2012年9月8日土曜日

その後の★軽いい男(2)


僕が、こうして、オトナの階段を登っていくうちに、
最北端に着いたらしい、軽いい男しばけん(満26歳)くんは、ただいま、紋別とのこと。

「今回の北海道のいちばんは、あべちゃんの職場“支笏湖でカヌー”の時間をゆっくりとりたいんだよね」
と、先日の宴前に言われた。
オレはトマムの雲海テラスに行ってみたかったのだが、そこまで言われて嬉しくないはずがない。


ホスピタリティ発動!
支笏湖だけでなく日本有数の清流千歳川も案内して、ドイツ留学への餞別にしよう。
どちらも、誰にでも案内できる場所ではない。

電話越し、申し訳なさそうに、
「この前と言ってることちがくて本当悪いんだけど、北海道超楽しすぎて‥、カヌーも乗りたいんだけど、まだ動きたくて‥」

予定は未定。人間だもの。心変わりは当たり前。
‥というか、言霊リスペクターとしては、オレではなくコトバに謝ってくれい。

オレはオトナだし、好きな女の子でもない、ただの(失礼!)しばけんだし、一向に構わないけれど、
情熱家の支笏は、道中声を掛け酒を呑んだ京都の女の子たちに嫉妬するだろうね。

「あたしよりそっちかい!んな馬鹿な。あほか。どこ見てんじゃい。この美しさが目に入らぬか」と機嫌を損ねるだろうな。

支笏は、浅香光代みたいなちゃきちゃきの喋り口ではないだろうけど。

しばけん。今後も、モテたいのなら湖に嫌われると大変だ。
あまり知られていないけれど、湖は女の子と同じように美しく、それ以上に面倒臭い。


軽いい男は、この一件により軽い男になったとさ。
(これで締めたかっただけの小ネタ)
これにて一件落着。


北海道、自由に走りまわってくれい★


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