2024年4月22日月曜日

鳥のさえずる春の千歳川DR(Down River)

 市内の千歳川下見day。

日が出るとあたたかいけれど、曇ると肌寒い、難しい季節です。

葉が茂る前は、少し色味としては物足りないけれど、写真には映らない鳥たちの姿やさえずりがとても賑やかで気分上がります。

ヤマセミ・カワセミはもちろん、今年初「ほーほけきょ」も確認。





「バイケイソウ」の存在感も一気に増してきました。(日本三大毒草のひとつ)



この透明度なので、魚の姿も簡単に発見できます。


本日のお供は「焼菓子希世」の「三種の木の実とチョコレートパウンド」で。


北国に春を告げる「キタコブシ」も清楚に咲き始めておりまっす。

2024.4.21パンとお菓子とお花と珈琲at手しごとイロリ ペンネンノルデ出店を終えて


いつもの安定メンバーでの千歳市向陽台【手しごとイロリ】さんにて。 


12時から販売開始の【森のパン工房ウタリ】(北広島市)さん。今回初めてありつけました。


いろんなつながりが判明したある方からいただいた差し入れも桜色でした。


主催のイロリさんは草木染作家さんでもあり。こちらはソメイヨシノの染色液。ワークショップも各地で開催予定ですよ!



みんなちゃんと看板持ってきてるけどペンネンノルデさんは‥
お花は【フラワーデコレーションコモコ】(江別)さん。


ツツジと【うずまき珈琲】(苫小牧・沼ノ端)さん。


最後はシャボン玉に夢中でした。

お越しいただいた皆さま、関係者各位、主催者さま、ありがとうございます!!

2024.4.20「サタデーブックフェア@CUBERU」(登別)ペンネンノルデ出店を終えて

はてさて、行ってきました登別。クマ牧場だけじゃないんやで。


「ヒシガタ文庫(札幌)」(LOPPISでもお馴染み)
「マタタビ文庫(白老)」(5月実店舗オープン)
「キツネブックス(室蘭)」(週末限定本屋さん)

など個人書店さんに混じって参戦です。
お隣は「ヨツカド商店」(壮瞥)さんで、地域おこし協力隊だそうです。道の駅前にあるのは見かけたけど入ったことがないので今度潜入してみます。

オシャレ味ある外観。
店内に入ると‥

なんじゃこりゃー!な天井をぶち抜く観葉植物。別室にはグリーンな観葉植物部屋があります。緑があるっていいですね。死角なしのオープンキッチンなので、お尻の穴まで気が抜けない。働くのはおっかないなとこっそり思いました。

今回我々がマフィンより熱弁したのは「紙の街の小さな新聞ひらく」
たった一人で取材・執筆・編集・発行を月一でこなす偉人が苫小牧にいるのです。
おかげさまで、いろんな方に知ってもらったり深めてもらえました。



ヨツカド商店さん、味の説明がめちゃくちゃ饒舌で見習いたいマフィン屋なのでした。

見たことのない本も各店にて数冊入手したので、読むのが楽しみです。本屋絶滅寸前の千歳にも個人書店できないかなー。

お客さま、関係者各位、主催者さま、皆さまありがとうございました!!



 

2024年4月16日火曜日

【2024.4.14カレーなるバザール】atフレスポ恵みの ペンネンノルデ出店を終えて

数年ぶりにイベント荒らしの焼菓子 希世が遠路はるばる出店した今回のイベント。

ペンネンノルデはというと、搬入中にカートの前輪が吹っ飛んだので、よいしょこらせと人力輸送。
‥やっぱ焼きすぎってことじゃない?とあやしい予感から幕開けです。


 チーム希世、イベント出店のブランクがありすぎて陳列に惑っていたので、ワタシが並べてあげました。
10時オープンとともに人だかりにのまれるご夫婦の安否を案じましたよね。相変わらずすんごいぜ。


私は《自家製酵母と道産小麦》勇払郡厚真町のパン工房 Chillin’さんのカレーパンで生命をつなぎました。LOPPIS仲間です。


気合い入りすぎて焼きすぎたマフィンです。オトクな通販是非→【ロスマフィン4個
梅チャツネマフィンは、前衛的すぎたのかかなり恐れられてしまったけど、めちゃくちゃ美味しいのです。




顔なじみの出店者さんだらけで楽しかったです。
主宰の【ミナミナ市】さん、ありがとうございます。

お越しいただいた皆様、いつもありがとうございます、感謝感謝!!


2024年4月11日木曜日

春は自転車

自転車の小学生軍団を見かけるようになったら、新年度。

春にわくのは虫ではなく自転車、バイク。

スパイクタイヤで走るきちがいライダーもいますが。

やっと乗れるぞー!と寒さに若干震えつつも、大人も子供も関係なく、等しく「待ってましたー!」と嬉しそうなのが良い。

何故ならここは、冬は二輪に乗れない国。しかし、例外も。郵便局の配達員さんたちは華麗な足さばきで通年バイクで仕事をしており、見かける度ワタシは歓声を上げるのです。


小学生だか中学生だかのしてぃー暮らしの頃。元旦の日の出を迎えに前夜からママチャリで海を目指してキョーダイと共に漕ぎ出しました。

しかし、予習が甘かったようでルートを間違えてたどり着けず、年明け少々ワタシは凍った水溜まりでコケて、新年早々ツイテるぅ!と泣き笑ったことがあります。

こちらの国では、元旦の二輪は普通は死を意味します。

そんなわけで、春。

メリハリの春。

静があるから動がある。季節のうつろいがダイナミックな北国の春。静かな冬が長いおかげで植物も生き物たちも、なんとなくみんな浮き足立って焦っているようで、可愛いよなあと思います。自分も含めて。

かつて夏だけ北国暮らし時に、いちばん理解不能で馴染めなかったのが春です。やけにみんな嬉しそうで、毎春南からやってくる僕からしたら春というかまだまだ冬やん!緑ないし、雪あるやん!だった。

長い冬を越えていない人間にはご褒美のような春に有り難みがないのも、当たり前のことなんですよね。

駆け足のサマーシーズンが始まります。

 

2024年4月6日土曜日

支笏湖【カヌーのうえでひとやすみ】カヌーツアー

 去年歌が生まれてしまった。ここで生まれた歌だから、ここ=支笏湖でのツアー名とする。

春。荒れる日も多いけど、風がやめば鏡面。気温も水温も上がる夏に凪いでもこうはならない。寒さが美しさと同じ意味を持つのは北国の特権。


いつだってよい日。しかし、どうみてもよい日を独り占めしてしまった。あの人もこの人も喜ぶだろうな、乗せてあげたいなと思い浮かぶ顔が少なくなくて、
それも一人で漕ぐよろこびのひとつ。

誰かと漕ぐと目の前で満たされるから、たまには満たされない、消化不良な時間も大事。
月の満ち欠けみたいだな。


いいよね、いいでしょ、最高。言葉にするとおつむが弱そうですが、一人ではこの風景、感情を受けとめきれず、勿体なさすぎて、
ガイドという仕事があって本当に良かったと思います。

振り返れば、水ノ上に初めて浮かんだのが二十年ほど前のことになりました。
‥月日は百代の過客にして~
まだまだ若い気でいますがおっさんです。

世の中にはこのようにぽつんとカヌーで浮かぶことなく一生を終える人が大半だと思います(信じがたいけれど)が、近くでカヌーがちらついたなら、えいやと乗りこんでみてほしい。

ワタシは多感な時期にえいやと乗りこんでしまったのが運のツキ。いつまでもあの日の衝撃的感動をなぞっているような、増幅させているような。年を重ねることで捉え方も変わるからやめられません。

カヌー沼へのご案内、おまかせください。





2024年4月3日水曜日

【湿原河川・美々川DR】常連さん・顔なじみ限定ツアー

 春先や晩秋にオススメの川、美々川。


道東気分を手軽に味わえる、すぐそこ勇払(ゆうふつ)原野。


カヌーポートも各所に有り。


季節のあわいなので、すいているのも良い。スーイスイ。
一見地味。ほど近い千歳川の華やかさ、支笏湖の分かりやすさとは一線を画す地味さである。しかし、これがリトル釧路湿原。THE道東。
何もないようで、しかし、目を閉じればすべてある。そんな面持ちで毎春、又は晩秋になると、足が向く川。


国道36号沿いの風景とは信じがたい空の広さ。
湿地といえば茶色ですが、この時期は雪解けの水が流れ込み、水も澄んでいます。すっきりクリアアサヒです。


下流域は川幅が広く、川下りデビューにも最適。


ゴールには美々川の主。

川の近くではニュースで話題らしいラピダスの工事がどかどん進む。重機がすんごい数。
川の雰囲気は十年前と変わらないけど、周囲はどんどん変わっていく。自然の速度と人間界の速度の乖離っぷりたるや。おおきなおおきなおおきなおおきすぎるおかねがうごめいている。
人間界が前に進んでいるのかはさておき、、
この先、美々川はどうなっていくのか僕にはわからないけれど、愛する川にはなるだけ浮かんでいたい。
額平川(ぬかびら、鵡川と沙流川の兄弟)の左カーブの渓谷美、紅葉のすさまじい美しさとか一緒に漕いだ仲間とか、ダムで漕げなくなっても美しい景観や流速も水の質感も、鮮明に記憶と身体に刻まれてます。
推しは推せるうちに推しとこ。
先日、顔を出す前に知り合いのパン屋さんが様々な事情ありお店を畳みました。またどこかであの伸び伸び膨らむ背高パンに出会いたいなって。
話がそれました。