように、確かに自然は僕らのことなんて気にもとめていないのでしょうが、こんな風に都合の良い解釈を繰り広げては、むふむふと悦に浸る楽しみ方もありですよね。



「前半の雨が嘘みたい」

あの雨が現実だったのか僕にも判別しかねますが、僕らの濡れたお尻は、あの雨が夢ではないことを如実に物語っていましたとさ。




余談ですが、
雨上がりの支笏を漕いだ方は、また支笏湖に戻って来るそうな。
ジンクスというか、方程式というか。不思議な「かのあるある」というやつです。

人も湖も、さまざまな顔を持っています。
それらを知れば知るほど、どの顔が本当か分からなくなり(どの顔もそのときの真実なのですが)、好奇心がうずき、真実を確かめたくなり、気付いた頃には、時すでに遅し。その人なり、湖なりの虜になっているんでしょうね。


好きな人は選べません。人間だもの。好きな湖も川も選べません。だって心に、だって手元に、あるんだもの。探さなくても、あるんだもの。

‥「みつを」ごっこは、「人間だもの」をつけるだけで成り立つらしい。


以下、雨上がりの支笏湖loversとのやさしいじかん。

・【エ・エン・イワの魔法(2011年8月25日、てやんday)
・【三度目のハイテンションズ(2012年8月6日、てやんday)
四度目のハイテンションズと360度七色スペクタクル(2012年10月20日)


2013年5月21日火曜日

おひねり制アナログ月刊紙『まちゅ★ぴちゅ』第5号発行@千歳


整いまして!

第5号は、三本立て。
・カヌーガイドという素晴らしき生業
・夏の日常~かのあ’s daily life~
・旅をする本




先日、夏の仕事について「羨ましい」と、ある方に言われました。
その方によると、カヌーガイドというのは「自然と人をつなげる仕事」らしい。


やっている当人には、あまりそういった意識がなかったもので、妙にその言葉が頭に残った。
得意の公開型思考整理術を兼ねて、誰でもできるけれど誰でもがやろうとはしない、やりがいだらけの素晴らしい仕事を、僕の目線でしか書けませんが、少しでも知ってもらえれば幸いです。

‥しっかし、ワンパターン。しっかし、ぶれない。

ま、謙虚になっても一部最低でも100円の値打ちはあります。

気になる方、読みたい方、‥お問い合わせはこちらまで。
lake.abelake@gmail.com

2013年5月20日月曜日

さみだれカヌー

一日、雨。五月も二十日。


嬉しいことに、「かのあ」を利用してくれるお客様は、アメニモマケナイ。
本当、ありがたいことです。


さ、湖を一人占めしに行きますか。


桃源郷はここにあったのね。






捻挫

珍しくケガをしました。
珍しついでの記録写真を残しておこう企画勃発。


何もない平らなコンクリ。華麗なステップを踏んでいたら右足首をグキっと一発。
昔からどうやら調子に乗ると痛い目に遭う宿命らしい。「かみさま」みたいなのに厳重監視されているんだろうな。こんちくしょ。
‥あ、冗談です。すいまへん。

登ったり漕いだりする前には準備体操をしよう。


 右。
左。

皆さまも、お体は大切に。

2013年5月19日日曜日

かのあサクラ前線~五分咲き?

去年見つけた、とっておきのサクラ。



今日はこんな感じ。
「五分咲き」くらいでしょうか?今週中に「満開」の予感。


ちなみに去年は今日が「満開」日。




支笏湖・サクラ・満開(2012年5月19日)より写真転載。

カヌーでお花見まで、あと何日か?


2013年5月18日土曜日

おかえりなさい



本日かのあブログリピーターDAYより転載。



ツアー集合場所の国民休暇村支笏湖・駐車場へ。

三度目ましてのお客さまに「お久しぶりです!」と声を掛けた。
返ってきた言葉は、「お久しぶりです」でも「元気でしたか?」でもなく、「おかえりなさい」でした。


‥いやはや、参った。
滅法弱い、この言葉。


浮気性であっちにこっちにわき見運転ばかりの僕が「おかえり」なんて極上の言葉をもらっていいのだろうか。

浮気してばかりのあほ彼氏。そいつをいつでも受け入れて、帰る場所を確保して待ってくれている心中穏やかではないはずの彼女。
その懐の深さに、反省することしきりのあほ彼氏。申し訳ないと思いながら、それでもまた忘れて繰り返してしまうのはあほだから。


「おかえり」。
嬉しくて、恥ずかしくて、うろたえてしまう、魔法の言葉。

ただただ、にたにたと「どもども」を繰り返す馬鹿り。

「ただいま」と言わ(え)ないのは、他のところで素晴らしい世界をひとりで見ていたという後ろめたさもあるんだろうなあ。
罪ほろぼしとして毎日のてやんday更新があるのかもしれません。誰でもが今の僕のように身軽ではいられないことは分かっていますし。一人で持ちきれるはずのない荷物をここで分け合うことで、罪を軽くしているのかもしれません。

「ただいま」。つまずくことなくまっすぐに言える日が来ればいいなあ。
なんだか僕って年中homesick、homelessみたいだ。

たった一言でも、嘘にしたくはないから、僕は生産性のないことばかり、無駄なことばかり、馬鹿は馬鹿らしく考え、こだわり続けようと思います。


去年のツアーはこちら→一組限定private tour】(2012年10月)、かきくけ九月】(2012年9月)



秋のカワセミを一緒に探したお客様とも、お久しぶりのご挨拶。

この日かな。→幸せのパンと青い鳥】(2012年9月)


もしかして、まさか、この二組様って。
去年の九月に一日違いで支笏に遊びに来てくれていたのかな。だったら、すごい偶然です。どうりで会話が弾んでいたはずだ。なんて。







おかえり、ただいま。いってらっしゃい。いってきます。ありがとう。またね。

日本語って、挨拶って深いいなあ。