2013年2月7日木曜日

香川農9〜「青空」を口ずさむ

【やったこと】
サニーレタス出荷作業。
サニーレタス苗植え。
寒さ対策でブロッコリーにシートかぶせ。
リーフレタス収穫。
リーフレタス出荷。


小説家(僕の感覚的ニュアンス日本語を的確に解す強者)との半共同生活はうまいこと回っているのだが、炊飯器の調子は上がらない。
水加減の微調整が難しい。今回は芯が残りまくった。
水を多めに入れたにも関わらず。

朝は、納豆ごはん。
昼はきざみチャーシューねこまんま。
夜は米を断念してラーメン。


少しずつ、なんとなく会話を重ねていくことでわかってきたこともある。

インドネシア組は、普通に出稼ぎにきているようで、「なんで農業?」と問われても、そりゃ困るわけだ。
彼らはよく働く。手先が器用で明るい。
ふと、アジアのどこぞやの工場とかに来ている気になる。

家族と離れ、異国で働く若者たちと僕らとは、何がどう違うんだろう。
同じ人間だ。
違うのはただ、生まれたところ、か。

まあ本当のところは分からない。出稼ぎは当たり前なのかもしれないし、異国で生活ができるのは楽しいかもしれない。


‥生まれたところや皮膚や目の色で
一体この僕の何がわかるというのだろう〜


本当だよ、こんちくしょ。

大好きなブルーハーツの「青空」が今日の鼻歌になった。


長いことずっと、ここにいる気がしている。ここに来る前の僕は、どこで何をしていたんだっけか。



いろんな農家さんを知りたい。それぞれの農業を知りたい。
具体的技術云々というより、姿勢や思考、価値観や生き様をどかんと見せつけられたい。
魅了されたい。思いっきり敗北感を味わいたい。

農業という表現方法を、その人のアトリエで、その人の言葉で、聞いてみたい。

何か情報等あれば場所は問わないので、ご一報くだされば有り難いです。人手が足りないとかでも勿論。


そうか、僕は「農業」ではなく、「農業をやっている人」にフォーカスを絞っている(いた)のだなあ。

0 件のコメント:

コメントを投稿