2012年10月14日日曜日

12年ぶりの再会

しつこいくらいに、続く秋晴lake。


午前のお客様は、何やら「久しぶりすぎる再会!」とのことでした。



仲良しの友達が、ある日突然いなくなる。

子供には残酷すぎる大人の事情。
12年の時を経て二人は、北の大地で再会。‥ということで、めでたい!




ほわわわわわん(回想音)

‥そういえば、僕にも覚えがあるぞ。

小学二年生になった初日。
幼稚園前からサッカーやら水泳やら、一緒に何でもやってきたあっくん。
僕はヤツのために隣の席を確保していた。遅いなあ、初っぱなからまた遅刻かな?

新担任、毛むくじゃらの先生がやってきて、さらりと言った。

「あっくんは引っ越しました。」

教室がざわついた。
みんなが僕を見た。(気がする。)

近くに座っていた友人数名が、ぽっかり空いたままの隣の席を見遣り、「席、代わろうか?」と、優しいコトバをかけてくれた。

僕は床を見つめたまま、唇を噛み締め、首を横に振るだけで精一杯だった。


なんで、なんで、なんで、なんで。
バイバイもできないなんて、そんなんあり?
英語圏だったら、オーマイガ連発だね。


帰り道、ある友人が僕に言った。「あっくんと一番仲良かったのは俺だよな!」

放心状態の僕の腹がぐつぐつと煮えくり返った。
‥こいつ、何を見当違いなことをほざいてるんだ。馬鹿じゃねーのか。あっくんはお前のこと苦手だったよ。ちきしょーあほか。今そんなん競ってる場合じゃないわ。でも、お前には負けねーよ。お前、なんなんだよ。勝ったところで、‥あっくん‥もう、いないじゃん、か‥

当時の僕はどうやって、あっくんの抜けたどでかすぎる穴を埋めたのだろう。
慣れる生き物・ヒトって、すごい。

でも、穴が完全に埋まっていないから、今、こうして、オネーサンたちをキッカケに、あっくんのことをつらつらと書いているんだろう。

あっくん、元気?みんな元気だよ。会いたがってるよ。

再会は、現実問題として、無理なことではない。少し強引になれば、多分。でも、無理にほじくることを恐がっている節もある。思い出すら壊してしまう可能性を孕んでいるから。

ここ数年で、大人の事情の意味を知り、あれこれに合点がいった。
それにしても、もっと別のやり方があったんじゃないかなと、半人前のオトナとして異議を申し立てたい。
もし、オレが大人だったら、世間体やなんやじゃなくて、当人たち(子供ら)の気持ちを、まずは、汲んでやりたい。バイバイすら言えないって、ないよ。

大人の世界はどぎついけれど、子供の世界だって同じく、しんどいことを忘れていた。
子供は、「不条理」を受け入れる他ないんだもの。


ああ、ツアー報告が脇道にそれるそれる。


二人をつなげたのは、ソーシャルネットワーク。facebook。


‥深いいね!

これが言いたかった。



If you can dream it,you can do it.

コチラは、数ある「ずきゅんわーず」のうちの一つ。

ウォルト・ディズニーだと思っていたけれど、実際のところは曖昧らしい。


会いたいと思っていれば、必ず、会える。

原発はいらないと思っていれば、必ず、なくせる。

好きだと思っていれば、届く。

大切なのは、思い続けること、イメージし続けること。


体現して頂いたお二人に、special thanks.


午後からは雲が厚くなっていきました。


ツアー合間には、気にならない程度の雨。



ツアー終了の挨拶をし終わったら、ポツリポツリと雨足が激しくなっていきました。

ナイスタイミング。

そうそう、今日は札幌×東京コラボづいておりました。


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