2013年4月24日水曜日

春から逃げた僕が届けるのも春


千歳から支笏に向かう「道道16号」沿いは、緑のトンネル‥にはまだまだ遠かった。葉っぱがない。
長い冬に耐えてもいない僕だけれど、それでも既に新緑のこの道を味わえることを思うと、楽しみで仕方がない。

バイクは寒かったりこわかったりするけれど、肌感覚で季節をまるごと味わえるのがいい。


支笏に着いたら、どこからか「べんべ~」と、かわいい声がした。
そんなかわいい知り合いいたかなあ、なんて首をひねっていたら、天使の声の主は、たいちゃんではありませんか。
去年の11月に別れるときはまだ話せなかったのに、僕のことを覚えていてくれた。なんてこった!


naokiさん、naoさんにご挨拶。マメに連絡なんてのしないのに、やっぱり久しぶりな気がしない。多分、お互いに。
いつも、感動の再会なんてのには程遠い。至って普通。日常、続きだ。
僕はずっとここにいたんじゃないか?

でも、確実に五ヶ月が経過していて、その証拠にたいちゃんが進化しているではないか。僕はその間、各地で人様に散々迷惑をかけたではないか。旅先でなくしたオレンジのダウンは手元にないし、メモリーカードにはあの笑顔たちもちゃーんと残っている。

浦島太郎の逆バージョン的感覚といったら分かりやすいだろうか。
損か得かといったら、得をしているわけで。

アウトロー大先輩曰く、「充実してたってことじゃない。」
そうか、そういうことか。ラッキー。


午後の支笏湖。雪かぶる恵庭岳。



 ‥お?なんだなんだ?

詳しくは、かのあブログ→支笏湖清掃活動記にて。

去年、僕も素潜りで川底清掃を頑張っていたのだけれど、酸素を背負ったダイバーの力は凄まじいです。当たり前ですが効率が良い。
去年の素潜りの徒労は何だったのだろう。少し悲しくなりそうだったので、真面目に「カヌーde陸までゴミ運搬隊」(勝手に命名)を務めました。
カナディアンカヌーの積載能力の凄まじさに改めて感動。

2013年3月から拠点を札幌→支笏湖に移したダイビングショップ、オーシャンデイズさん。
美しすぎる支笏湖との一体感を味わいたい方は是非。





naoさんが言った。「始まるね」。


2013年、今シーズンもよろしくお願いします。



「偏愛道具学8」が妙に絡まれているせいか、アクセス数が凄まじい。おお、こわ。



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