洞爺の福島さんに教わったウイスキーのお湯割りが僕にはちょうど良い。安かったのでブラックニッカ。
明日から雨か?雪か?
なので、終日外作業。
10℃(体感)を切る時間がいつもより長く、風が冷たかった。
長靴が地味に染みてきているのは気のせいではないようだ。おいおい「プロノ」(北海道の洒落オツ作業着屋さん)やい。
【やったこと】
リーフレタス収穫二時間弱。
タマネギ苗植え。10時半〜18時(昼休憩1h内で郵便局へ)
同じ作業をひたすらこなす。ひたすらキツい。身体もだが、それより精神的に応える。農作業は心身共にタフでないといけないようだ。
お百姓さんは、ひとつひとつに祈りながらつくってはいない。少なくとも僕は祈っていないし、誰がこれを食べるのかとかいったことにもサッパリ関心がなくなった。
香川2で悶えたのと同じ作業だが、たった五日後、sensitiveな僕はもう消えた。移り気な自分を責めるより、備わっている適応能力を誉めることとする。
目の前の仕事を淡々とこなす。
それは、良いことでも悪いことでも何でもない。
どんな業種だろうと、
仕事、生業というのは、日常だ。
いちいち感じていたら持たない。
‥人間って、不完全ながら、うまいことできているんだなあ。
昨日のタイトルに書いた新人さんは三日間滞在。
どんな人にも優しく教える現場リーダー(インドネシアの陽気な22歳)。
教えるのは大変だ。根気がいる。
教えてもらったことを無駄にしてはいけないと、改めて思った。感謝の念とともに。
小説家と今宵はジブリやら宗教話。
心身ともにタフでなければいけない仕事は、お百姓さんを始めとしてたくさんあると思うよ。
返信削除そして、ひとつひとつに祈りながらつくってはいないお百姓さんもいるかもしれないけど、すべてがそうとは限らない。
ほんの一面を見てすべてと思わないように。
何の仕事でも祈りを込めて誰のためかを考えてやっている人もいるし、そうでない人もいる。
まず、1ヶ月頑張るように!仕事は食べて行くためにやるのです。食べていくという事は生きて行くという事です。甘えてはいられない。つらい仕事を何年もやってる人もいるよ。
どんな作業にも意味があるはずだと思う。意味を感じるか、感じないかはその人次第。
>姫さん
返信削除コメントありがとうございます。
僕の言葉が足りなかったかもしれませんが、大丈夫ですよ、これが農業のすべてだとは思っていないし、何事も捉え方次第であることも、たった数日で分かることなんてないということも認識しています。たまたま、僕は今農業に関わっていて、今日はこのようなことを僕は実際に現場で感じていたというだけです。
考え方、捉え方、感じ方、選択、生き方…これを言ったらおしまいですが、すべては人それぞれですね。投げやりになっているわけでは決してないので★
昔、知り合いの農家の方から、「水菜は一束ずつ、家族みんなの手作業で分けて袋詰めして出荷するけど、売値は一束100円ぐらい。それでも『高い』という声が聞こえてくると、割に合わないなぁと思う」という話を聞きました。
返信削除なんでも「安いのが一番」という風潮は、買う側の想像力を奪い、作る側の意欲をそいできました。
「祈り」があるかどうかは別として、少なくとも私の周りの農家の方(そうそう、「百姓」という言葉は自称はともかく第三者が使うのはどうかと思うよ)は「誇り」を持って作物を育てていました。
だからこそ、先のような思いにとらわれるのでしょうね。
1ヵ月後にどんな事を感じるのか楽しみに待ってますね。
返信削除長沼には自分の作る作物に誇りと愛情を持っている人が大勢いるのを見ているので、日本の未来はそんなに悪くないと思っています。