2013年4月28日日曜日

ひとつ ひとつずつ 丁寧に。

昨日より寒い、支笏湖。予想最高気温6℃。
バイクも久々に気合が必要だ。
風も強い。


それでも、漕ぎたい!漕ぎましょう!



五年ぶりの再会に選んでくれたのは、支笏湖でのカヌーでした。嬉しいなあ。



シートが壊れたり、枝を本気でよけたり、風に乗った枯葉が顔面に思いっきりぶつかったり、登ったり、滑ったり、波に乗ったり、石切り大会をしたり。

どんな状況も仲間がいれば楽しめてしまう。

カヌーには漕がない楽しみ方も沢山あるのです。




★昨日は「つくりたい」なんてことを書いたし思っていたけれど、今日は真逆のことを思っている。
僕がつくる必要なんてない。
僕は、場を整えるために尽くすだけだ。「だけ」がなかなか難しいのだけれど。

やりすぎず、やらなすぎず。主張せず、主張しなさすぎず。いないようで、いないわけでは決してなく。さりげなく景色にも溶け込んで、お客さんたちの空気感も壊さないところ。
あとは、天候等‥変化する様々な事象・人に応じて、僕自身も、目まぐるしく変わる支笏湖に合わせて変化すればいい。
自分に合わせるのでなく、自分が合わせればいい。「鳴かぬなら代わりに鳴かせて、ホトトギス」ってか。
僕には「積極的受動」(勝手な造語)スタイルが、生きる上でも旅するときにもピタッとハマっているように思う。
乙武さんが本かな?何かで言っていた。「障害は不便ではあるが、不幸せではない」

僕は五体満足ではあるけれど、欠陥だらけの人間だから、なんだかとってもよく分かる。
不便と言う特別なフィルターは、本当に大切なものを選り分けてくれる。
そうして分かることは、僕にとって本当に大切なものは本当に少なくて、でも、それさえあれば生きていけるものなんだ、そのためになら生きたいと思わせてくれるだけのものなんだって。


話が右往左往しているけれど、
風は川ではないように、風はいつかやむように(アリュートの言葉。「風は川ではないのだ。いつか、やむ。」)、僕らも日々、多かれ少なかれ変わる。‥と言ってもさすがに昨日(つくりたい)の今日(つくる必要なんてない)で極端すぎかしら。


書いた瞬間に言葉なんて嘘になるわけで。形になった途端、人目に触れた途端、僕のものではなくなるわけで。でも、そのときに嘘は一切ないわけで。誤魔化しはあってもね。笑
排泄物でしかないけれど、あながち嘘でもない。ノンフィクションだけれど、どこまでかは分からない。深い意味があるようで、ただの言葉遊びでもあるわけだ。



何はともあれ、呪文のように繰り返す。

ひとつ ひとつずつ 丁寧に。

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