2013年1月21日月曜日

『深夜特急6』~『旅する力』


ついに悪戦苦闘していた新旧パソコンデータバックアップ作戦終了。よっし。



沢木耕太郎『深夜特急6 南ヨーロッパ・ロンドン』編より、ひとつ、ずきゅんわーどをご紹介。

わかっていることは、わからないということだけ。それは一国の状況や国民性ばかりでなく、ひとりの少女、ひとりの女性にも言えるものだったのだ。
私も二人に手を振りながら、わかっていることは、わからないということだけ、と小さく口に出して呟いていた。


謙虚であろう。

本を読むのは、書いている人を知りたいがため。「これは」と僕が感じる本は、書き手が魅力的だからだ。

今の僕に、書けるものはなんて狭いんだろう。もっともっと読まないと。読みたい。

香港から始まったユーラシア大陸、絹の道。沢木耕太郎は約一年、僕は十日間で横断したということになる。

まずいことに、僕は25歳だ。沢木耕太郎は26歳にこだわり、外へ出た。僕も、死に縁遠ければ、今年の秋には26歳だ。


読みたい方いれば声かけてね。付箋と折り目だらけですが。

その後の『深夜特急』ネタ満載『旅する力』も間髪入れずに読んだ。少し間を空けた方が楽しめたかな。

4 件のコメント:

  1. 全巻読破お疲れ様でした。
    25歳かあ~ いいなあ
    私には、スゲー昔の話だね。
    結婚して、長女が産まれた頃ですね。
    25歳の冬、何が生まれるのかな?

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  2. >hippoさん
    ありがとうございます!

    うはー、もう結婚もして子供誕生ですかあ。すごいなあ。
    子ども以上のものを生み出せる気はしませんが、投げ出さずに頑張ります。

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  3. 茂木の鈴木です2013年1月23日 7:31

    深夜特急、後半がちょっとだれるのは、著者自身の気持ちの表れなのかもね。でもいい本です。
    流れはちょっと違うかもしれないけど、星野道夫さんの本もおすすめです。もちろん石川直樹もね。

    ちなみに私は25歳で所帯を持ちました。

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  4. >茂木の鈴木さん
    コメントありがとうございます!
    旅を終えてしばらく時間を置いているだけあって、程よく熱がぬけていますね。僕としてはきれいすぎて憎たらしいかなと。
    そのときにしか書けないもの、というのではやはり日記形式の石川直樹「この地球を受け継ぐ者へ」以上にはまだ出会っていない気がします。多分、今後もないです。
    旅行記というか、文学作品ですね、深夜特急。

    みんなして星野道夫を勧めるなあ。了解致しました。

    あら、鈴木さんも25で所帯持ちですか。皆さんお早いですね~。そのへんにとって代わるものを生み出さないとな~。

    hippoさんと鈴木さんは面識はない…のかな?一緒になったら話が止まらないですねきっと。笑

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